タイヤ組み替え。
![](/images/clear.gif)
仕事場の軽トラ、入手時履いてたタイヤは、残り溝が冬タイヤとしては厳しくなった、145/80R12のスタッドレスだった。
なので、去年俺のサンバーから外したスタッドレスに組み替えることにした。
なんでもすぐ投げないでとっとくもんだな。
サイズは165/70R12の乗用車用だが、公道走んないからノープロブレム。
なお、画像はケータイのレンズのマクロリングを完全に戻してなかったみたいで、ピンボケになってしまっていたがご容赦願いたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/91/a58cd30d5df453393b8f60330f73bdea.jpg)
ジャッキアップしてタイヤを外す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/8a/5b8071c9121fce0fb909ace6b9d909f3.jpg)
まずはムシを外してエアを抜く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/29/3d7d108f043efcf5fd8e25bb5b27ad7d.jpg)
ビードを落とす。
ビードってのは、タイヤがホイールに嵌まってる縁の部分の名称だ。厚いゴムの中に太いスチールワイヤが入っていて、ものすごく硬いし全く伸びない。伸びるようじゃ役に立たないしな。
これはビードブレーカというテコで押し抜いている。バンザイの古いやつで、14インチあたりに最適化されている。
こんな道具がなくても、要はホイールやタイヤを傷つけずにビードを落とせれば、手段はいろいろある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b9/6ff40bb3a3105f9096a36f99b7045aca.jpg)
バルブのとこから、タイヤを外し始める。
チューブレスならそんなに気を使わなくてもいいかもしれないが、バルブの破損防止の意味ではやはり、バルブのとこから外して、バルブのとこを最後に入れるのがいいだろう。チューブタイヤでは、チューブ噛み込み防止のために、この手順は厳守だ。外すときも入れるときも、バルブを押し込んでリムとチューブに隙間を作ってやれば、まず噛み込むことはない。
アルミホイールなら、ホイールの縁に水道ホースを割ったやつでもかぶせてからレバーを入れれば、ホイールに傷をつけずに済む。
タイヤレバーがないからと、ドライバーでこじるのはやめたほうがいい。まずホイールかタイヤ、どっちかに傷が付く。
タイヤレバーはホムセンでもカー用品コーナーに普通に売っている。安いもんなので、なるべく長いやつを2本買っておいてから、作業に臨もう。
タイヤレバーの先端が曲がった方を使って、ビードを引っ掛けるようにしてから、思い切りこじってめくるのだ。
軽やバイクのタイヤなら楽なもんだが、大径扁平タイヤになると全力勝負になってくる。
ビードにママレモンみたいな中性台所洗剤を流しておくと、滑りがよくなって楽になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/c1/ca2ec2bfb3c9ca5b1e2f486fade127ea.png)
このホイールは表裏対称なので、どっちから外してもいい。ホイールによっては、リムの最深部が表か裏に片寄っているやつがあり、そんな場合は最深部に近い側からでないと、まず脱着できない。
特に幅広ホイールでは注意だ。よく観察すれば分かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b6/8f8adceed27b47c83f91d3c580c7d890.jpg)
外すとこの反対側は、ビードをリムの最深部に落としておく。これでビードがエキセントリックになるので、伸びないビードを外せるわけだ。
ビードが浮いてくるようなら、足で踏んでおく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/78/a65d7277f46ecdb689761de4f4a7f69e.jpg)
レバー1本しかないときは、レバーでめくった隙間にドライバーを差し込む。
ドライバーはめくったとこを支えるだけに使えば、傷をつけない。決してドライバーでこじらないことだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/52/539a8adaa4171cd7a9cf15f91a9bab3f.jpg)
最初にめくったとこから、少し離れた、レバーを挿せるとこをめくっていく。
半周ぐらいめくれば、ホイールを手で引っ張って外せる。
これで片面終了。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/8a/16fc2d017ac3f71d00b5be87d9ab1cda.jpg)
こんどはレバーのまっすぐなほうの先端を使って、ホイールを引っ張り出す。
レバーを挿すときにややコツがいるが、要領は同じだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4f/3edf48bb8354c9db5967fc1bae0d3d59.jpg)
めでたく外れた。
慣れれば、のんびりやっても5分とかからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/48/ce7b43fe658f99bb022a80cfa9e87287.jpg)
嵌めるタイヤのビードに、中性洗剤を塗る。
ゴムへの攻撃性はないし、間もなく乾くから最高の潤滑剤だ。
シャンプーとかでもいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/87/5675fbef8aaf8d05d8153261e9e4a236.jpg)
組み付け開始。
まずは可能な限り手で押し込む。
頑張れば半周近く入るかもしれない。
ここで頑張らないと、ビードが潤滑されているから、ホイールがすぐヌルッと抜けてきてしまうのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/1c/d745371102b7750d9651246bbef17c10.jpg)
レバーを逆に使って、ホイールを嵌め込んでやる。
文字にしづらいコツがあるが、1-2本やればコツはつかめる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/9e/cde151d475b7aec0637b92c231adecd4.jpg)
バルブの反対側から、ビードを踏むなりしてできるだけ押し込む。
押し込んだとこは、リムの最深部に押し付けておく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/dd/0c7e5be7c722c3f665f99e1f3a9c9c3b.jpg)
レバーを逆に使って、バルブのとこで嵌め終わる。
力仕事はこれで終わり。お疲れ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/66/5aa47865daddaaaf7e3a14b3534dc510.jpg)
チューブレスなら、エアを張るために、まずはビードをホイールに密着させてやらなきゃなんない。
ビードを上げる、と呼ばれている作業だ。
バルブにムシを入れずに、ブローガンで急激にエアを吹き込んでやる。
すると、「パンッ」と結構な音と共に、ビードがリムに嵌まる。
平積み保管でつぶれてたタイヤや、いわゆる引張りでリムに対し細いタイヤのときは少し苦労する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ad/b6db6f3f8cf4018aac34644288473f3d.jpg)
ビードが上がったら、ムシを入れる。
エアは規定圧を入れておいて、クルマに付けてジャッキ下ろしてから再調整する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f0/b33137124a6b0a21120b56127bbd8923.jpg)
エアを入れたら、バルブの口に唾をなすりつけて漏れをチェックする。唾が泡にならなければOK。
一応書いとくと、これ見てトライするときは自己責任で。
自分でやれば、頻繁に腰伸ばしながらのんびりやって、4本で小一時間。ショップに頼めば5000-8000円てとこか。
なので、去年俺のサンバーから外したスタッドレスに組み替えることにした。
なんでもすぐ投げないでとっとくもんだな。
サイズは165/70R12の乗用車用だが、公道走んないからノープロブレム。
なお、画像はケータイのレンズのマクロリングを完全に戻してなかったみたいで、ピンボケになってしまっていたがご容赦願いたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/91/a58cd30d5df453393b8f60330f73bdea.jpg)
ジャッキアップしてタイヤを外す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/8a/5b8071c9121fce0fb909ace6b9d909f3.jpg)
まずはムシを外してエアを抜く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/29/3d7d108f043efcf5fd8e25bb5b27ad7d.jpg)
ビードを落とす。
ビードってのは、タイヤがホイールに嵌まってる縁の部分の名称だ。厚いゴムの中に太いスチールワイヤが入っていて、ものすごく硬いし全く伸びない。伸びるようじゃ役に立たないしな。
これはビードブレーカというテコで押し抜いている。バンザイの古いやつで、14インチあたりに最適化されている。
こんな道具がなくても、要はホイールやタイヤを傷つけずにビードを落とせれば、手段はいろいろある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/b9/6ff40bb3a3105f9096a36f99b7045aca.jpg)
バルブのとこから、タイヤを外し始める。
チューブレスならそんなに気を使わなくてもいいかもしれないが、バルブの破損防止の意味ではやはり、バルブのとこから外して、バルブのとこを最後に入れるのがいいだろう。チューブタイヤでは、チューブ噛み込み防止のために、この手順は厳守だ。外すときも入れるときも、バルブを押し込んでリムとチューブに隙間を作ってやれば、まず噛み込むことはない。
アルミホイールなら、ホイールの縁に水道ホースを割ったやつでもかぶせてからレバーを入れれば、ホイールに傷をつけずに済む。
タイヤレバーがないからと、ドライバーでこじるのはやめたほうがいい。まずホイールかタイヤ、どっちかに傷が付く。
タイヤレバーはホムセンでもカー用品コーナーに普通に売っている。安いもんなので、なるべく長いやつを2本買っておいてから、作業に臨もう。
タイヤレバーの先端が曲がった方を使って、ビードを引っ掛けるようにしてから、思い切りこじってめくるのだ。
軽やバイクのタイヤなら楽なもんだが、大径扁平タイヤになると全力勝負になってくる。
