hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

コモンウェルス大会に見る英国の外交

2006年03月16日 | 政治
英連邦のオリンピックとも言うべきCommonwealth Gamesの開会式が
メルボルンで3月15日開催された。

TV観戦した開会式は、エリザベス女王を向へ、クレーンで電車、船、人を
吊るし、夜の闇の中で光を使ってかなり派手にやっていた。世界で1億人が
見るそうである。4年に一度で18回であるから、72年も続いているのだろうか?

Commonwealthとは一般的には連邦のことだが、とくに英連邦を示す。
この英連邦なるものかって英帝国に属し、その後独立したカナダ、
オーストラリア、ニュージーランド、インド、南ア、くらいかなと思っていたが、
アフリカなどに多くの国や属領があり、53にもなると言う。
独立後、連邦に属さなかったのはイラク、ミャンマー、エジプト、スーダン
などわずかで、離脱したのはアイルランド、ケニア、ジンバブエのみのようだ。

英帝国はこれらの国に対し、かなりひどいことをしたに違いないのに、ほと
んどの国が現在も歴史と政治的遺産を共有し、連邦に属するとは、英国
の外交力はやはりたいしたものだ。

それに比べ、日本の外交は過去の負の遺産を後の世代に持ち越そうとする、
なんというテイタラク。
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