天龍寺北門を出て、左手のあまりにも有名で人一杯の竹林。
突き当り、トロッコ嵐山駅の近くに大河内山荘がある。
時代劇の大スター・大河内傅次郎(1898~1962)が、小倉山の南面に30年に渡りこつこつと作り上げた庭園だ。
菓子付き抹茶を含めて入園料は1000円。
入って右手がお茶をふるまわれる所。
左手の丘を登って、回遊式借景庭園を巡る。
持仏堂
31歳ですでに大スターだった傅次郎は、撮影の合間にここで念仏・瞑想により静寂を得た。この持仏堂から64歳で逝去するまで絶えることない30年間の庭作りが始まった。
嵐峡展望台からの眺め
遠く一番高い山が比叡山。山頂の真下あたり、二つの山の間によく見ると仁和寺の塔が見える。
市内展望台(月香という名の休憩所だったかも?)からは京都市内が一望。
入口近くに戻り、お抹茶席で頂く。
回廊風に傅次郎の写真などが並ぶ記念館。
大河内山荘を出て、常寂光寺方向に行くと、小倉池に一面のハス。
このあと、天龍寺の西側の亀山公園を経て大堤川(桂川)近くの「らんざん」で一泊。
「京都 (3) 京都らんざん」に続く。