7月の予定と6月の記録 2007

いよいよ明日から、江戸絵画ファン待望(?)の「金刀比羅宮 書院の美」が藝大美術館で始まります。遅くなりましたが、毎月恒例の「予定と振り返り」です。

7月の予定

展覧会
「ヘンリー・ダーガー展」 原美術館 ( - 7/16)
「山種コレクション名品選 後期展示」 山種美術館 ( - 7/16)
「館蔵品展 江戸の粋」 大倉集古館( - 7/27)
「シャガール展」 千葉市美術館( - 7/29)
「アンリ・カルティエ=ブレッソン - 知られざる全貌 - 」 東京国立近代美術館( - 8/12)
「開館記念展2 水と生きる」 サントリー美術館( - 8/19)
「ユトリロ展 - モンマルトルの詩情 - 」 千葉県立美術館(7/14 - 8/26)
「金刀比羅宮 書院の美 - 応挙・若冲・岸岱 - 」 東京藝術大学大学美術館(7/7 - 9/9)
「線の迷宮<ラビリンス>2 - 鉛筆と黒鉛の旋律 - 」 目黒区美術館(7/7 - 9/9)

コンサート
伶楽舎 第8回雅楽演奏会 伶倫楽遊」 吉松隆「夢寿歌」他 (7/1)


6月の記録

展覧会
「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展」 Bunkamura ザ・ミュージアム (2日)
「藤森建築と路上観察」 東京オペラシティアートギャラリー (3日)
「国立ロシア美術館展」 東京都美術館 (9日)
「肉筆浮世絵のすべて」(後期) 出光美術館 (16日)
「Oコレクションによる空想美術館 - 第1室」 トーキョーワンダーサイト本郷 (16日)
「MOTコレクション(2007年度第1期)」 東京都現代美術館 (16日)
「パルマ - イタリア美術、もう一つの都 - 」(Vol.1/Vol.2) 国立西洋美術館 (17日)
「プラハ国立美術館展」 Bunkamura ザ・ミュージアム (23日)
「茶道具 付属品とともにたのしむ」 泉屋博古館分館 (23日)
「風俗画と肉筆浮世絵」(後期) たばこと塩の博物館 (23日)
「ヴィクトリア アンド アルバート美術館 浮世絵名品展」(後期) 太田記念美術館 (23日)

ギャラリー
「カンノサカン 『trans.』」 ヴァイスフェルト (2日)
「鈴木雅明展 - Light - 」 Bunkamura ギャラリー (2日)
「竹川宣彰展」 オオタファインアーツ (2日)
「入江明日香展」 シロタ画廊 (9日)
「笹口数 『white』」 ZENSHI (16日)
染谷悠子展/デニス・ホリングスワース展」 小山登美夫ギャラリー (16日)
「寺田真由美展」 高島屋東京店 美術画廊X (30日)
「時光 蔡國強と資生堂」 資生堂ギャラリー (30日)
「須田悦弘展」 ギャラリー小柳 (30日)
「森山光輝展」 ぎゃらりぃ朋 (30日)

演劇
新国立劇場 「夏の夜の夢」 (3日)

今月は久々に千葉県立美術館へ足を運びたいと思います。と言うのも、ユトリロ展が三鷹から巡回して来るからです。現在開催中のシャガール(千葉市美術館)よりモノレールで千葉みなとへと移動し、ユトリロを見るというコースもまた良いかもしれません。

目黒区立美術館の「線の迷宮」は、現在活躍中の作家9名の鉛筆画などを紹介する展覧会です。中でも、西洋古典絵画より特定のモチーフを抜いて描いた「WITHOUT YOU」シリーズでも有名な小川信治が注目されます。ぐるっとパス対象(無料入場可)の展示なので、期限の切れないうちに見に行くつもりです。

先月は出光をはじめとするいくつかの浮世絵展を見たことで、自分の中にあった浮世絵への苦手意識がやや消えたような気がしました。今度は普段、殆ど素通りしていた東博常設の浮世絵コーナーをじっくりと楽しみたいと思います。

それでは今月も宜しくお願いします。
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