昨日紹介した智室窟の探訪ころから小雨が降り出したので、奉幣殿から長い参道の石段や石畳の滑りに気を付けながら参道入口の車に帰った。少し離れたところにある国道500号線沿いの豊前坊高住神社に参詣した。この神社も英彦山の四十九窟の一つ豊前窟で、ここから鎖場、北岳を経て中岳の上宮に向かう登山ルートがある。大岩壁の窟に本殿が設けられており、豊前坊も英彦山信仰・修行の一つの拠点とみられているようである。
銅鳥居に架けられている注連縄は初めて見るようなもので均一の太さの藁束を細い藁縄で端から端までぐるぐる巻きにしたものであった。