サハ45が片付いたので再びE127系100番代の仕上げに戻ります。
パンタ周辺のディティール工作などを行いました。
いままではあまり作り込んだことがなくスルーしてきた部分なのですが、ブログで公開していることもあるので、今回は少しでも皆さまのレベルに追いつこうと頑張ってみました。
市販パーツを使ったのは避雷器とヒューズ箱だけで、その他は真鍮線、プラ板、ヒノキ材などで作っていきます。その避雷器ですが、手持ちのエコー製(Aタイプ)は上面が「×」形をしたもの(下写真;LA-15?)なので、ペーパーで別にフタを作ってパテで成形しLA-16に似せました。
屋根にだいたいの配管位置をケガき、成形した避雷器とヒューズ箱(エンドウのロスト製)を載せ、配管の台座を貼ったところです。実物の配管台座はП形なのですが、とてもウデが追いつかないのでt0.5プラ板から切り出した小片でがまんしました。
一番上の2条の母線はφ0.7真鍮線で、現物合わせで妻面まで一気に曲げてあります。
その下の空気作用管はφ0.5真鍮線で、プラ板に2列の穴を開けた支持板に通し、ヒノキ材で作った「箱」と結んであります。
その下のパンタ鉤外し(リンク機構がないので電磁式?)ラインは、実際はかなり複雑な形状のものが連続してついているのですが、あっさりとφ0.3真鍮線を1本通しただけにしました。途中についている小さな碍子?だけは、ビニールコードの被覆で表現してあります。
一番下の避雷器への配管は、右下角にある2本の手すりとともにφ0.4真鍮線です。
妻面の様子です。きれいに撮れた写真がなかったので一部想像が入っています(^^;
なお縦樋もφ0.7真鍮線から作っています。
クハE126の霜取りパンタ側は空気作用管のみなのであっさりしています。材料や作り方はクモハと一緒です。
ところで配管類の台座への固定方法ですが、適当な割ピンがなかったので瞬着で直付けしてしまいました。しかし何となくしまりがないので、補修用アルミテープを細く切ったものを真鍮線の上から巻いてみることにしました。
結果は上々でなかなか良い感じになりました。のり付きなので接着剤のはみ出しの心配もなく、他の金属板などと違って細い曲面でもピタッとなじみ、接着してからの位置の微調整もきくので、その他にもかなり使える素材ではないかと思います。
屋根上以外の部分では、乗務員扉の手すりなどを追加しました。
扉脇の手すりはスパンが長いのでφ0.5真鍮線を使いました。乗務員扉下部に付く小さな手すりと扉の取っ手は、いずれもφ0.3真鍮線です。
あとクモハの側面4ヶ所に、薄紙にスジ彫りした主電動機空気取入口ルーバーを貼りました。一個一個分けてつくると、スリットの端をピタッときれいに揃えるのが難しいので、4個分を一気にスジ彫りした細長いペーパーを「断ち切り」した形となっています。
これで主要なディティールパーツが付いたので、湿度が高く空模様もあまりよくありませんが、できれば近日中に塗装に入りたいと思います。
よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村
パンタ周辺のディティール工作などを行いました。
いままではあまり作り込んだことがなくスルーしてきた部分なのですが、ブログで公開していることもあるので、今回は少しでも皆さまのレベルに追いつこうと頑張ってみました。
市販パーツを使ったのは避雷器とヒューズ箱だけで、その他は真鍮線、プラ板、ヒノキ材などで作っていきます。その避雷器ですが、手持ちのエコー製(Aタイプ)は上面が「×」形をしたもの(下写真;LA-15?)なので、ペーパーで別にフタを作ってパテで成形しLA-16に似せました。
屋根にだいたいの配管位置をケガき、成形した避雷器とヒューズ箱(エンドウのロスト製)を載せ、配管の台座を貼ったところです。実物の配管台座はП形なのですが、とてもウデが追いつかないのでt0.5プラ板から切り出した小片でがまんしました。
一番上の2条の母線はφ0.7真鍮線で、現物合わせで妻面まで一気に曲げてあります。
その下の空気作用管はφ0.5真鍮線で、プラ板に2列の穴を開けた支持板に通し、ヒノキ材で作った「箱」と結んであります。
その下のパンタ鉤外し(リンク機構がないので電磁式?)ラインは、実際はかなり複雑な形状のものが連続してついているのですが、あっさりとφ0.3真鍮線を1本通しただけにしました。途中についている小さな碍子?だけは、ビニールコードの被覆で表現してあります。
一番下の避雷器への配管は、右下角にある2本の手すりとともにφ0.4真鍮線です。
妻面の様子です。きれいに撮れた写真がなかったので一部想像が入っています(^^;
なお縦樋もφ0.7真鍮線から作っています。
クハE126の霜取りパンタ側は空気作用管のみなのであっさりしています。材料や作り方はクモハと一緒です。
ところで配管類の台座への固定方法ですが、適当な割ピンがなかったので瞬着で直付けしてしまいました。しかし何となくしまりがないので、補修用アルミテープを細く切ったものを真鍮線の上から巻いてみることにしました。
結果は上々でなかなか良い感じになりました。のり付きなので接着剤のはみ出しの心配もなく、他の金属板などと違って細い曲面でもピタッとなじみ、接着してからの位置の微調整もきくので、その他にもかなり使える素材ではないかと思います。
屋根上以外の部分では、乗務員扉の手すりなどを追加しました。
扉脇の手すりはスパンが長いのでφ0.5真鍮線を使いました。乗務員扉下部に付く小さな手すりと扉の取っ手は、いずれもφ0.3真鍮線です。
あとクモハの側面4ヶ所に、薄紙にスジ彫りした主電動機空気取入口ルーバーを貼りました。一個一個分けてつくると、スリットの端をピタッときれいに揃えるのが難しいので、4個分を一気にスジ彫りした細長いペーパーを「断ち切り」した形となっています。
これで主要なディティールパーツが付いたので、湿度が高く空模様もあまりよくありませんが、できれば近日中に塗装に入りたいと思います。
よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村