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W杯日本代表決定

2006-05-15 20:27:17 | スポーツ

注目されていたW杯ドイツ大会代表の日本代表メンバー23人が発表された。ジーコが久保の代わりに巻の名前を呼んだ時は、記者会見場から思わずどよめきの声が聞こえた。その他には、松井が外れたのを残念がる声が多かった。概してジーコの選択はオーソドックスだったと私は思う。

私の昨年暮れ日本チームの予選突破は実力的に無理だろうと予測した。このメンバーを見てもその考えは変わらない。最大の弱点は高さ・強さで見劣りするディフェンスであり、昨年の予測から状況は全く変わっていない。

守備陣が崩され得点力不足で追いつけないゲーム展開になるだろうと言うのが私の予測だ。ゲームの早い段階で失点するともう追いつけない。昨年のメキシコ戦は徹底的に高さで攻められ完敗したゲームの例だ。高さが無いが為、大きなミス無しでもヘッディング一発で失点した。相手チームはしっかり研究してくるだろう。

押し込まれると慌てて不用意なパスミスをするケースが目立つ。特にバックが受け手を見つけられず弱気になりバックパスや横パスをとられ失点したケースはこのチームだけでなく、日本チームの伝統的な弱点だ。トルシエは決まりごとを決め何とかこの弱点に対応したが、トルコ戦の敗戦もパスミスがきっかけだった。今のバックスの実力ではトルシエ方式が良いかもしれない。

後半半ばまで持ちこたえ相手の集中切れ時に速攻もしくはセットプレイで得点を狙うゲーム展開が出来れば日本に勝機が生まれる。最悪でも引き分けで勝ち点を取れる。そのためには、得意の中盤特にボランチが機能し、バックにパニックを起こさせないようにすることが重要だと考える。

ジーコは攻撃の切り札として久保を期待していたが、今回その構想を崩さざるを得なかった。私も久保の体調が万全なら勝てるチャンスはあると期待していた。ジーコも久保も残念な思いをしているはずだが、その分巻の頑張りに期待したい。

総合すると中田がボランチとして守備と攻撃の繋ぎの役割を果たすことが勝点を取るための鍵になる気がする。相手チームが前がかりで攻めるとボランチから前線へのパスやサイドからの速攻を受け、それで脅威に感じ無理して攻めさせず後半勝負に持ち込み、残り15分で交代した高速FWがファールを誘いセットプレイに持ち込むシナリオである。

今日代表選出された顔ぶれを見て現在の私の予測は 12敗もしくは21敗である。これに1勝が加わると決勝ラウンド進出も見えてくる。頑張れ日本。■

コメント
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