浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

メールアドレス

2017-04-02 22:16:03 | その他
 最もよく使用するメールはHotmailである。そこには私とメールを交わしたたくさんの人のアドレスが保存されている。しかしそのなかに、メールを送っても返信が来ない人のアドレスもある。

 亡くなられた方のアドレス。

 消去できないままに、少しずつ増えていく。今日もまたひとつ増えた。

 この世に誕生して、いろいろな人と様々な関係をつくってきた。つぎつぎと新しい人と知り合いになり、インターネットが普及する中で、登録するアドレスが増加し、メールを送る際、できるだけはやくそのアドレスにたどりつくことができるように、ローマ字を使ったりいろいろ工夫した。

 だが年齢を重ねるにつれ、あたらしい出会いは少なくなった。それどころか、もう送ることのないアドレスが増えていく。

 
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傲慢と追従

2017-04-02 21:08:53 | その他
 自民党の政治家や官僚の傲慢にあきれる。

 今日の『中日新聞』の「ニュースを問う」、「針路なき武器輸出」の二回目だ。ここにも官僚の傲慢が記されている。防衛相の官僚に「日本が武器輸出する相手国へ資金援助を検討」というロイター通信の記事の真偽を確かめる質問をしたところ、「答えたくない」と言ったそうだ。しかしねえ、「資金援助」のその「資金」は税金であって、その官僚のカネではないのだ。「答えたくない」という回答はありえない。

 防衛官僚は、またこう言ったそうだ。

 「君は国を守るということ、国益とはなにか、を分かっていない。君のやっていることは、国益の邪魔をしている」

 彼らの「国益」とは、国家権力を掌握している集団の利益であって、国民の利益ではない。国民の税金を、自分たちの利権にまわしている官僚ばかりだ。

 さてその下には、上野征洋氏の「中日新聞を読んで」がある。もっと紙面を提供すべきだと思うが、短い文に鋭い指摘が書かれている。安倍内閣の面々による「憲法と国民を軽視する傲慢さ」を衝く。また「違法な天下りを繰り返す文科省が教科書検定で「規則の尊重」を徳目に掲げる不思議」など。

 だが、社会の中に虫の如く生きてきた私にとって、文科省の官僚のような、言うことと行うこととがまったく矛盾する人間はいっぱいいる。規則を守ることを他人に強いるような人間こそ,規則を守らないのだ。そういう輩が、地位の高い者に媚びへつらい、「出世」していく。

 傲慢と追従は、同じ人間の属性である。
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日本の現実

2017-04-02 08:06:23 | その他
 二つの「東洋経済」の記事。

http://toyokeizai.net/articles/-/156292


http://toyokeizai.net/articles/-/165349
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報知新聞社は、ヘイトを「報じる」新聞社か

2017-04-02 07:46:05 | その他
 これもひどい。日本人の奥底によどむ差別意識。

http://lite-ra.com/2017/04/post-3040.html
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これが日本だ

2017-04-02 07:24:51 | その他
 今日の『中日新聞』(東海本社)の第一面は、「福島危険手当 大幅中抜き」である。一人一万円のはずの「危険手当」が、末端の労働者には300円しか渡されていないという理不尽な事実を告発する内容である。

 何ということだ。しかしこれが日本なのだ。実際に底辺で働く労働者に犠牲を押し付け、その報酬も十分に渡さずに、事務所の中でカネを数えている者がヨリ多くのカネをとる。格差社会は、かくて拡大する。

http://chuplus.jp/paper/article/detail.php?comment_id=447776&comment_sub_id=0&category_id=112

 大胆な搾取というか収奪というか、そういう社会のあり方がずっと続いている。だからもう人々はあきらめてしまったのか。昨日の国民意識調査も驚く。

 「「社会に満足」過去最高66%=防衛・外交、悪化の見方増す―内閣府調査」という時事通信配信記事。

 内閣府は1日、「社会意識に関する世論調査」を公表した。

 「現在の社会に全体として満足しているか」との質問に「満足している」と答えた人が前回調査比3.9ポイント増の65.9%に上り、2009年の設問開始以来最高を2年連続で更新した。「満足していない」は同3.9ポイント減の33.3%で過去最低だった。

 国の政策に民意が「反映されている」と思う人は、同4.7ポイント増の34.6%で過去最高水準に迫った。「良い方向に向かっている分野」(複数回答)としては、「医療・福祉」(31.4%)、「治安」(22.0%)が共に同2.2ポイント増と伸びが目立った。

 「悪い方向に向かっている分野」では、「防衛」を挙げた人が設問開始以来最高の28.2%(同4.0ポイント増)に上った。内閣府の担当者は「北朝鮮の核実験・弾道ミサイル発射など、安全保障環境の厳しさが表れている」と分析した。「外交」も26.7%(同8.1ポイント増)と急伸した。

 満足している点を複数回答で尋ねたところ、「良質な生活環境が整っている」43.2%、「心と身体の健康が保たれる」27.0%、「向上心・向学心を伸ばしやすい」17.8%の順で、いずれも前回調査比でほぼ横ばいだった。

 満足していない点としては「経済的なゆとりと見通しが持てない」が43.0%(同1.4ポイント減)とトップ。「若者が社会での自立を目指しにくい」35.5%(同1.6ポイント減)、「家庭が子育てしにくい」28.7%(同0.2ポイント増)と続いた。 


 これでは、社会は変わらない。怒りではなくて、あきらめ・・・・・

 怒りを喚起する事実には怒りをもつこと、これが人間のありかたではないか。

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