神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

最悪の現実の中でも生きてやる

2021年01月31日 18時17分13秒 |  コロナ騒動
皆さんのブログを見させていただくと、ずいぶんと春うららみたいな風景が映っている
うらやましい。  この週末も大雪の注意報、警報が続いたけれど幸いにも15cmほど降って消えた
それでもあの高速道の大渋滞が以前あったので、視界が悪くなると即、高速道も電車も止めるようになった
金、土と北から激しい風が吹き続け、波も8~10mの大波だった、雪も降ったけど風に飛ばされて山の方に行った
今日は小雨が降ったり曇ったりと、落ち着いている

土曜日に全員出勤にして1時間半ミーティングをした
この一年間の営業成績を包み隠さず説明して、これからどうなるか、これからどうするかの二点を説明した
我が家は面白いことに20代の女子社員たちと50歳の女子社員の2つの世代に偏っている
脅すつもりはないが、大手航空会社の現状や、老舗の宿、料亭が次々と廃業している現実を語り、このままが続けば我が家も云々と話した

国の飲食店対策は厳しくなるばかりで、罰を課するところまで話が現実的になってきた
命令に背いて営業すれば(逮捕はあるのだろうか?)罰金と刑を科されるそうだ、恐ろしい世の中になってきた
しかし、それも全国一律ではなくて、感染が少ない地方では別におとがめは今のところないようだ
だが飲食店が感染の巣窟と言う理論は全国共通だから、都会よりも田舎の人間の方が自粛率が高いから、営業的に苦しいのは同じだ
都会は補償を得て休業、田舎は保証ない代わりに制約もなく自由に営業可能、しかし開店休業状態だ

そんなことで何も対策を行わなければ会社は解散、社員は失業が最悪のシナリオだと
だから今までのことはすべて忘れて、今までの営業に執着することも辞めて、新しい営業に転換するしかないと話した
宴会や冠婚葬祭で多くの売上があったことはもう忘れて、これからは一桁の売上を積み重ねる方向で行くしかない
すでに一週間前に手を打って第一弾から始めたが、友達やお得意様から早速、注文の電話が来て、少しずつ仕事が出てきた
持つべきものは友、持つべきものは古くからの常連様、今日ははるばる新潟市からあんこうを食べるだけのために電車で来てくれた常連様もいた
2月に入れば第二弾を放つ

例え少額の仕事でも、仕事をすることで社員の目の輝きが違っている
酷い時は一か月に20日以上休ませたこともあった、それでも給料は満額払い続けたが、それがむしろプレッシャーと感じた社員もいたようだ
仕事があることが最大の薬だ、単独店舗では売り上げに限界があるから、今後は多店化して「小さな売上×店舗数」で勝負する方針だ
もう一つは新規分野の開拓だ、いくつかの施策を始めた
「全員店長! 店長同士の競争だ」と冗談を言ったが、かなりマジにとらえる子もいて頼もしい

おかしな世の中が始まった、そして一年経った、あのクルーズ船の「他人ごとが」たった2ヶ月でわが身になるとは思いもしなかった
政府の財政が苦しくなれば、弱者切り捨てが加速する、弱者にならぬように戦い続けるしかない
「会社は社員の幸福のために 社員は会社の安定のために」助け合うことが今は一番大事なことだ