hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

「余生堂々」を読んで

2006年11月21日 | 読書
松木康夫新赤坂クリニック院長の60歳から始まる黄金の人生と副題のある「余生堂々」(祥伝社)を読んだ。
「定年までの第一の人生は義務の人生、第二の人生は自分の人生を楽しむ権利の人生」として第二の人生のための著者の考えが披露される。私がポイントと思った点を抜粋した。(  )は私のコメント

健康寿命
日本人の平均寿命は男性78歳、女性85歳(2001年)だ。病気や寝たきり、ぼけなどに悩まされることなく、健康で生きる年齢を「健康寿命」と言うが、日本人男性は71歳、女性は76歳(2002年)で、これもまた世界一だ。
(私の健康寿命はあと10年もないのか!)

第二の人生は5つのリッチで
40代から準備して多少蓄えたお金は使い切り、マネーリッチに。
60歳の人は人生の1/4しか残っていない。有意義に、満ち足りたタイムリッチに。
第二の人生では、職業、経験など今までと違う友人を持ち、フレンドリッチに。
20年もあれば0から始めた趣味もものになる。ホビーリッチに。
心身の鍛錬、正しい食生活、年1回の人間ドック入りでヘルスリッチに。
(会社離れてほぼ2年、久しぶりに人間ドック入りしたら、ボロボロ問題発覚し、自信喪失)

黄金の人生のために、夫が行うべきこと
1.記念日を忘れない。 2.思いやり、やさしさを行動でしめす。 3.同じ趣味を持つ。 4.突然花を贈る。 5.奥さんの健康を気づかう。 6.ときどき一緒に外出する。 7.旅行を計画する。
(自己採点50点、奥様採点30点)

黄金の人生のために、妻のなすべきこと
1.笑顔を絶やさない。 2.亭主の好きな赤烏帽子。 3.誉めまくる。 4.聞き上手になる。 5.ときにはおしゃれを。 6.ときには愛の儀式を。 7.健康であること。
(私の採点ではくやしいが90点)

3人の医者を持て
一人は一番自覚できる自分。もう一人は親身になり心配し、かすかな香水の匂いにも敏感な奥さん。最後が1時間位で会えるところにいる良い主治医。
良い主治医とは、近い、ある程度の設備がある、内科医、肩書きの診療科名が少ない、医師間の顔が広い、35歳-65歳、患者離れが良い、データを貸す、威張らない、面倒見が良い、気楽に健康確認、平凡な病気にきちんと対処、人間臭い、気が合う。
(私が何でもまず一番に相談している医者は、不明な項目を除き8項目OKなので、まあ良い主治医かな)

健康のために
血圧が急上昇して血管が破裂する脳出血は血圧を測る機会が増えて減ってきている。
代わりに脳梗塞が増加している。脳梗塞とは、血管が老化して動脈硬化で狭くなったところに血栓がつまって起こる。心房細動という不整脈で血栓が心臓からはがれ脳に流れて行き、その領域の脳細胞が死んでしまうことが多い。50歳過ぎの40%の人が何らかの脳梗塞があるという。高血圧、コレステロール、中性脂肪が敵である。
(人間ドックで、心房細動という不整脈があったので、昨日主治医に行った。心電図をとって、「今回は問題ありませんね。患者さんにこんなこと言ったら申し訳ないが、けっこうよくある症状で、たまに出るなら心配ありません。今度機械をつけて何日か調べてみましょう」と、ここまでは良いのだが。 「ほら、長嶋さんがそうでしょ、血栓が脳に行き、半身が麻痺した」と余計なことを言う。これって、良い主治医なの?)
コメント
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