やっぱりダメか。

いよいよシーズン間近ということで、バイクのバッテリーをチェックしてみた。
保管環境は、玄関内の棚だ。気温は多分常時ひとケタで部屋よりはだいぶ寒いが、何日も家を空けない限り、氷点下にはならない。


XT400EのFTX9-BS。
13.2Vなら、電圧は良好。


ただ、寒さのため内圧が下がったのか、ケース側面がやや凹んでいた。
コイツは密閉型のMFバッテリーなので基本的にバッテリー内部の通気がなく、温度変化で内圧が下がっても外気を取り込めないのだ。過充電で内圧が異常に上がったときだけ開放される安全弁は付いている。
したがって、充電中や暑いときはやや膨らみ、保管中や寒いときはしぼむのだ。呼吸できない構造なので、ある程度は仕方ない。
室温に均して凹みが戻ればまあ問題なかろう。戻らなければ、過充電などでガスが放出され、液が減ってしまっている可能性がある。もしそうなら、使えなくはないが寿命が近いかもしれない。


SX125Rの、通称中華バッテリーCB4L-B。
新品なのにすぐダメになって、冬支度で卸したときは8.3Vだった。12/23に充電して一応回復したかのように見えたのだが、このとおり、またも8.5V。
やっぱりダメだ。自然放電2ヶ月でこれはありえない。完全に死んでる。
これで、SXはバッテリーレスになることが決定。
読者諸兄も注意してほしい。安かろう、悪かろう、ってのは、現代でもあるのだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )