『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

城ケ谷・城趾ケ谷

2012年06月14日 | 「廿日市地区」ぶらり


上平良二重原地区から野貝原山まで間の山字は城ケ谷であり、中世折敷畑山合戦があった時代に関係する地名のようである。この近くには小字城趾ケ谷がみられ242m峰山頂部に平地がみられることからここに陣地が設けられていたものとみられる。
城趾ケ谷の周辺には死人ケ原、小角ケ谷(コズミガ谷)の小字がみられる。宮内側にもコズミガ谷があり江戸期の地誌に「防州勢打負谷底へ切崩シ候処今ニ、コスミカ谷ト申ス」とあり、戦死者が谷底に小積みとなっていたのでこのような地名になったものとみられる。

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