大相撲はまたしても平幕が優勝した
大栄翔は江戸時代から続く大相撲の中で埼玉県初の優勝力士だという
この前も正代が熊本県初の優勝だったから、いかに優勝力士のすそ野が広がっていて
誰にでも優勝のチャンスが出てきたことがうかがわれる、それは逆に言えば突出した強者がいないということになる
このままでは、横綱は当分望めないのではないだろうか、一番近いところにいるのが正代と朝乃山と照ノ富士
だが先場所まで横綱直前だった貴景勝が振出しに戻ったから、やはり横綱は遠い道だ、白鵬の強さがわかる
何か月かぶりに漁師の市場へ行ってきた、コロナが始まってからほとんど用事がなくなったからだ
必要な甘えびなどは時間効率を考えて、地方卸市場の担当に委託して買ってもらっていた
夏ごろまでは漁師の市場には魚が少なくて、わずか15分でセリが終わってしまうこともあったが
今日行ってみて驚いた! 魚がセリ場一杯に並んで、セリがおわった船の後に別の船の魚が待っている状態だ
特に多いのは甘えび、ひらめ、さごし、あんこう、かにだ
ひらめは大きいものは3kg近くある、このコロナ不景気で買参人の優劣があきらかになった
一番多く買っているのは仲買問屋、そしてチェーンスーパーだ、あとはマルチに店舗を構えている業者
我々のような料理店、小売りの魚屋さん、都会のレストランや飲食店に卸している魚屋さん、平日の鮮魚センターは苦戦中だ
それにしても売れないところにきて、魚がとてつもなく獲れているから、需要と供給のバランスでセリ値は当然安めだ
但し、高級魚はそれなりに価格は下がっていない
こんな状況だから確かな販路を持っている業者は面白いように儲かるだろう、販路の無いものは指をくわえてみているだけだ
こんな時こそ、やる気の問題!
どういう性格をしているんだろう おれは
不安と共に、なんかファイトが沸き上がってくる、「これを乗り越えたら」と言った占い師の声が耳に聞こえてくる
これを越えたら大したもんだ! それが嬉しいし自信はある
やっぱりいろんなことをしてきたのが、今は役に立っている気がする
直撃 直撃! しょうがない、こんなのは「やる気の問題」やればいいだけの事
などと奮い立たせている自分 やっと70歳になったばかりの小僧だ、これからが楽しみ
ドカーンと膨らんでみるか!