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神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

ドジャース22試合終わって 感想

2024年04月20日 19時37分00秒 | 野球
 前半は8勝3敗 後半は4勝7敗 あきらかに調子が下降気味だ
ベッツ一人が気を吐いて打撃では総合的にリーグトップを走っている
大谷も前半は移籍後ホームランが出なくて焦っただろうが、第一号が出て一安心4号まで来た、しかし後半になって日本人ホームラン記録で松井の175本に並んでから、またホームラン欠乏症が始まった。
もっともホームランがないだけでヒットは順調に稼いで、打率も.360をキープしている。

このベッツと大谷の.350コンビの活躍があって、昨日まで開幕21試合連続の初回、ベッツ、大谷、フリーマンのMVPトリオの1~3番打線が三者凡退にならない記録が続いていた。
それが今日、ついに途切れた。 前半調子よかったフリーマンが、後半調子が上がった大谷と入れ替わりで調子を落としている
ついに.260あたりまで落ちてきた、きょうもまったくいいとこなし
大谷も打率は.360だが、タイムリー欠乏症に陥っていて得点圏打率は.050あたりで低迷している。
チームが逆転というチャンスに大谷に巡ってくることが多いのに、三振や凡打という結果が多い、だから打点も未だ11くらいで打率のわりに少ない。
ベッツは得点圏打率6割くらいというから、こっちは大谷の10倍チャンスに強い、しかも一番打者だから下位打線が火を噴くと、それに続いて走者を返す打撃をしていることになる。
今のドジャースでチャンスに強いのはベッツと四番のスミス捕手、打率は.356
ベッツ、大谷、スミスで新.350トリオだ、スミスと、フリーマンを入れ替えてもいいかもしれない。
髭ヘルナンデスも前半はホームランをかっ飛ばしていたが、後半はなりを潜めた

山本は2試合勝利投手の権利を、リリーフ陣の失敗で潰されてしまった
ドジャースはエンジェルスと違ってリリーフ陣は強いと思ったが、そうでもなかったようだ。
勝ち試合を救援失敗で負けてしまう試合が目立つ、これも後半負け越してる原因だろう、先発陣はわりと安定しているのだが。
前半戦の打線はずっと5点以上試合を続けてきたが、後半は得点力が落ちてきて、ついには完封負けまで喫してしまった。

まだ22試合だから、この先、強さが戻ることもあるだろうし、逆に連敗街道を突き進むかもしれない
現状で言えば①大谷の得点圏打率があがること②フリーマンの調子が回復すること③中継ぎ陣が踏ん張れること、この三条件が回復すれば勝ち星は前半並みに復活できる。

背番号84、23歳のパヘスは期待できそうだ、今日は2塁打を打ち得点も上げた
5,6番を任されれば層も厚くなるだろう、楽しみだ。





「甲越軍記」を現代仕様で書いてみた 武田家 76

2024年04月20日 08時42分52秒 | 甲越軍記
 甘利備前守討死、これにより味方は崩れ去るかと思った時
横田備中、小山田備中が敵の五頭の軍勢の中に駆け込み火花を散らす
されども味方は入れ替わる兵なく、敵は十倍の大軍勢が入れ代わり立ち代わりで攻め寄せる
ついに横田備中守も鎧の隙間を突かれた槍傷三か所、鉄砲丸二か所に受けて乱戦の中に討死
小山田備中は大小三か所の傷を負いながらも、なおも奮戦する

このとき戸石城中では守備兵が遠眼に見れば「スワ味方の後詰の大軍がやってきたぞ、我らも城内より打って出て晴信本陣へ突きかからん」と勢い立ち
城門を開き二千三百騎いっせいに弾丸の如く走り出た。

戸石城を取り囲んでいた武田方の先鋒の信州勢。栗原左衛門尉、芦田、川上、勝沼入道の中に突きいれば、信濃勢は後方での戦に気を奪われていたところに前からの城中の兵突きかかり、一度に崩れてしまった。
我先に西へ逃げ惑い大沼の中に追いやられた

これを見た城攻めの第二陣加藤駿河守、手勢三百余騎をもって城方の伸びた真ん中に突きいれる
城方は予期せぬ敵の出現で乱れた、それを見て芦田、川上勢も再び取って返し、城兵を打ち破った
城兵は思わぬ伏兵に戸惑い、再び城中に逃げ帰り門を閉じた
ここはひとまず勝利したものの、主戦場の武田方の不利に影響することは無い

晴信は本陣にあって戸石城周辺の戦を見ていたが西の方より、次々と注進の使者がやってきて
「すでに村上は目に余る大軍で攻め寄せ、甘利備前守お討死、横田備中守お討死、小山田備中守は手傷を負われながらも米倉丹後守と勢一つとなって奮戦中
しばらくは持ちこたえましょう」
晴信はついにここに至って進退窮まる、戸石城の者どもも引き上げたとはいえ、ますます村上方の有利を見て、再び打ち出でる様子在り
武田晴信、風前の灯火 危急なり。