都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「青木淳 - 夏休みの植物群」 TARO NASU
TARO NASU(千代田区東神田1-2-11)
「青木淳 - 夏休みの植物群」
8/1-9/5
TARO NASUをデザインした青木淳が、自身のイマジネーションから生まれた「植物」の平面、立体作品を展示します。(画廊HPより一部引用。)TARO NASUで開催中の「青木淳 - 夏休みの植物群」へ行ってきました。
私のような素人の感覚で青木淳の個展と聞くと、例えば設計模型などの並ぶ姿を想像してしまいますが、実際には立体作品その他、空間全体を作家本人が演出したインスタレーション個展でした。TARO NASUの地下空間では、サッカーボールのような形をした『花』のオブジェが光を瞬かせ、また実際の花の写真を引き伸ばした抽象絵画風の平面作品が、暗がりのホワイトキューブへ紅や緑などの淡い色を引き込んで幻想的な空間を作り上げています。コンクリート剥き出しの床面を歩いていると、何やら未知の洞窟の中を探検し、同じく未だ知らぬ新種の植物群を見ているような気分になったのは私だけではないかもしれません。
そもそもこうした展示は、一度大阪のTARO NASUでも開催したことがあったそうですが、画廊で販売されている小冊子では、今回の作品と青木の建築物との関連も簡単に説明されていました。実のところ、ボールの照明などは私の感性と合いませんが、ひんやりした地底の奥底で、健気にも咲く「花」の独特の美感に惹かれた方も多いのではないでしょうか。
9月5日まで開催されています。
*展示風景は下記リンク先のブログが充実しています。
青木淳 「夏休みの植物群」@site/シキチ
「青木淳 - 夏休みの植物群」
8/1-9/5
TARO NASUをデザインした青木淳が、自身のイマジネーションから生まれた「植物」の平面、立体作品を展示します。(画廊HPより一部引用。)TARO NASUで開催中の「青木淳 - 夏休みの植物群」へ行ってきました。
私のような素人の感覚で青木淳の個展と聞くと、例えば設計模型などの並ぶ姿を想像してしまいますが、実際には立体作品その他、空間全体を作家本人が演出したインスタレーション個展でした。TARO NASUの地下空間では、サッカーボールのような形をした『花』のオブジェが光を瞬かせ、また実際の花の写真を引き伸ばした抽象絵画風の平面作品が、暗がりのホワイトキューブへ紅や緑などの淡い色を引き込んで幻想的な空間を作り上げています。コンクリート剥き出しの床面を歩いていると、何やら未知の洞窟の中を探検し、同じく未だ知らぬ新種の植物群を見ているような気分になったのは私だけではないかもしれません。
そもそもこうした展示は、一度大阪のTARO NASUでも開催したことがあったそうですが、画廊で販売されている小冊子では、今回の作品と青木の建築物との関連も簡単に説明されていました。実のところ、ボールの照明などは私の感性と合いませんが、ひんやりした地底の奥底で、健気にも咲く「花」の独特の美感に惹かれた方も多いのではないでしょうか。
9月5日まで開催されています。
*展示風景は下記リンク先のブログが充実しています。
青木淳 「夏休みの植物群」@site/シキチ
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