これも寿命。

サンバー。
このところ、湿気の多い日はとくに、冷機状態で吹けが悪く、じわじわ加速する分にはまあいいのだが、急加速しようとするとミスファイアのような振動と共にタコが踊る、という症状が出ていた。
タコは蛸でなくタコメーターの指針な。

俺のサンバーの後付けタコの回転信号はイグニッションコイルのアースから分岐している。

配線図によると、IGコイルのアースは、ポイント式のデスビをもつ初期型660キャブ車では、燃料ポンプのエンジンラン信号線に繋がって、ポンプ内でポンプのアースに落ちていることになっている。
ただし、エアコン付きのクルマでは、このラインからエンジンランの信号をエアコン系統に送っているようだ。
タコはイグニッションパルスをカウントしてるから、タコが踊るというのは、このラインに変な信号が乗ってることになる。
同時に振動も出ているのだ。

で、さらに症状として、エンジンが暖まるとパワーはイマイチ出てないものの振動して吹けなくなるほどの症状は出なくなる。
吹けないとかパワーが出ない(登坂力が明らかに落ちている)こともあって燃料ポンプを疑ったりもしたのだが、症状がエンジン温度に依存していることを考えると、電磁ポンプが直接関係しているというのも解せない。

ということで、まずはキャブ内部を清掃したのだが、ジェットや加速ノズルが汚れてたのをキレイにしたおかげで若干吹けがよくなったものの、症状は治まらなかった。


ちなみに、後でちゃんとスロージェットにアクセスできた。
これはやっと外れたスロージェットのメクラ。
カーボンで真っ黒だ。
ジェットも汚れていたので、クリーニングした。

そんな話を仕事場でしてたら、俺に負けず劣らずポンコツ好きの同僚が、
「自分のジムニーでも同じように高負荷でストールしそうになって、プラグ見たらチビてて、プラグ換えたら直りましたよ」
というありがたい情報をくれた。
そういえばサンバーのプラグも長いこと見てなかったな。
で、プラグ外してみたらこのとおり。


中心電極がすっかり減って、エアギャップが1ミリくらいになってしまっている。
これでは、高負荷で要求電圧が高くなったらマトモに火が飛ばず、ミスファイアするかもしれない。
ギャップ詰めれば使えなくもなさそうだけど、まあ寿命だろう。
予備のプラグに交換してみたら、加速が悪くてパワーがないのはそのままだけど、高負荷時の振動ストールの症状はめでたく治まったのだ。

ま、とりあえず一つは片付いたわけだ。

あとは、冷機状態でパワーが出ないほうだ。
いろいろ調べたら、バルクリが詰まりすぎじゃないか、と思えてきた。
エンジン暖まれば少し良くなるし、かといってパワーは普通より出ない。
アイドルバキュームは、いいときより暖機状態で1-2インチ、冷機状態だと5インチ以上低い(数値としては小さい)。
ビンゴ臭いぞ。次の休みはバルクリ見てみよう。
そういやバルクリも長いこと見てないんだよな
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寿命。


去年の秋に卸した長靴
こないだ伐採地の幼木を刈りまくったら、とうとう側面が裂けてしまった。
こうなると、もちろん防水性はない。


内張りも、踵のとこが擦り切れてしまっている。
これ履いてものすごい歩くからなあ。
とはいえ、1年持たずにスクラップか。こんなもんかな。
お仕着せも春に新しいのが支給されたので、同じやつの後継モデルに代替えした。
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