hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

成蹊大学欅祭、蕎麦屋「中清」へ

2024年11月24日 | 日記

 

成蹊大学の欅祭へ16年ぶりに行った。以前、この近くに住んでいて、ブログ「成蹊大学の欅祭に行く」をUPしていた。

 

五日市街道からケヤキ並木の向こうに欅祭のゲートとさらに奥に建物が見える。

 

正面の建物の前で縄跳びのパフォーマンス?

 

何だかしょっちゅう失敗しているが、あくまで明るく、明るく!

 

待ってました、チェアリーディング

 

「何事も下積みあっての華だ」と16年前も書いていた。

 

下は16年前の写真。上と同じような服装で、同じようなパーフォーマンスをやっていた。

当時のブログには、「あんな(どんなだ)お嬢さんが落ちてくるのを止めるのは大変そう。」とあった。

昔から余計なことを書いていたようだ。

 

後には「情報図書館」。中は遊園地??のよう。

 

各サークルのテントが並ぶが、いずれも豚汁と焼きそばの販売ばかり。

やたらと大音響が響き、バンド演奏が始まった。「まだ書状が届いてないので、コメントは差し控える」

 

「臨時卒煙所」の矢印の先には喫煙所がある。赤字の説明には「本学学生および教員の卒煙を目的とした施設です。……」とある。卒煙所よりアヘン窟と呼んだ方が良いと思う。

 

学園祭というものは、60年前から変わらない。ともかく食べ物、飲み物の模擬店だけが目立つ。建物の中の展示には人影まばらだ。我々は写真部の展示を見ただけで失礼した。

 

 

五日市街道沿いに蕎麦の名店「中清」があったはずだと探し歩いて、西五条通りとの交差点で発見。

 

テーブルが10足らずの小さな店。入口には何故か書棚。その裏には御亭主からのメッッセージが掲示されている。

 

「蕎麦には物語がある。日本中の故郷から生まれ育った蕎麦。育った環境が違えば持つ味も違う。粉にする際、挽き方も違えば麺にする蕎麦の打ち方も違う。蕎麦ってとても深い。じっくり味わってみてください。」

 

日本酒の銘柄がずらり。

 

メニューの1ページ目

 

私は「粗挽きそば」。そば殻が混じる太く硬い蕎麦。

通ならば、「さすがだな」と感心しなければと、うなってみた。確かに噛み応えがあって、これが蕎麦と言う感じだ。

落語の枕だったと思うが、蕎麦通で知られる男が常に「蕎麦は汁なんて浸けちゃいけねえよ」と言っていた。男がいざご臨終というときに「汁をたっぷり浸けて蕎麦を食いたかった」と嘆いたという。

 

 

相方はいつものように「温かいとろろ蕎麦」。こちらは白い、ごく細の麺。

 

以下、メニューから、蕎麦の種類と簡単な解説。

 

生粉そば(そば粉100%)(産地別に打ち分けています)

 

粗挽そば(玄そばを磨き、殻つきのまま低速回転石挽き~細かい目の篩いにかけて仕上げました)

 

二八そば さとそば(田舎系)(玄そばをそのまま粉に挽いてうちました。色黒の田舎風のそばです。そばの香りとコシの強い野性味の溢れる味覚が特徴です)

 

二八そば あずまそば(更科系)(色の白い上品で繊細な風味をもつそばです。さわやかなのど越しとほのかな甘みが特徴です)

 

 

 

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