一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

第14期女流王座戦二次予選の勝敗予想の答え合わせ

2024-07-04 21:57:57 | 勝敗予想
第14期女流王座戦二次予選の11局が、先月26日までにすべて終わった。
当ブログでは11局の勝敗予想を行ったので、答え合わせをしておこう。なお、以下の○●は、実際のものである。

① ○佐々木海法女流初段VS●野原未蘭女流初段(間違い)

② ○山根ことみ女流三段VS●矢内理絵子女流五段(正解)

③ ●北村桂香女流二段VS○伊藤沙恵女流四段(正解)

④ ○室谷由紀女流三段VS●堀彩乃女流初段※(間違い)

⑤ ●内山あや女流初段VS○香川愛生女流四段(間違い)

⑥ ○磯谷祐維女流初段※VS●山田久美女流四段(正解)

⑦ ○和田あき女流二段VS●久保翔子女流2級(正解)

⑧ ○中井広恵女流六段*VS●岩佐美帆子女流1級(正解)

⑨ ●山口仁子梨女流2級VS○中村真梨花女流四段(正解)

⑩ ○岩根忍女流三段VS●加藤結李愛女流初段(間違い)

⑪ ●頼本奈菜女流初段VS○宮澤紗希女流1級(間違い)

以上正解6、間違い5。一生懸命予想をしたのに、サイコロを振るのと変わらない結果である。女流王座戦二次予選は、わりと予想が当たるイメージがあったのだが、そうではなかった。予想はかくも難しい。
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第14期女流王座戦二次予選の勝敗予想

2024-06-10 22:46:42 | 勝敗予想
第14期女流王座戦二次予選が、本日より始まった。では、11カードの勝敗予想をしてみよう。

① ●佐々木海法女流初段VS○野原未蘭女流初段

② ○山根ことみ女流三段VS●矢内理絵子女流五段

③ ●北村桂香女流二段VS○伊藤沙恵女流四段

④ ●室谷由紀女流三段VS○堀彩乃女流初段※

⑤ ○内山あや女流初段VS●香川愛生女流四段

⑥ ○磯谷祐維女流初段※VS●山田久美女流四段

⑦ ○和田あき女流二段VS●久保翔子女流2級

⑧ ○中井広恵女流六段*VS●岩佐美帆子女流1級

⑨ ●山口仁子梨女流2級VS○中村真梨花女流四段

⑩ ●岩根忍女流三段VS○加藤結李愛女流初段

⑪ ○頼本奈菜女流初段VS●宮澤紗希女流1級

まず、きょうは8枠の中井女流六段VS岩佐女流1級の対局があり、中井女流六段が勝った。これは結果が出る前に予想したので、その予想をそのまま書いた。
ほかの予想もご覧のとおり。LPSAからは2名参戦しているが、どちらも勝ちにした。とくに堀女流初段は最近イメチェンをしており、大いに期待できる。
11コ中、9コ正解を目標とするが、行くんではないだろうか。
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第83期順位戦の名人挑戦者および、各クラスの昇降級者予想

