冬支度。

週間予報で、月曜の夜から冷え込むらしかったので、日曜はストーブのシーズンインメンテを行なった。


ストーブは、新居の残置物だ。
コロナ製で、型番から調べたら2001年モデル。
10年モノだ。
FFではなく、吸気は室内から行なって、排気は煙突から室外に出す。半密閉式と呼ぶらしい。
取説は失われていたので、メーカーのサイトで調べてみたが、ドンピシャの年式の取説は、すでにダウンロードリストから外されていた。
しかし、DLできる最も古い2003年モデルの取説を見てみたら、基本同じのようだったので、メンテはそれを参考に行なった。


床暖も付いている。
埋め込みではなく、ストーブで暖房液を温め、カーペットの下に置くパネル内に流す、置き型だ。
パネルはハードタイプで、なぜかサンポット製が付いている。
床には別のパネルを固定していたらしき穴が残っているから、パネルだけ交換したのかもしれない。
ハードタイプというのは、金属パネルの内部に暖房液を通すようになっている。
ソフトタイプの床暖パネルというのもあって、柔らかいホースみたいのがマットに埋め込まれてのたくったようになっている。
同僚に訊いたらどっちも一長一短らしいが、ハードは文字通り硬いので座り心地はよくないし、ソフトは家具などに踏まれるとチューブが傷みやすいらしい。


煙突は大幅に改修した。
家を買ったときの状態では、ストーブは煙突穴のある壁と反対の壁際に置かれていた。
煙突は壁から反対の壁近くまで3メーターも水平に引かれ、そこからまず90度のエビ曲がりで水平に曲がり、短い直管を経由して、再びエビ曲がりで真下に曲がり、壁際のストーブにつながれていた。
取説による設置基準に照らし合わせると、煙突の水平引きは2メーターを限度として、曲げは少なく、排気方向で見て上り勾配、煙突と可燃物のクリアランスは45センチ、ということだった。
当初の設置状態では、基準の全てにおいてアウトだった。
ということで、ストーブの配置から全て基準を満たすように変更したのだ。
写真は変更後だ。煙突が上り勾配になっているのがわかる。
ただ一点、煙突と天井のクリアランスが、煙突穴の関係で45センチを確保できなかった。これはまあ、仕方ないか。
この部屋の天井は石膏ボードだから、直接的には可燃物ではない。可燃物でなければ、45センチ未満でもまあよかろう。
いろんな長さの煙突をつないであったので、それを再び組み合わせて、適切な配管になるようにした。パズルみたいなもんだ。
ストーブの位置は大きくずらして、可燃物のクリアランスを確保した上で、煙突の水平引き2メーター、曲がりは1箇所のみで、上り勾配に配管できた。
写真の煙突吊り金具も取り付けた。以前は、写っている2本のステンレスパイプや天井のヒートンから、針金で吊ってあったのだ。
ストーブを動かしたので、燃料ホースが足りなくなり、長いものに交換した。

メンテは、取説により、フィルター類や燃焼筒まわりのクリーニングを行なう。難しくはない。
メンテ後、試運転してみた。
やーいいな、床暖房。ネコとかーちゃんがパネルから離れられなくなりそうだ。やばいやばい。
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