木漏れ日。


ウチの日当たりを悪くしているカラマツの葉もだいぶ散って、木漏れ日が入るようになってきた。


車がとまってたとこを残して、地面はカラマツの落ち葉でオレンジ色。
カラマツの葉は靴底にもしつこくくっつくから、この時期、玄関の中やクルマの中もカラマツだらけになる。
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タイロッドエンドブーツ交換。

車検は難なく一発合格したサンバー。
自己流で調整したヘッドランプも、ハンドルのセンターをタイロッドで直したサイドスリップも、一発クリアだった。

先日車検整備したとき、気になっていた箇所があった。
ステアリングのタイロッドエンドのブーツだ。
2分割のタイロッドなので、左右の内外で4つのタイロッドエンドがあるのだが、右内側のブーツが切れはじめていた。
ボールジョイントのガタはないし、グリスもまだ入っていたので、部品を発注し、ブーツの切れ目はシューグーという靴底補修剤でふさいで、車検に臨んだのだ。
シューグーは優れもので、オフロードバイクの歯形ステップで穴が開いてしまったブーツの靴底を補修したことがあるが、元より丈夫になったくらいだ。弾力もあるので、ゴム部品の補修に応用できる。
ただ、長期的な耐油性は試していないし、圧のかかる箇所への使用も試していないので、応用箇所も限られるかな。
頼んでた部品は、車検の日の夕方届いた。
今日はあったかくて風もない整備日和なので、さくっと交換してみる。


フロントをジャッキアップして、ウマをかける。
ここはフロントの車載ジャッキをかけるポイントなので、ここにウマ。


フロントのスキッドガードを外す。
このクルマ買って最初にこいつを外したときは、ひどく歪んでいて、外したら最後、二度と付かない状態だった。
傷らしい傷はなかったから、雪山にでも乗り上げたんだろうな。
自宅にはプレスはないので、ジャッキなどを駆使して歪みをとるのに半日かかった記憶がある。


ガードを外すと、ステアリング系統が全て見える。
ガードに覆われているだけあって、サビはほとんど出ていない。


手前のブーツが傷んでいる。


モノタロウで買ったブーツ。
200円くらいのもんだ。
適用を見ると、王冠という意味の名のセダンをはじめとするト○タ車と、スバルの一部車種が挙げられている。


タイロッドエンドのボルトはテーパーで嵌まっているので、外すには専用のセパレーターがあれば仕事が速い。
こいつはジープの整備のためにストレートで買ったやつだ。


このように噛ませる。
エンドを再使用するなら、ボルトが傷まないように、ナットをボルト端とツライチにしておけばいい。
作業しやすいように、ハンドルを右に切っている。


セパレータのボルトを締めていけば、ゴキンッ!という大きな音と共に、ボルトが外れる。
締めても外れにくいときは、ボルトの嵌まっているアームを叩けばいい。
2本のハンマーで同時に挟むように叩くのだが、理屈がわかってれば叩き方もわかるだろう。
闇雲にただ叩いても、どこか潰すのがオチだ。


ナットを外せばエンドが外れてくる。


左が外したブーツ、右が新品。
ちょっと形状が違うが、要はちゃんと嵌まって用をなせばいいのだ。
外したブーツをシューグーで補修してあるのがわかる。


外したブーツの裏。グリスを拭き取った。
シューグーが裂け目から内側にはみ出している。


ブーツの外れたロッドエンド。
ノーマルのブーツは、ロッドエンドの段になったとこにきつく嵌まっていた。


ボールジョイントのとこにシャシグリスを塗る。
新しいブーツの裏にもグリスを入れて、ブーツを装着する。
ジープみたいにグリスニップルがあればいいんだけど、まあ仕方ない。


ブーツを入れたら、ボルトのテーパー部を露出させて、脱脂する。
あとはボルトを入れて、ナットをかけて、所定のトルクで割りピンの穴を合わせる。


割りピンは新品を使うのが基本中の基本だ。
安い部品なんだからケチらない。


割りピンを入れて、きちんと割って完成。


俺は、ボッシュのホーンをここに付けている。
ノーマルのホーンが付いてたとこだ。


アンダーガードを復旧。


俺は冬支度として、下回りに安物のスプレーグリスを吹きつけている。
塩害対策だ。
真似するのはオススメはしない。


吹き付ける加減は、表面がしっとりする程度でいいみたいだ。
一冬くらいはなんとか付着して、塩水を撥いてくれている。
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