衆院選敗北の責任を取り枝野委員長の辞任を受けて、立憲民主党の代表戦が19日に告示された。衆院選前の自民党の総裁選に比べ、当然とはいえ気の毒なほどに熱気がなく注目されてない。自民党の総裁選は衆院選の事前運動みたいな効果があったが、立民は負け戦の反省会みたいに感じる。
だが、反省が十分じゃない。現金なものでマスコミの注目度も極めて低い。その中でも注目されているのが野党共闘の在り方、衆院選敗北の一因になったと言われる共産党との選挙協力をどう評価するかのようだ。政策抜きで共産党と共闘するなんてあり得るのかと多くの人は訝った。
私は衆院選の戦い方をどうすれば有利かは二の次だと思う。政権交代を目指すのに国の重要な政策をどう変えるのか議論しない党の代表選などあり得ない。最優先なのはバブル後長年停滞している経済を建て直し、米国等野の同盟国と連携して安全保障政策を強化するかだ。
選挙に勝つためには何でもするという連中を一概に非難できない。日本よりもっと酷いのは米国だと思う。選挙に有利だと思えば共和党員の間で圧倒的に支持されているトランプ元大統領にペコペコする議員が山ほどいる。議員にならなきゃやりたいことも出来ない。
だが、報道されるのはWhat(何)ではなくHow(どうやって)だけだ。言い換えると「改ざんや忖度政治からまっとうな政治に変える」という。何を決めるのか言わないで、「丁寧に説明して決めるので支持して欲しい」と言うようなものだ。与党を非難する時の切れ味が全くない。
自民党総裁選の時は候補者が夫々に幅広い政策を主張し議論した。議論するテーマも経済や安全保障だけでなく、憲法改正から皇室に関わるまで幅広く議論された。それに比べ立民代表選は一体何が言いたいのか分からない、ホントにつまらない寂しい内容で進んでいる。
情けないのはこのような状況にもかかわらず、マスコミも何故か拍子抜けした熱気の無い報道を続けている。もし自民党がこんな総裁選をやっていたらボロボロに叩かれて、その後の衆院選も大敗したと思われる。こんなことでは立憲民主党は衰退の道を歩む恐れがある。■
だが、反省が十分じゃない。現金なものでマスコミの注目度も極めて低い。その中でも注目されているのが野党共闘の在り方、衆院選敗北の一因になったと言われる共産党との選挙協力をどう評価するかのようだ。政策抜きで共産党と共闘するなんてあり得るのかと多くの人は訝った。
私は衆院選の戦い方をどうすれば有利かは二の次だと思う。政権交代を目指すのに国の重要な政策をどう変えるのか議論しない党の代表選などあり得ない。最優先なのはバブル後長年停滞している経済を建て直し、米国等野の同盟国と連携して安全保障政策を強化するかだ。
選挙に勝つためには何でもするという連中を一概に非難できない。日本よりもっと酷いのは米国だと思う。選挙に有利だと思えば共和党員の間で圧倒的に支持されているトランプ元大統領にペコペコする議員が山ほどいる。議員にならなきゃやりたいことも出来ない。
だが、報道されるのはWhat(何)ではなくHow(どうやって)だけだ。言い換えると「改ざんや忖度政治からまっとうな政治に変える」という。何を決めるのか言わないで、「丁寧に説明して決めるので支持して欲しい」と言うようなものだ。与党を非難する時の切れ味が全くない。
自民党総裁選の時は候補者が夫々に幅広い政策を主張し議論した。議論するテーマも経済や安全保障だけでなく、憲法改正から皇室に関わるまで幅広く議論された。それに比べ立民代表選は一体何が言いたいのか分からない、ホントにつまらない寂しい内容で進んでいる。
情けないのはこのような状況にもかかわらず、マスコミも何故か拍子抜けした熱気の無い報道を続けている。もし自民党がこんな総裁選をやっていたらボロボロに叩かれて、その後の衆院選も大敗したと思われる。こんなことでは立憲民主党は衰退の道を歩む恐れがある。■