4月、5月、6月が最悪の営業状態で、7月に入ってようやく動きが出てきた
役所も市内での納涼会予約を始めたし....と思ったとたん感染者発生!!
案の定、市内各所の料理店には役所からのキャンセル電話が殺到
儚い夢でありました
こんなわけで、また緩い営業が始まりましたが、いつまでもこんなことはしていられない
攻めの営業に切り替えなければならないと、四連休は感染拡大地域からは来ないで!と
祈りながらレストラン拡大営業開始
一昨日は「決算が終わってねえ・・・・・黒字だったので今日は美味しい料理を食べようと
予約させてもらいました」とお見えになったのは新幹線工事関係の会社の社長さん
「今年は忘年会で絶対利用しますよ」と言ってくださった
さしみ5点盛り、3kgクラスの鯛のカマの塩焼き、国産ウナギのかば焼き、自家製ローストビーフ
メバル唐揚げあんかけ、鯛とバイ貝の吸物、越中バイの甘煮、前菜、風の盆そうめん
まったく魚屋料理
コロナのために料理屋や魚屋の売れ行きがぐ~んと減ったために、養殖場では出荷ができず
魚がどんどん大きくなって市場価値が下がっている
泣く泣く半値近い価格で出荷する業者もあるそうだ
鯛は1kg~1・5kgくらいが一番価値がある、だから3kgは大きすぎる
その分、焼き物などにすれば脂があっておいしい、さしみはちょっと脂くどくなる
今日は、諏訪湖周辺の町から馴染みのお医者の先生家族5人が予約でお見えに
メインの予約席からは能登が珍しく端から端まで見え、佐渡も米山も見える一年一.二回の日
ほんとにラッキーで大変喜ばれました
ある日の夕方、閉店して社員全員が帰った後、一人で雑務をやっていたら電話
「丼のテークアウトできますか?」「はい、できますけどいつでしょうか」
「今なんですが」「今日は、もう営業が終了したのですが、何名様ですか?」
「4人ですが、車の中で食べようと思って」「え~? じゃあ地元の方ではないのですか?」
「移動中なんですが、近くに来たので、新鮮な刺身とかの定食でもと思ってお宅に
、どこかテークアウトする海鮮丼のお店とかあります?」ここで考えました、もしかして首都圏の人で
この町の飲食店に入ることを遠慮しているのでは、またいつものお節介人情マンが出てきて
「近くにいるのですか?」「はい、スーパー*****の近くです」
「それなら10分くらいで到着しますね、いいですよ、誰もいないけど私が一人でやりますから
車の中は狭いから、食堂をあけるのでそこで、お食べなさい」
それからは忙しかった、請けてみたものの御飯の支度、味噌汁、お漬物にサラダ、小鉢二品
お茶は勘弁してもらって、とにかく作る
焦りました、セッティングから冷房、運び出し、会計まで3人でやっていることを一人でやるのだから
(こりゃあ参ったぞ!)ちょっと本音の弱音、でも20分ほどでなんとかやり遂げた
なんか肩身を狭くして遠慮しているお客さんが可哀そうで、ついつい引き受けましたが
「やったね!」という達成感と「間に合うか?」の一瞬冷や汗が入り混じっていました
でも喜んでお帰りになったので、やっぱりよかったなあと思いましたが
次回はきっぱりと、「申し訳ありません本日は閉店しました、別のお店を紹介しましょうか?」
と、はっきり言い切ろう
で、翌日サブ料理人に言ったら、「そんなときは呼んでくださいよ、家も近いからすぐきますよ
遠慮しないで」嬉しいことを言ってくれるねえ
これで、断ることがまたできなくなったかな?
富山市の造園業者さんが一年一度の松の剪定に見えました、もう付き合い始めて20数年
お互い歳をとりました
松も夏向きに涼しくなりました、軽やかな緑が目に沁みます
作業が終わったとたん、腹に響くような雷鳴が何度も鳴り、激しい雨になりました
いったいいつ梅雨が終わるのでしょうかねえ?