都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
9月の予定と8月の記録 2007
まだまだ暑い日が続きそうですが、秋の展覧会シーズンももう間もなくです。毎月恒例の「予定と振り返り」をあげてみました。
9月の予定
展覧会
「京都五山 禅の文化展」 東京国立博物館( - 9/9)
「山口晃展 今度は武者絵だ!」 練馬区立美術館( - 9/17)
「都市のフランス 自然のイギリス/若冲とその時代」 千葉市美術館( - 9/17)
「ル・コルビュジエ展」 森美術館( - 9/24)
「土井コレクション『川瀬巴水』展」 礫川浮世絵美術館( - 9/25)
「磯辺行久展」 東京都現代美術館( - 9/30)
「谷文晁とその一門」 板橋区立美術館(9/8 - 10/21)
「BIOMBO/屏風 日本の美」 サントリー美術館( - 10/21)
「ヴェネツィア絵画のきらめき」 Bunkamura ザ・ミュージアム( - 10/25)
「仙ガイ - 禅画にあそぶ - 」 出光美術館( - 10/28)
コンサート
「NHK交響楽団第1598回定期Aプロ」 モーツァルト「交響曲第36番」他 (8日)
「読売日本交響楽団第494回名曲シリーズ」 ショスタコーヴィチ「交響曲第10番」他 (25日)
8月の記録
展覧会
「混沌から躍り出る星たち 2007」 スパイラルガーデン (4日)
「水と生きる」(後期展示) サントリー美術館 (4日)
「仏像の道」 東京国立博物館 (4日)
「アンリ・ミショー展/アンリ・カルティエ=ブレッソン展」 東京国立近代美術館 (4日)
「日展100年」 国立新美術館 (11日)
「アジアへの憧憬」 大倉集古館 (15日)
「第13回 アートコレクション展」 ホテルオークラ東京 (15日)
「花鳥礼讃」 泉屋博古館・分館 (15日)
「AYAKASHI 江戸の怪し」 太田記念美術館 (17日)
「芳年『月百姿』を主に - 月の浮世絵展」(後期展示) 礫川浮世絵美術館 (17日)
「ルドンの黒」 Bunkamura ザ・ミュージアム (18日)
「森村泰昌『美の教室、静聴せよ』展」/ミロとデルヴォーの版画(コレクション展)」 横浜美術館 (24日)
「La Chaine 日仏現代美術交流展」 BankART (24日)
「シャガールとエコール・ド・パリ(常設展示)/「アンドリュー・ワイエス展」 青山ユニマット美術館 (25日)
「自画像の証言」 東京藝術大学大学美術館・陳列館 (25日)
ギャラリー
「イロノベクトル - 金丸悠児・野地美樹子二人展 - 」 四季彩舎 (4日)
「works on paper」 ヴァイスフェルト (4日)
「Oコレクションによる空想美術館(第2室)/TWS-EMERGING 77/78 - 恵木亮太/後藤靖香 - 」 トーキョーワンダーサイト本郷 (18日)
「ジョエル・ビトン 『ABSTRACT』」 ギャラリー・エフ (31日)
「小柳裕 新作展」 ケンジタキギャラリー東京 (31日)
8月は画廊巡りをほぼお休みしましたが、その分、美術館へかなり足を運びました。ともかく収穫は、太田、小石川繋がりで見た月岡芳年です。浮世絵師でこれほど素直に惹かれたのは初めてだったと思います。しばらく追っかけてみたいです。
ミショーと合わせて見たカルティエ展ですが、その感想は結局書けずに終ってしまいそうです。写真はもちろんどれも驚くほど巧く、まさに完璧という言葉のピッタリなものばかりでしたが、不思議とその分、被写体から伝わってくる要素が非常に希薄に感じられてなりませんでした。またその後、常設で見た木村伊兵衛に、いつも以上の魅力を感じたということも付け加えておきたいと思います。私の嗜好と共感は明らかに後者にあるようです。
今月の展覧会で挙げたサントリーの「BIOMBO」は、展示替えが何と全部で7回も予定されています。(幾ら何でも多すぎます。)到底、その全てを見ることも出来ませんが、やはりベストの会期というものがあるのでしょうか。率直に申し上げて、一体どの時期に行けば良いのかの見当すらつきません。もしアドバイスがあれば是非お願いします。
コンサートは二つほど予定していますが、まだ両方とも手元にチケットがありません。行けるかどうか怪しい部分もあるので、都合がつけば当日券で楽しんできたいと思います。