ビードにママレモンみたいな中性台所洗剤を流しておくと、滑りがよくなって楽になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/c1/ca2ec2bfb3c9ca5b1e2f486fade127ea.png)
このホイールは表裏対称なので、どっちから外してもいい。ホイールによっては、リムの最深部が表か裏に片寄っているやつがあり、そんな場合は最深部に近い側からでないと、まず脱着できない。
特に幅広ホイールでは注意だ。よく観察すれば分かる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/b6/8f8adceed27b47c83f91d3c580c7d890.jpg)
外すとこの反対側は、ビードをリムの最深部に落としておく。これでビードがエキセントリックになるので、伸びないビードを外せるわけだ。
ビードが浮いてくるようなら、足で踏んでおく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/78/a65d7277f46ecdb689761de4f4a7f69e.jpg)
レバー1本しかないときは、レバーでめくった隙間にドライバーを差し込む。
ドライバーはめくったとこを支えるだけに使えば、傷をつけない。決してドライバーでこじらないことだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/52/539a8adaa4171cd7a9cf15f91a9bab3f.jpg)
最初にめくったとこから、少し離れた、レバーを挿せるとこをめくっていく。
半周ぐらいめくれば、ホイールを手で引っ張って外せる。
これで片面終了。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/8a/16fc2d017ac3f71d00b5be87d9ab1cda.jpg)
こんどはレバーのまっすぐなほうの先端を使って、ホイールを引っ張り出す。
レバーを挿すときにややコツがいるが、要領は同じだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4f/3edf48bb8354c9db5967fc1bae0d3d59.jpg)
めでたく外れた。
慣れれば、のんびりやっても5分とかからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/48/ce7b43fe658f99bb022a80cfa9e87287.jpg)
嵌めるタイヤのビードに、中性洗剤を塗る。
ゴムへの攻撃性はないし、間もなく乾くから最高の潤滑剤だ。
シャンプーとかでもいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/87/5675fbef8aaf8d05d8153261e9e4a236.jpg)
組み付け開始。
まずは可能な限り手で押し込む。
頑張れば半周近く入るかもしれない。
ここで頑張らないと、ビードが潤滑されているから、ホイールがすぐヌルッと抜けてきてしまうのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/1c/d745371102b7750d9651246bbef17c10.jpg)
レバーを逆に使って、ホイールを嵌め込んでやる。
文字にしづらいコツがあるが、1-2本やればコツはつかめる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/9e/cde151d475b7aec0637b92c231adecd4.jpg)
バルブの反対側から、ビードを踏むなりしてできるだけ押し込む。
押し込んだとこは、リムの最深部に押し付けておく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/dd/0c7e5be7c722c3f665f99e1f3a9c9c3b.jpg)
レバーを逆に使って、バルブのとこで嵌め終わる。
力仕事はこれで終わり。お疲れ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/66/5aa47865daddaaaf7e3a14b3534dc510.jpg)
チューブレスなら、エアを張るために、まずはビードをホイールに密着させてやらなきゃなんない。
ビードを上げる、と呼ばれている作業だ。
バルブにムシを入れずに、ブローガンで急激にエアを吹き込んでやる。
すると、「パンッ」と結構な音と共に、ビードがリムに嵌まる。
平積み保管でつぶれてたタイヤや、いわゆる引張りでリムに対し細いタイヤのときは少し苦労する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ad/b6db6f3f8cf4018aac34644288473f3d.jpg)
ビードが上がったら、ムシを入れる。
エアは規定圧を入れておいて、クルマに付けてジャッキ下ろしてから再調整する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f0/b33137124a6b0a21120b56127bbd8923.jpg)
エアを入れたら、バルブの口に唾をなすりつけて漏れをチェックする。唾が泡にならなければOK。
一応書いとくと、これ見てトライするときは自己責任で。
自分でやれば、頻繁に腰伸ばしながらのんびりやって、4本で小一時間。ショップに頼めば5000-8000円てとこか。
![](/images/clear.gif)
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