にぎやかな町を歩いていると、ジングルベルにせきたてられる季節になりました。
クリスマスソングの昔からの定番(古典?)と言えば、きよしこの夜(1818年頃)、もみの木(1824年)、ジングル・ベル(1857年)、サンタが町にやって来る(1934年)、赤鼻のトナカイ(1948年)、ホワイト・クリスマス(1954年)といったところでしょうか。賛美歌にはもっと古いものがありますが、これらの作られた年代を調べてみて、私には思ったよりは新しい(?)と感じられました。
日本のものでは、山下達郎の「クリスマス・イヴ」(1983年)が定番で、もはや日本のスタンダードと言えるでしょう。もともとはJR東海「クリスマスエクスプレス」のCMソングだったそうです。最近のものは数多くありますが、定着しているものは、松任谷由実の「恋人がサンタクロース」(1980)や、稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」(1992年)あたりのような気がしますが、いかがでしょうか。
クリスマスの歌詞にはなかなか良いものがいくつかありますが、ほほえましくて好きなのが、「ママがサンタにキスをした I Saw Mommy Kissing Santa Claus」です。
「ママがサンタにキスをしたのをお父さんが知ったら大変だ」と子どもの声で歌うのがウケルます。
また悪いくせの蛇足のジョークを。(ジョークの哲学:講談社現代新書)より
娘「パパ、お隣のおじさんは出掛ける前に必ずおばさんにキスするのよ。
パパはどうしてああしないの」
父「以前そうしたら、隣のおじさんにひどくぶん殴られたのさ」