2024-06-01 23:22:46 | 勝敗予想
第83期順位戦が今月開幕する。では当ブログ恒例の、名人挑戦者および各クラスの昇降級者を予想しよう。

■A級■
名人挑戦…佐々木勇気八段
降級…中村太地八段、増田康宏八段

■B級1組■
昇級…広瀬章人九段、羽生善治九段
降級…大石直嗣七段、髙見泰地七段、石井健太郎七段

■B級2組■
昇級…木村一基九段、谷川浩司十七世名人、伊藤匠七段

■C級1組■
昇級…出口若武六段、冨田誠也五段、藤本渚五段

■C級2組■
昇級…梶浦宏孝七段、八代弥七段、池永天志六段

名人挑戦者は、思い切って佐々木八段とした。ほかのA級はなんだかくたびれた感じで、1年間を戦い抜けるのか、いささか不安である。佐々木八段の若さを買った。
降級のほうは、よく分からない。
B級1組は、広瀬九段の即復帰とした。同じ意味で斎藤八段も挙げたいが、先日の王位戦の敗退がちょっと引っかかる。どうも、今期の復帰は無理かもしれない。
そこで、いまひとりは羽生九段とした。羽生九段はそろそろ、A級復帰をしてもいいのではないか?
降級者は分からないので、順位の下位3名とした。
B級2組は、これも木村九段の1期復帰とした。やはり、順位のアドバンテージが大きい。
もうひとりは、谷川十七世名人とする。伊藤七段、渡辺和史七段など、なかなか厳しい相手が待っているが、順位5位を買った。
3人目は伊藤七段。伊藤七段は全勝か1敗で上がるだろう。
C級1組は、まず藤本五段はキマリ。ほかに注目しているのが冨田五段である。冨田五段はNHK杯の解説で拝聴したことがあるが、よく手が見えている。クイズ王の伊沢拓司にもちょっと雰囲気が似ていて、要するに、このタイプは上へあがるのである。
もうひとりは、出口六段とした。出口六段は、第7期叡王戦の挑戦者。そろそろ順位戦で結果を出してもいい。
出口六段と冨田五段は最終戦で星の潰し合いがあるが、仕方ない。
C級2組はまず、順位のいい梶浦七段とする。
ふたり目は、八代七段。佐々木大地七段の陰に隠れて目立たないが、八代七段の停滞もかなりのものである。今期こそ昇級しなければ。
梶浦七段と八代七段は7回戦で激突するが、どちらも候補から消すことはできなかった。
最後のひとりは、今期竜王戦3組で決勝を戦った池永六段とした。本田六段と迷ったが、順位が上の池永六段を取った。
なお、佐々木七段は、今期は選ばなかった。前期に上がれず、さすがに私も投げた。
以上、17名中8名正解が目標である。皆さま頑張ってください。
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第51回将棋大賞を予想する

2024-03-30 23:16:49 | 勝敗予想
2023年度の将棋公式戦も、29日が最後。日本将棋連盟のHPにはなぜか29日の結果が出ていないが、第51回将棋大賞の予想をしよう。
まず、記録部門を記しておこう。

最多対局賞…伊藤匠七段 68局(初)
最多勝利賞…藤本渚五段 51勝(初)
勝率第一位賞…藤井聡太竜王・名人 .852(46勝8敗)(6回目)
連勝賞…佐々木大地七段 15連勝(初)
女流最多対局賞…加藤桃子女流四段 52局(2回目)

最多対局賞の伊藤七段と、最多勝利賞の藤本五段は見事。どちらも順位戦はC級在籍だったので下位からの出場で、多くの対局と勝ち数がついた。
凄まじいのが藤井竜王・名人の勝率第一位賞で、タイトル戦を8つも戦ってこの勝率は信じられない。
佐々木七段、加藤女流四段の受賞もめでたかった。
続いて個人賞。これは私の勝手な予想である。

最優秀棋士賞…藤井聡太竜王・名人
特別賞…藤井聡太竜王・名人
優秀棋士賞…伊藤匠七段
敢闘賞…佐々木大地七段
新人賞…藤本渚五段
最優秀女流棋士賞…福間香奈女流五冠
優秀女流棋士賞…西山朋佳女流三冠
東京将棋記者会賞…青野照市九段
升田幸三賞…村田顕弘六段(村田システム)
升田幸三特別賞…藤井聡太竜王・名人(第71期王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦・対村田顕弘六段戦の76手目「△6四銀」)
名局賞…第36期竜王戦第4局 藤井聡太竜王VS伊藤匠七段
女流名局賞…第50期女流名人戦第3局 西山朋佳女流名人VS福間香奈女流四冠

