晩秋。

当地では、日没は16時台に入り、秋も終盤を迎えている。
外での仕事も、曇ってると16時には足元が怪しくなってくる。
雪虫も群舞したし、間もなく冬だ。


昨日の早朝、函館市は旧南茅部町の川汲公園付近。
紅葉は盛りだったが、昨日の雨でだいぶ散ってしまったかもしれない。
川汲は、「カックミ」と読む。
旧南茅部町で出土した、国宝の中空土偶の愛称は、「カックウ」、当地の森町砂原中学校の略称は、「サチュー」ではなく「サッチュー」等々、このへんでは促音の「ッ」を活用する習慣があるのかもしれない。
それでいけば、「日々是ポンコツ」は、さしずめ「ヒッポン」かな。


通勤路もなかなかの紅葉になっていた。


今日の、仕事場の植え込みのサラサドウダン。
きれいに黄葉していた。


同じく植え込みでは、赤くなった葉の中に、ツツジが狂い咲きしていた。


倉庫の床には、ヒメヤママユが死んでいた。


こっちはかろうじて生きてるやつ。
窓にとまっていたので、ガラス越しに撮った。
今年はこのヒメヤママユをずいぶん見た。大発生だったのかな。


林内の作業道路は、落ち葉のジュウタン。


ナメコだと思う。
立ち枯れのニセアカシアに生えていた。


マムシグサの実。
秋の林内で一際鮮やかに目立っている。


やっとみつけた、ミヤママタタビの実。
今年は不作だった。


一面のススキに覆われた広大な荒地も、だいぶ片付いてきた。
とはいえ、作業してんのは俺一人なので、遅々として進まない。


ススキの中に散見されるアキグミ。
おお、生ってる生ってる。


俺、これ好きなんだよね。
渋みがあるけど、タンニンが多いためらしい。
リコピンなんか、トマトよりはるかに多く含まれてるらしい。
実が小さいし、枝には棘があるから、収穫はゆるくない。時間と根気があれば、2メーターくらいの木でも袋いっぱい採れる。
大量に収穫するには、昼休みを全部使うとかしなきゃ無理だな。


ススキと若木を元気よく刈っていたら、刈払い機のハンドルがモロっと折れてしまった。
よく切れる刃を付けて使っていたので、そんなに力任せにやってたわけではないのだが。


この折れ口は、力任せにひん曲げて折れたものではない。
振動による疲労破壊だろうな。
ジュラルミン系のハンドルだから、金属疲労には弱いはずだ。
とりあえず、ハンドルの折れ口をスムースにして、再取り付けした。少し短くなったけど、作業には支障ない。
それにしても、こういう振動機械なんだから、多少重くても鉄パイプのハンドルのほうがいんでないかな。
もう一方のハンドルも、いつ折れてもおかしくないだろう。一応プロ用のモデルなのに、困ったもんだ。
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