挿げなおし。


世話になっているばあちゃんが、薪割りの柄が折れたので挿げてほしい、と、刃と市販の替え柄を持ってきた。
ところが、櫃穴に対して柄が細くて、ばあちゃんの体格も小さいから、刃の大きさに見合った柄をヤチダモで作ってやった。
したら、長いほうがいい、と。意外とパワフルなばあちゃんなのだった。
じゃ、せっかくばあちゃんが買ってきた柄だし、なんとか挿げてみるか。


ばあちゃんの薪割りを、俺の400匁の薪割りと比較。
かなり小さい。厚みもやや薄いから、だいぶ軽い。


刃は300匁くらいだから、3尺の柄を挿げたらアタマ小っちぇ。


柄の厚みは余裕があったが、前後幅が細かった。


櫃穴はテーパー形だったので、柄をテーパーの広いほうに寄せて合わせ、狭い刃側に木の楔を打ち込んでガタを詰めた。
試し割りした感じでは、まあいんでないかと。
ばあちゃん、これでガマンしてけれ。
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雑草通信。


サツキが咲いた。
当地では、サツキは水無月の後半に咲く。
もっとも、夏至あたりが旧暦の皐月だから、その意味では極めて正しい。


今年も巨大雑草との格闘。
去年のはこちら
183センチの俺の目線で撮った写真でこのでかさ。
この藪の中に入ったら、周囲はもう何も見えない。
ブッシュの閉塞感が苦手なヒトには拷問だろうな。


左側が刈ったとこ。
同じく俺の目線写真。


刈るといきなり日当たりが良くなる。


巨大フキ。
俺目線で、丸鋸は30センチだ。
俺の肩くらいに伸びて、でかい葉は直径1メーター以上ある。


巨大オオイタドリとエゾニュウ。
3メーター超だ。


死屍累々。


オオイタドリの中に隠れていたヤナギの枝に、新築間もないコガタスズメバチの巣を発見。
女王だけがせっせと働いていた。


女王だけなら刺されることはないが、彼女がどっか行った隙に、念のため長鎌で枝ごと落とす。
その後、戻ってきた女王は、巣を探して狂ったように飛び回っていた。スマンな。ここは俺たちの巡回コースに近すぎるんだ。


採取後、中を覗いてみた。
20室くらいあって、ぽつぽつと卵らしきものは見えるが、育ってはいない。
このまま孵っても、幼虫は餓死するだけだから無問題。


ゴメンねその2。
同じヤナギの股に小鳥の巣発見。
中にはたぶん4羽の雛が折り重なっていた。
せっかくオオイタドリに隠れていたのに、急に丸見えになって日も当たるようになってしまった。
この日は俺が見てる前では親は来なかったが、次の日も雛は元気そうにしてたから、親はちゃんと帰ってきてるんだろう。
と思いたい。


背中側。
何の雛だろう。


サイハイラン。


クルマのミラーに付いた、オオヘリカメムシ。


空中浮遊は、マイマイガの幼虫。


作業道路に垂れ下がってくる枝も剪定。


武器は長柄の鎌。
造林鎌とか呼ばれるやつかな。
両刃で、3センチやそこらの枝なら一発で落とせる。


ホオノキの花が咲いていた。
でかい花だ。


ハナムグリが食事中だった。


今週は暑かった。
倉庫内もこのとおり。
ただ、からっと乾いていたから、汗かいてもガマンできる感じではあった。
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いたちごっこ。


庭のツツジにアシナガバチが巣を作っていたのを取ったのだが・・・。


10日もしたらまた作られてた。
取り除いたのだが・・・。


1週間もしたらまた作られた。


また取った。
いいかげんよそに作ればいいのに。ハチってアタマ悪い。
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アカシアのてんぷら。


ニセアカシアが咲いたので、今年も花を摘んできて、テンプラにしてもらった。
甘くて美味い。
花の軸は硬いので、花だけこそげてかき揚げにしてもいいかもしれないな。
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オイル漏れ。