それでは今月も宜しくお願いします。
9月の予定
展覧会
「京都五山 禅の文化展」 東京国立博物館( - 9/9)
「山口晃展 今度は武者絵だ!」 練馬区立美術館( - 9/17)
「都市のフランス 自然のイギリス/若冲とその時代」 千葉市美術館( - 9/17)
「ル・コルビュジエ展」 森美術館( - 9/24)
「土井コレクション『川瀬巴水』展」 礫川浮世絵美術館( - 9/25)
「磯辺行久展」 東京都現代美術館( - 9/30)
「谷文晁とその一門」 板橋区立美術館(9/8 - 10/21)
「BIOMBO/屏風 日本の美」 サントリー美術館( - 10/21)
「ヴェネツィア絵画のきらめき」 Bunkamura ザ・ミュージアム( - 10/25)
「仙ガイ - 禅画にあそぶ - 」 出光美術館( - 10/28)
コンサート
「NHK交響楽団第1598回定期Aプロ」 モーツァルト「交響曲第36番」他 (8日)
「読売日本交響楽団第494回名曲シリーズ」 ショスタコーヴィチ「交響曲第10番」他 (25日)
8月の記録
展覧会
「混沌から躍り出る星たち 2007」 スパイラルガーデン (4日)
「水と生きる」(後期展示) サントリー美術館 (4日)
「仏像の道」 東京国立博物館 (4日)
「アンリ・ミショー展/アンリ・カルティエ=ブレッソン展」 東京国立近代美術館 (4日)
「日展100年」 国立新美術館 (11日)
「アジアへの憧憬」 大倉集古館 (15日)
「第13回 アートコレクション展」 ホテルオークラ東京 (15日)
「花鳥礼讃」 泉屋博古館・分館 (15日)
「AYAKASHI 江戸の怪し」 太田記念美術館 (17日)
「芳年『月百姿』を主に - 月の浮世絵展」(後期展示) 礫川浮世絵美術館 (17日)
「ルドンの黒」 Bunkamura ザ・ミュージアム (18日)
「森村泰昌『美の教室、静聴せよ』展」/ミロとデルヴォーの版画(コレクション展)」 横浜美術館 (24日)
「La Chaine 日仏現代美術交流展」 BankART (24日)
「シャガールとエコール・ド・パリ(常設展示)/「アンドリュー・ワイエス展」 青山ユニマット美術館 (25日)
「自画像の証言」 東京藝術大学大学美術館・陳列館 (25日)
ギャラリー
「イロノベクトル - 金丸悠児・野地美樹子二人展 - 」 四季彩舎 (4日)
「works on paper」 ヴァイスフェルト (4日)
「Oコレクションによる空想美術館(第2室)/TWS-EMERGING 77/78 - 恵木亮太/後藤靖香 - 」 トーキョーワンダーサイト本郷 (18日)
「ジョエル・ビトン 『ABSTRACT』」 ギャラリー・エフ (31日)
「小柳裕 新作展」 ケンジタキギャラリー東京 (31日)
8月は画廊巡りをほぼお休みしましたが、その分、美術館へかなり足を運びました。ともかく収穫は、太田、小石川繋がりで見た月岡芳年です。浮世絵師でこれほど素直に惹かれたのは初めてだったと思います。しばらく追っかけてみたいです。
ミショーと合わせて見たカルティエ展ですが、その感想は結局書けずに終ってしまいそうです。写真はもちろんどれも驚くほど巧く、まさに完璧という言葉のピッタリなものばかりでしたが、不思議とその分、被写体から伝わってくる要素が非常に希薄に感じられてなりませんでした。またその後、常設で見た木村伊兵衛に、いつも以上の魅力を感じたということも付け加えておきたいと思います。私の嗜好と共感は明らかに後者にあるようです。
今月の展覧会で挙げたサントリーの「BIOMBO」は、展示替えが何と全部で7回も予定されています。(幾ら何でも多すぎます。)到底、その全てを見ることも出来ませんが、やはりベストの会期というものがあるのでしょうか。率直に申し上げて、一体どの時期に行けば良いのかの見当すらつきません。もしアドバイスがあれば是非お願いします。
コンサートは二つほど予定していますが、まだ両方とも手元にチケットがありません。行けるかどうか怪しい部分もあるので、都合がつけば当日券で楽しんできたいと思います。
それでは今月も宜しくお願いします。
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