こんにちは。
毎年恒例の年度末のドタバタがなんとか収束しました。いやーこの2週間はキツかった・・・
というわけで、ご無沙汰続きの本ブログも更新間隔が縮まっていくと思います。
まずは仕込んでおきながら、時間がなくてUPしそこねた1週間前のネタから(^^;
ご存知の方も多いと思いますが、小田急線の下北沢駅周辺が地下化されました。京王・調布、京急・蒲田、東急・渋谷と続いた平成24年度の立体交差化ビッグプロジェクトの仕上げともいうべきイベントです。東北沢、下北沢、世田谷代田の3駅が地下に潜り、除去された踏切は9箇所とのことです。訪問は地下化翌日の3月24日(日)。
地下へもぐった下北沢駅ホーム。複線シールドの1面2線ホームになっています。今までが2面2線の上下分離ホームだったので逆行した感はありますが、将来は複々線化されてこのホームの上に緩行線が開通し、現在使われているホームは急行線になる予定とのことなので、混雑も暫くの辛抱ということでしょう。それにしても深い。地下3階レベルということですが、井の頭線との乗り換えは一気に5階分に伸びてしまいました。渋谷と同じ状況ですが、水平方向の移動距離はこちらの方がコンパクトです。
使われなくなったホーム。新しく出来た南口への仮設通路から下りホームの新宿方向を見たところです。現役当時はせっまいなーと思っていたのですが、電車と人波が消えると意外に広かったのだとわかります。上に井の頭線がチラッと見えますが、こちらが地下に追っかけで潜る予定はないようです。
東北沢寄りの「茶沢通り」と交差していた踏切。日曜の昼間なのですいていますが、周辺で数少ない2車線道路の踏切ということで、平日の朝夕は「開かずの踏切」としてかなり大変だったようです。
高架の梅ヶ丘駅ホームから見た地下区間へのアプローチ部のようすです。東京都と小田急が進めてきた一連の立体交差・複々線化工事では、世田谷区内で騒音等をめぐって訴訟が起こされました。そういった経緯もあってか高架~地上区間の両側は高い防音壁によって線路敷を見渡せる場所がなく、ホーム端から観察するにはかなりの望遠レンズが必要です。代々木上原駅から東北沢駅方向も同様でした。やはり電車の先頭でかぶりつきするのが手っ取り早いようですが、暫くは同業者が多いことでしょう(^^;
渋谷・吉祥寺と並んで若者文化発祥の地などと呼ばれる「シモキタ」ですが、井の頭線の橋脚に貼られた「僕自身」て何のメッセージ??
さて、せっかく訪れた下北沢。お買い物でも楽しみましょうということで、ふつうならアンティークショップなどを皆さん覗くのでしょうが、モデラーのおじさんは迷うことなくGMストアーへ。Nゲージャーの聖地とはいえ、マイナーアイテムの缶スプレーでも品切れの心配なく買えるので、16番ゲージャーにとっても心強い味方といえるでしょう。でも営業12時からなのね。泣く泣く時間つぶししましたけど・・・(^^;;
その後の帰り道、京王線の地下化工事後の様子も見ておこうと調布で途中下車。地下化1ヵ月後に歩いたきりで、およそ半年振りになりますが、その変貌ぶりに驚いてしまいました。
これはもと東口だった場所から北口広場方向を見たところです。一部を除いて駅構造物は見事に撤去され、広々とした空間が広がっています。正面奥のパルコまで見通せます。
こちらは反対の北口広場側から見たところ。右手に南口広場の街路樹の茂み。左手には仮設橋上駅舎へ上る階段がまだ少し残っています。ここもホームが狭いと評判だった駅でしたが、こうしてみると本当に広々とした空間に見えますね。中央奥に出入口のような建物が見えますが、近々、南口の出入口がこちらに移り、エスカレーターも使えるようになるようです。
連動して駅西側の再開発も動き出していました。あの「調布名物」の看板を掲げた黄色い萬来軒のあった場所です。三軒長屋だった不動産屋と靴屋はおろか、その周辺も含めてすべて立ち退き、更地にする工事が行われていました。
レール、枕木はほとんどが撤去されていました。完全な整地まではいかないものの、こういった地ならしまで終わった区間も多いようです。ここは調布~西調布間で、よく調布駅への進入待ちの電車が団子になっていた場所です。
西調布側の地下アプローチ部分。右奥には新しい鋼管架線柱が建植されているのがわかります。少し前までこの部分には、地下切り替え工事でジャッキアップされれた旧線の軌道がのっかていたのですが、調布寄りの一部を残してだいぶ解体されたようです。
駅が地下化されると、ふらっと途中下車する人が減ってまちが寂れるという意見を言う人もいます。さすがにそんなことないでしょ、と以前は思っていましたが、こうして暫くぶりに歩いてみて感じることは、そういば「調布のまち」っていう情報が久しく頭の片隅から落っこちてたなあということです。ふらっと降りるかどうかは別として、やはりネオンが光り車や人々が行き交う風景を見ていないと確実にそのまちの印象や親しみは薄れていきます。
個人的な提案ですが、今後地下化する駅の換気施設は、なるべく焼き鳥屋とか飲み屋街の近くに置くのがよいでしょう。まあ効果の及ぶ範囲はおのずと知れていますが・・・(^^;
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毎年恒例の年度末のドタバタがなんとか収束しました。いやーこの2週間はキツかった・・・