さらにサンバーのトラブルが続く。


3月にサビによるピンホールでオイルパンを交換していたのだが、その後まだオイル漏れが再発していた。
オイルが付いてるのは、オイルパンフランジの下あたりで、トランスミッションフランジ側に近いほう。
可能性としては、どうも、オイルパンフランジに使った液体ガスケットが古すぎたかなんかで、いつまでも完全に固まりきらないようだ。
プライベーターだから、液ガス1本使い切るなんて何年かかるかわかんない。10年は経ってたやつだと思う。
あとは、最後部(エンジンは横置きだから、車載状態では一番右のアウトプット側)#5クランクベアリングキャップのサイドシールあたりから漏れてるか、だ。
どっちにしても、オイルパン剥がせば直せる。
で、下の記事の作業のときに着手したのだが、手持ちの正規液ガス(スリーボンド1207C)がチューブ内で完全に固まってて使えず、手持ちの適当な液ガス(スワンボンド301)を使ってみたら、案の定ダメだった。
ダメというのは、オイル温度上がったらたちまち漏れ始めたのだ。
なので、とりあえずそれを応急処置として、スリーボンド1207Cを手配して、入荷待ちとしていた。
先週中にモノは入手したので、昨日さくっとやり直して、今のところオイル漏れは収まっているようだ。
なので、今回の写真は、そのときの写真と混在しているのをご承知いただきたい。


オイルパンのドレン付近を下から見た図。
今回、再びオイルパンを外そうとしたら、緑の滴を発見。
ってクーラントだなこれ。え?


すぐ上にあるのはサーモスタットハウジング。
このホース、ヒーターのインレットホースだが、どうやらここから出たようだ。
ついでに直さなきゃ。


オイルパンを剥がすだけで、#5ベアリングキャップにアクセスできる。
金色っぽく見えるのは、#4ピストンのビッグエンド側のクランク。
クランクシャフトは、6箇所で支持されている。クランクプーリーの裏に端の#1、各シリンダー間に#2,#3,#4とあって、フライホイール側の端が#5だ。
#5ベアリングキャップは、クランクケース最後面の一部になっているため、指で示しているキャップ両側面に、棒状のゴムシールが入っている。
んー、見たところ漏れてる感じはしないけど、せっかく買ったから換えるか。

キャップはシールが接着されているから、黒く見えるボルト2本を外すだけでは簡単に外れてこない。
真ん中のメクラ穴に適当なボルトを入れて、そいつを手がかりに引っ張り出すのだ。


外れた。
壊していいなら簡単だろうけど、壊さないように気を使えばなかなかの力仕事だ。
工場には専用のプーラーみたいのがあるのかもしれないな。
テカテカ光っているのはクランクシャフト。茶色いのはリアクランクシールだ。


外したベアリングキャップ。
手前側のくぼみに、リアクランクシールのオイルシールが入る。


このように。
これは、前にクランクシール交換したときの写真。
エンジンは傾いているので注意。


クランクシャフトのベアリングは、ボールやローラーではなく、半割になったプレーンベアリングで、「メタル」と呼ばれる。
中でもクランクメタルは「親メタル」と呼ばれる。
コンロッドのビッグエンドにもメタルが使われていて、そっちは「子メタル」と呼ばれている。
写真で赤っぽく見える箇所は、摩耗でメタルのコーティングが削れて、めっき下地の銅メッキ層が出ている。
摩耗しているのは、#4の下死点をやや過ぎたあたりだ。
何でここが減るのかといわれても、多気筒のクランクシャフトには複雑なねじりやしなりが発生するから、まったく想像が付かない。こんなもんなのだというしかない。


前のエンジンでメタル交換したとき、サイドシールがなくて(買い忘れ)#5だけ交換してなかったので、新品の親メタルが1組だけ手元にあった。
せっかくだから換えてやろう。


ケース側のメタルは、ただ交換するだけなら、クランクシャフトを外さなくても交換できる。
ヒントはこの写真。
きちんとオーバーホールするなら、シャフトを外してクリアランスを測んなきゃないよ。


外した#5親メタル。
上がキャップ側で、下がケース側。
ケース側は上死点側がやや摩耗していた。


キャップに新しいメタルを入れた。
初期潤滑のために、メタルにはモリブデングリスを塗っている。
それ以外の接合面、特にオイルシールの入る面は、古いシール剤を徹底的に除去して、よく脱脂しておく。
この先手がベタベタになるから写真撮ってないが、キャップを規定トルクで締め付けて、サイドシールを挿入する。


これがないばかりに、サンバーは1週間ダウンしていた。
1105は黒くてピチャピチャのやつで、サイドシールを入れるときは先端1/3にコイツを塗って挿入、と指定されている。
1207Cはレンガ色の固いやつで、オイルパンの接合面など随所に指定されている。3000円以上するけど、値段だけのことはある。


漏れたと思われるウォーターホースは、モノがないから、クランプを少しずらしてやる。
ホースにクランプの「くせ」が付いているのをずらしてやるだけなのだが、よほどひどくなければこれで大概漏れは止まってしまう。

これでオイルパンを貼り付け、駒ヶ岳山麓のアップダウンのあるコースをテストランして、オイルもクーラントも漏れていない。
ま、たぶんOKだろう。
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