hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

ホームページ更新顛末記

2006年12月08日 | リタイヤ生活
私はロングステイを始める人に少しでも参考になればと、オーストラリア西南端にあるパースPerthの気に入った観光地、生活情報など書き連ねたホームページHPを開設している。
 http://www17.plala.or.jp/toshihiyamizu/

私はおそらく20年以上パソコンを使っていてワープロや表計算などアプリケーション・ソフトは十分使えるが、パソコンの中身や通信プロトコルには興味なく、自信を持って弱いと言える。ソフト開発の経験もない。何しろあと1年で高齢者の仲間入りである。いろいろ試行して一度できたことを数ヶ月も経つとすっかり忘れていて、再度同じことをやるのに大変なエネルギーが必要になる。

退職して時間はたっぷりあるし、ボケ防止のためもあり、このHPはホームページビルダーなどのソフトを使わず、HTMLの本を買って来て後ろのCDにある簡単なソフトでシコシコ作った。
画像を挿入したり、行間をあけたりするいろいろな方法を、本の説明を読んだり、サンプルの一部を書き換えたり、適当なHPのソースを参考にしたりして徐々に作り上げていった。

今回、9月から6週間ほどパースへ行ったので、このブログに書いたパースの情報も含め、HPの情報を一部更新しようと、少しずつパソコン内で作成していて、12月初めに完成した。最後の仕上げにセンタにファイルをアップしようとしてつまずいた。これまでもフリーソフトFFFTPでセンタにアップしていたのだが、今回はまったくセンタに接続しないし、接続してもそれ以上進まなくなってしまった。

前回5月にアップしたときは何の問題もなく処理できたのだ。それ以後、変わったことは、パソコンのセキュリティソフトを更新し、Internet Explore 6をIE ver.7にし、Windows XPをsp2にしたことだ。

正常な状態なら、手順通り操作していけば時々間違えても、時間をかければ結局問題なく動き出す。しかし、問題が起きると、普通にただ使っているだけなので、ソフトやシステムの構造をある程度知らないと修正はお手上げになる。
会社にいたときは、必ず一人二人パソコン関係に詳しく、また面倒見の良い若い人がいて、「ちょっとお願い」と言えば、「またですか?」とか、「しょうがないな」とか言いながらすぐ解決してくれた。退職した今はインターネットで調らべたり、外部にメールなどして、すべて自分で解決しなくてはいけない。

ぷららサポートセンタにFFFTPや、FTPが通らないとメールしていろいろ教えてもらいながら、ひとつひとつ問題点を絞っていった。

我が家は、ADSLのルータからワイヤレスで2台のパソコンがつながっている。
ルータなどの設定はすべて自分でやったのだが、数年前で思い出すのに時間がかかった。結局、ルータのフィルタリング機能はどうなっているのか良くわからなかった。ところが、もう一台のパソコンでFTPを試みると、これが何とできるのだった。これで、おそらくルータは無関係ということになった。

パソコンのセキュリティソフトのファイアウォールはFFFTPだけ通すように設定した。

Internet Explore ver.7で、アドレス欄に、ftp://xxxxxxxx.or.jp と入力し、FTPが可能か試みたが、接続中のまま止まってしまう。
その状態で、IE7の「ツール」にある「接続問題の診断」を実行すると、
------------------
HTTPおよびHTTPS経由のインターネット接続では問題は検出されません
でしたが、FTP経由では接続できませんでした。コンピュータで実行されて
いるファイアウォールのクライアントにより、必要なFTPポートがブロックされ
ていることが原因である可能性があります。
FTPを使用しようとしている場合は、コンピュータの製造元に問い合わせて
ください。
--------------------
と言う趣旨が表示された。
これで、どうもファイアウォールが悪さしているらしいことが分かった。

ここで、改めて、FFFTPのヘルプから、インターネットでQ&A集を見ると、「Windows XPのサービスパック2をインストールしたら、FFFTPが動作しなくなりました。」というQ&Aがあった。

具体的には、「Microsoftのサポートに解決方法が書かれています。「Windows XP Service Pack 2 のインストール後、一部のプログラムが動作を停止しているように見える」を参考にして、設定してください。」とある。http://support.microsoft.com/default.aspx?kbid=842242

Microsoftのサポートには「Windows XPをsp2にすると、デフォルトでファイアウォールが有効になってしまうので、そのソフトを例外に設定しないといけない」というようなことが書いてあった。

