今日届いた雑誌、『法と民主主義』4月号の特集は「日本国憲法施行70年 その歩みと課題」。『週刊金曜日』は「憲法施行70年特集」である。
さて日本評論社が発行している『法律時報』、5月号はいつも憲法特集であったと記憶しているが、今回は「権力者の自己言及」である。『法律時報』までもが、日本国憲法を特集しなくなったことに驚く。私の書庫には、憲法が特集されたそれが並んでいるが、今年は買う必要がないということだ。
法律雑誌、日本評論社からは『法学セミナー』も出版されているが、これも憲法特集はない。ほかに有斐閣が『ジュリスト』と『法学教室』を出しているので調べたら、『法学教室』が「古希を迎えた日本国憲法」という特集をしている。
どちらかというと、日本評論社のほうがリベラルだったのに、なぜだろうという疑問が湧く。
日本国憲法施行70年ということで、岩波書店から『日本国憲法の誕生 増補改訂版』(古関彰一・著)が出された。この本は先日著者からいただいたが、いまだ読んではいない。中央公論社からだされた『日本国憲法の誕生』を読んだときには、その明晰さと実証に感動した。その本は吉野作造賞を受賞した。この増補改訂版は、新しい資料を駆使して、ほとんど新著のようだ。
5月は、憲法に思いをはせる月である。まずこの増補改訂版を読んでみよう。
さて日本評論社が発行している『法律時報』、5月号はいつも憲法特集であったと記憶しているが、今回は「権力者の自己言及」である。『法律時報』までもが、日本国憲法を特集しなくなったことに驚く。私の書庫には、憲法が特集されたそれが並んでいるが、今年は買う必要がないということだ。
法律雑誌、日本評論社からは『法学セミナー』も出版されているが、これも憲法特集はない。ほかに有斐閣が『ジュリスト』と『法学教室』を出しているので調べたら、『法学教室』が「古希を迎えた日本国憲法」という特集をしている。
どちらかというと、日本評論社のほうがリベラルだったのに、なぜだろうという疑問が湧く。
日本国憲法施行70年ということで、岩波書店から『日本国憲法の誕生 増補改訂版』(古関彰一・著)が出された。この本は先日著者からいただいたが、いまだ読んではいない。中央公論社からだされた『日本国憲法の誕生』を読んだときには、その明晰さと実証に感動した。その本は吉野作造賞を受賞した。この増補改訂版は、新しい資料を駆使して、ほとんど新著のようだ。
5月は、憲法に思いをはせる月である。まずこの増補改訂版を読んでみよう。