というわけで、ご無沙汰続きの本ブログも更新間隔が縮まっていくと思います。
まずは仕込んでおきながら、時間がなくてUPしそこねた1週間前のネタから(^^;
ご存知の方も多いと思いますが、小田急線の下北沢駅周辺が地下化されました。京王・調布、京急・蒲田、東急・渋谷と続いた平成24年度の立体交差化ビッグプロジェクトの仕上げともいうべきイベントです。東北沢、下北沢、世田谷代田の3駅が地下に潜り、除去された踏切は9箇所とのことです。訪問は地下化翌日の3月24日(日)。
地下へもぐった下北沢駅ホーム。複線シールドの1面2線ホームになっています。今までが2面2線の上下分離ホームだったので逆行した感はありますが、将来は複々線化されてこのホームの上に緩行線が開通し、現在使われているホームは急行線になる予定とのことなので、混雑も暫くの辛抱ということでしょう。それにしても深い。地下3階レベルということですが、井の頭線との乗り換えは一気に5階分に伸びてしまいました。渋谷と同じ状況ですが、水平方向の移動距離はこちらの方がコンパクトです。
使われなくなったホーム。新しく出来た南口への仮設通路から下りホームの新宿方向を見たところです。現役当時はせっまいなーと思っていたのですが、電車と人波が消えると意外に広かったのだとわかります。上に井の頭線がチラッと見えますが、こちらが地下に追っかけで潜る予定はないようです。
東北沢寄りの「茶沢通り」と交差していた踏切。日曜の昼間なのですいていますが、周辺で数少ない2車線道路の踏切ということで、平日の朝夕は「開かずの踏切」としてかなり大変だったようです。
高架の梅ヶ丘駅ホームから見た地下区間へのアプローチ部のようすです。東京都と小田急が進めてきた一連の立体交差・複々線化工事では、世田谷区内で騒音等をめぐって訴訟が起こされました。そういった経緯もあってか高架~地上区間の両側は高い防音壁によって線路敷を見渡せる場所がなく、ホーム端から観察するにはかなりの望遠レンズが必要です。代々木上原駅から東北沢駅方向も同様でした。やはり電車の先頭でかぶりつきするのが手っ取り早いようですが、暫くは同業者が多いことでしょう(^^;
渋谷・吉祥寺と並んで若者文化発祥の地などと呼ばれる「シモキタ」ですが、井の頭線の橋脚に貼られた「僕自身」て何のメッセージ??
さて、せっかく訪れた下北沢。お買い物でも楽しみましょうということで、ふつうならアンティークショップなどを皆さん覗くのでしょうが、モデラーのおじさんは迷うことなくGMストアーへ。Nゲージャーの聖地とはいえ、マイナーアイテムの缶スプレーでも品切れの心配なく買えるので、16番ゲージャーにとっても心強い味方といえるでしょう。でも営業12時からなのね。泣く泣く時間つぶししましたけど・・・(^^;;
その後の帰り道、京王線の地下化工事後の様子も見ておこうと調布で途中下車。地下化1ヵ月後に歩いたきりで、およそ半年振りになりますが、その変貌ぶりに驚いてしまいました。
これはもと東口だった場所から北口広場方向を見たところです。一部を除いて駅構造物は見事に撤去され、広々とした空間が広がっています。正面奥のパルコまで見通せます。
こちらは反対の北口広場側から見たところ。右手に南口広場の街路樹の茂み。左手には仮設橋上駅舎へ上る階段がまだ少し残っています。ここもホームが狭いと評判だった駅でしたが、こうしてみると本当に広々とした空間に見えますね。中央奥に出入口のような建物が見えますが、近々、南口の出入口がこちらに移り、エスカレーターも使えるようになるようです。
連動して駅西側の再開発も動き出していました。あの「調布名物」の看板を掲げた黄色い萬来軒のあった場所です。三軒長屋だった不動産屋と靴屋はおろか、その周辺も含めてすべて立ち退き、更地にする工事が行われていました。
レール、枕木はほとんどが撤去されていました。完全な整地まではいかないものの、こういった地ならしまで終わった区間も多いようです。ここは調布~西調布間で、よく調布駅への進入待ちの電車が団子になっていた場所です。
西調布側の地下アプローチ部分。右奥には新しい鋼管架線柱が建植されているのがわかります。少し前までこの部分には、地下切り替え工事でジャッキアップされれた旧線の軌道がのっかていたのですが、調布寄りの一部を残してだいぶ解体されたようです。
駅が地下化されると、ふらっと途中下車する人が減ってまちが寂れるという意見を言う人もいます。さすがにそんなことないでしょ、と以前は思っていましたが、こうして暫くぶりに歩いてみて感じることは、そういば「調布のまち」っていう情報が久しく頭の片隅から落っこちてたなあということです。ふらっと降りるかどうかは別として、やはりネオンが光り車や人々が行き交う風景を見ていないと確実にそのまちの印象や親しみは薄れていきます。
個人的な提案ですが、今後地下化する駅の換気施設は、なるべく焼き鳥屋とか飲み屋街の近くに置くのがよいでしょう。まあ効果の及ぶ範囲はおのずと知れていますが・・・(^^;
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