そこで、Windowsのファイアウォールのはずし方を調べた。

特定の場合のみファイアウォールをはずす手順

スタート→コントロールパネル(カテゴリ表示)→ネットワークとインターネット接続
→Windowsファイアウォール→例外(タブ)→プログラムの追加
→例えばFFFTPを選んでOKをクリック
これでも全く動作しない。しかたないので、ポートを開けることにする。

→例外(タブ)で(FFFTP)を選択してポートの追加をクリック
→名前とポート番号を入力
(ポート番号は、FFFTPを起動してホストの設定変更をクリックすると、拡張(タブ)に
数値がある。標準は21になっている)

これでも何故か動作しない。このやり方や、原因にこだわる技能も根性もないので、更新したHPをアップするときだけ、ファイアウォール全体をはずすことにした。

スタート→コントロールパネル(カテゴリ表示)→ネットワークとインターネット接続
→Windowsファイアウォール→全般(タブ)で、無効をチェック

これでようやくFFFTPがセンタと情報送受可能になり、HPが更新できた。すぐ、ファイアウォールをもとに戻す。

更新されたHPを見るとアップした写真のうちの幾つかが表示されていない!
デジカメを変えたので、添付ソフトが変わり、送信画像のジェイペグjpgの拡張子がJPGと大文字になっていたのをそのまま送信してしまったのだ。
エクスプローラーがいつの間にか拡張子を表示しないになっていて、違いに気づかなかったのだ。さっそく、ツール→フォルダオプション→表示→詳細設定の中の「登録されている拡張子は表示しない」のチェックをはずして拡張子が見えるようにする。
しかし、すべて小文字に統一するために、送信した大文字画像を削除し、小文字の画像を新たに送信するのは大変だ。根気が続かなくなっていたので、しかたなく画像ファイルの拡張子と対応するHTMLを一致させるように書き換えて再送信した。結果として、大文字、小文字が混在したままになってしまった。

これでようやくHP更新が完了した。
以上、できる方なら1時間も掛からぬ作業で約一週間の時間つぶしができた。嬉しくて涙が出る。トホホ。


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横浜・三渓園へ紅葉狩りに

2006年12月08日 | その他
10日まで公開されている渓谷沿いの紅葉の遊歩道、聴秋閣と春草庵を見に横浜・本牧の三渓園へ行きました。
今週末が紅葉の見ごろで、明日から雨との予報もあったし、開園100周年を迎え今週は入園料が通常500円のところ100円なのにも誘われました。



正門を入ると大池があり、その向こうに三重塔が見えます。すぐ隣に大規模な製油所が並んでいるとは思えないさわやかな景色です。三重塔は京都燈明寺にあったもので1457年建築の関東では最古のものです。

   

紀州徳川家初代・頼宣の別荘だった臨春閣では、狩野派の襖絵や数寄屋造りの部屋をまじかで見ることができます。

      

今回公開されている渓谷沿いの遊歩道を登りました。全山紅葉というわけではありませんが、ところどころにある真紅、朱色、黄色の紅葉を眺めながら登っていくと、京都伏見城にあった月華殿があります。そこから橋を渡って渓谷を降りて行くと聴秋閣が紅葉の間から見えてきます。目を上げると遠くに三重塔が浮かんでいます。

春は花、秋は紅葉の中に、余分なものがそぎ落とされながら鋭さと見せ、静かに建つ日本建築をめでて歩くと、日本に生まれた幸せを実感します。
かなり多くの人が訪れており、このような簡潔な美に鍛えられている日本人の美意識は世界でも飛びぬけたものではないかと思えてきます。それにしても、若い人がほとんど居ないのは寂しいかぎりですが。



京都二条城にあった徳川家光・春日の局ゆかりの聴秋閣は、2階に小さな部屋がある2層の楼閣建築です。
隣に立つ春草廬は、織田信長の弟、有楽斎作の茶室があり、九つの窓がある、華やかな茶室です。新緑と紅葉の時季に、聴秋閣とともに公開されています。

このほか、白川郷の江戸時代の合掌造りや、旧燈明寺本堂など多くの由緒ある建物を見ることができます。

三渓園とは?
生糸貿易により財を成した実業家、原三溪は、東京湾を望む横浜の東南部・本牧に広がる17.5万平米に及ぶ広大な土地を造成し、京都や鎌倉などから建造物を移築(重要文化財10棟)しました。1906年(明治39)に、この自宅の扉のない門柱に「遊覧御随意」の札を掲げ一般に開放したので、今年が100周年になります。現在は財団法人三溪園保勝会が運営しています。
 http://www.sankeien.or.jp/index.html



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