不作。

去年の今頃は、キノコや栗といった秋の実りが大豊作で、毎日のようにせっせと収穫に励んでいたものだった。
今年は一転、栗もキノコも不作で、寂しい秋になっている。
9月が天候不順だったせいかな。


イガは落ちてはいるけど、量は少ない。
中身も、すでに動物に持ち去られているものが多くて、人間の分け前はわずかだ。


お、入ってるのがあったぞ。


開けてみたら、真ん中のが痩せてる。


丸々してると思えば、虫に食われてたり。


これはよく太っている。


よしよしいいぞ。


去年は、イガを開けなくても、はじけた実が地上にころころ落ちていたのだが、今年は探すのが大変なくらい少ない。
正月の分は確保すんの無理かもな。


マタタビは、全然実が生っていない。
仕方ないから、葉が付いたままの枝先だけ、ネコへのお土産に採ってきた。


去年は大豊作だったボリボリも、今年は探すのがゆるくないほどの不作。
これはパリッとした歯ざわりが楽しめそうな、食べごろのボリボリ。


だいぶ経ってるけど、このくらいならまだ食える。
傘の裏の襞には、虫がいっぱい入ってそうだけどな。


こんなに真っ黒になってると、さすがに収穫時期を逸している。


スタッフで分けて、汁の実にするくらいは採れたが、おすそ分けするほどには採れなかった。


玉切りして腐れ待ちのミズナラに、変な物体が付いていた。


プルプルした、なんとも妙な感触。
調べてみたら、キクラゲの一種の、たぶんクロハナビラニカワタケと思われるが、自信がもてないので食わなかった。


一方、道央では不作でヒグマが里に出没する一因ともいわれているドングリは、この山ではまあまあの豊作だ。
なんだかなあ。
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