ハズレ。

壊れたモニタ。
頼んでた電解コンデンサが届いたので、交換してみた。


電源基板。左の緑色の基板はデジタル回路の基板で、コネクタでつながっている。
真ん中のでかいトランスの上のほうにあるでかい電解コンデンサを含めれば、この基板には8つの電解コンデンサが付いている。
下の記事のとおり、そのうち6つを交換する。


電解コンデンサには極性がある。中には無極性のヤツもあるが、この基板に載ってたのは全て極性があるタイプだ。
コンデンサ本体には2本の「足」が出ているのだが、-側のボディには、写真ではグレーの帯に「-」と表示されている。
基板側にも極性の表示があるはずだが、念のためマークしておいた。
白く見えるのはブレ止めのコーキング。


あとは外すコンデンサの足を基板の裏から特定し、ハンダを除去して、新しいコンデンサを正しい極性で挿して、再びハンダ付けするだけだ。
余った足は、ハンダ付け後に切り取る。


ずらーっと。
裏から足を特定したときに、マジックでマークしてある。


新しいコンデンサ。
てっぺんの刻みは十文字でなく、「K」になっている。
これで復活すれば簡単なもんだが、残念ながら、通電してみても電源が入らなかった。
コンデンサだけが原因でなかったのか?


そういえばよく見たら、大きいトランスの横にあったコンデンサの周りの基板が、変色していた。
これは過熱の兆候だ。
こっちから見てもジャンパ線があるだけだが・・・。


変色部の裏にはコイツがあった。
MOS-FETって、LSIの一種だ。
こいつが焼けてダウンしているらしい。
虫眼鏡で見たら、「SP8K3」とマーキングされている。
調べたら、ロームというメーカーのMOS-FETらしいが、主だった部品通販サイトを回ってみても、ちょっと即納品はないようだ。
代替品探してみるかな。こういうの調べんのメンドクサイんだよなあ。
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