シフト。
SRX600。
ステップを少し後ろに下げて、いい感じになっていたんだけど、ちょっとシフトペダルが近すぎる感じがしていた。
近い、ってのは、ステップからペダルが近い、ってことな。
元々SRXのペダルは近い感じだったところに、ステップ移設で角度が変わって余計に近くなって、靴によっては操作しづらいこともあったりした。
長いこと乗ってるXT400Eが比較的シフトペダルが遠くて、SRXと乗り比べると、俺の足にはXTのほうがしっくりくる。
で、シフトペダル位置をシフトしてみることにした。
真ん中のつば付きのボルトが、ノーマルのシフトペダル軸ボルト。左ステップの下ボルトを兼ねており、つばの部分から外がステップから突き出して、そこにペダルが入るようになっている。
けっこう摩耗してペダルのガタが大きくなってたけど、このボルトはもう新品出ないみたいで、仕方なく使っていた。
下のブッシュをペダルの軸に入れる。ブッシュはオイルレスブッシュってやつで、黒い点のように見えるとこに、グラファイトみたいな潤滑剤が入っている。
上のボタンボルトで、ノーマルステップの位置であるステップアダプターの下の取り付け穴に取り付けようというのだ。
もともとステップのベース分、20ミリ程度フレームから浮いている構造なので、ある程度アダプターから浮かさないと、シフトロッドがフレームに干渉する。
試してみたら、10ミリ程度は浮かせる必要があった。ナットと重ねたワッシャで調整。
こうすると、ナットをロックナットとして使えて、ペダルのガタを調整できるのもありがたい。
実際、ペダルは軽く動くけど、ペダル軸のガタはない。
それでも、ロッドとフレームは、けっこうギリギリのクリアランスだ。
こんな感じ。
ロッドの長さは、ノーマルに戻している。ロッドエンドが摩耗してきてるのと、シフト機構自体のガタがあるから、シフトリンク自体のガタはそれなりにある。
普通の作業靴で、俺の足で土踏まずをステップに乗せて、このあたりになる。
分厚いオフブーツでも、ちゃんと操作できる位置に来た。
ペダルが爪先側に移動した上に、元より1センチ内側に入ってるから、ガニマタにしなくてもペダルをかわせる。
オフブーツでSRXに乗るのかはともかくとして、エンジニアブーツみたいな爪先の分厚いブーツでも、普通に乗れそうだ。
この写真は、脱いだブーツをステップに載せてるだけ。
調整過程で、このステップ位置だと、ステップのゴムを付けたほうが乗りやすそうな感じがした。
しばらくこれで試してみよう。
なんとなくうまくいったので、気をよくして左のエンジンカバーなどポリッシュしていたら…。
ふと立ち上がるときに、左のバーエンドに頭突きかました。
みごとタンコブになった。マンガみたいなタンコブ。
ご覧のヘアスタイルでダイレクトに頭突きして、出血しなくて幸いだった。
読者諸兄も頭上には十分ご注意のこと。
車検取りたての姉妹ツーショット。
今年は2台バランスよく乗ってやんなきゃな。