最優秀棋士は当然、藤井竜王・名人。将棋ファンなら100%、将棋ファンでなくとも、藤井竜王・名人を推すだろう。
今年度は特別賞も藤井竜王・名人に差し上げたい。藤井竜王・名人の活躍度を考えれば、これでも全然足りない。
優秀棋士賞は、竜王、棋王、叡王の挑戦に名乗りを上げ、順位戦もB級2組に昇級した、伊藤七段に差し上げたい。
敢闘賞は、棋聖、王位の挑戦者になった、佐々木七段としたい。順位戦の成績がアレだったが、それを補って余りある活躍だったと思う。
新人賞は、加古川青流戦優勝、順位戦C級1組昇級、年度51勝の藤本五段。年度最高勝率の更新を最後まで競い、こちらも文句なしの活躍だった。
最優秀棋士賞は、福間女流五冠。白玲を失ったのはマズかったが、最終的に五冠を保持したことを評価した。
よって、優秀女流棋士賞は西山女流三冠となる。
東京将棋記者会賞は、今年引退となる青野九段。これは当たりそうな気がする。
升田幸三賞は、第71期王座戦で藤井竜王・名人を最後まで苦しめた、村田六段創案の「村田システム」とする。
升田幸三特別賞は、上の劣勢の将棋を、渾身の勝負手で逆転した、藤井竜王・名人の「△6四銀」とする。
名局賞は、第36期竜王戦第4局とした。藤井竜王圧巻の37手詰があった将棋で、伊藤七段がよく指したからこそ、この詰みが現れたといえる。
女流名局賞はよく分からないが、直近で最も記憶が鮮明な将棋を選んだ。
今年は、東京将棋記者会賞までは当たるのではないか。棋士、女流棋士の皆様、1年間、お疲れ様でした。熱い将棋を、ありがとうございました。
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第82期名人挑戦者および、各クラスの昇降級者予想の答え合わせ

2024-03-14 00:46:51 | 勝敗予想
12日にC級2組順位戦最終戦が行われ、これにて第82期順位戦のすべてが終わった。
当ブログでは昨年の6月7日に、「名人挑戦者および、各クラスの昇降級者予想」をしたので、きょうはそおの答え合わせをしてみよう。赤が正解である。

■A級
名人挑戦:豊島将之九段→豊島将之九段
降級:佐々木勇気八段、中村太地八段→
広瀬章人九段、斎藤慎太郎八段

■B級1組
昇級:近藤誠也七段、羽生善治九段→
千田翔太七段(八段に)、増田康宏七段(八段に)
降級:横山泰明七段、屋敷伸之九段、増田康宏七段→
屋敷伸之九段、木村一基九段、横山泰明七段

■B級2組
昇級:久保利明九段、郷田真隆九段、石井健太郎六段→
大石直嗣七段、高見泰地七段、石井健太郎六段(七段に)

■C級1組
昇級:伊藤匠六段、出口若武六段、都成竜馬七段→
服部慎一郎六段、古賀悠聖五段(六段に)、伊藤匠七段

■C級2組
昇級:佐々木大地七段、徳田拳士四段、八代弥七段→
冨田誠也四段(五段に)、高田明浩四段(五段に)、藤本渚四段(五段に)

以上、17名中5名正解。前期が7名正解だったから、やや落ちた。
まずA級は、豊島九段の名人挑戦はいいとして、降級2名は大ハズレだった。新八段2名がそろって残留、というのがビックリだが、それ以上に、広瀬九段と斎藤八段が落ちるとは思わなかった。広瀬九段はすっかりA級に定着していたし、斎藤八段も79期と80期の名人挑戦者である。しかしそんな実力者も落ちる。A級はホントに恐ろしい。
B級1組は、七段勢2名が昇級昇段。B級1組も実力者揃いなので、当てるのは難儀だった。
降級の3人目は屋敷九段で、5勝7敗だった。降級が2名時代だったら降級はなかったが、今後はこの数字で落ちるケースも出てくるのだろう。
B級2組も実力者3名が上がった感じ。石井六段は連続昇級で、七段に昇段した。
C級1組は、服部六段と古賀五段が連続昇級。順位戦はそんな簡単に連続昇級できないのだが、よく達成した。それぞれ10勝0敗と9勝1敗で、順位下位の不利を圧倒的成績で吹き飛ばした。
C級2組は、私が推していた佐々木七段は6勝4敗に終わった。最低でも8勝は計算していたので、この数字には呆れた(もっとも、8勝では昇級できなかったのだが)。棋聖戦と王位戦の挑戦者になっても、順位戦は昇級できない。これが順位戦の恐ろしいところである。
昇級した3名はみな若手で、高田四段は近い将来上がると思っていた。今期彼を推さなかったのは失敗である。四段3名が昇級昇段は、かなり久しぶりではないだろうか。
と思って今期の昇級者を見ると、B級1組以下11名中、「昇級昇段」は7名。これも近来にない数字ではないだろうか。やっぱり、順位戦での昇段が、スッキリしていて良い。
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