80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

シーサス連動

2013-03-09 16:01:36 | レイアウト
こんにちは。

寒さが遠のいて過ごしやすくなったのはいいのですが、黄砂と花粉とPM2.5のブレンドパウダーが降り注いでます!
もう助けてーッて感じ。家の中に居てもくしゃみが止まりません。。。



なので、サーフェーサー吹きをしたい案件はあれど、がまんして室内作業にします。
このシーサスクロッシングにポイントマシンを取り付けます(後から撮ったので、既に1組付いてるんですが・・・)。



見てのとおり可動部分は4ヶ所。しかし極端な話、このシーサスというのは、マシン1個で連動させることができるんですね。つまり2組の片渡り分岐が組み合わされていると考えると、1組だけ分岐側に切り替えたとして、もう1組が直進側を向いていても直進できないので、ならば連動して4ヶ所同時に切り替えても一緒、というわけです。
ただ、実際のところ4連動させるとなるとリンク機構が複雑になり、マシンにも過大な力がかかることになるので、ここはより現実的な方法として、2台のマシンを使って、それぞれ対向する2ヶ所の分岐器を連動させる方法でいきます。
この方法ならこのマシンの特徴を最大限活用できます。

というのは、レマコからフルグレックスに受け継がれたこのマシン。筺体がデカくなって場所を取るようになった半面、駆動アームが「両腕」になったのです。説明書には何も書いてありませんが、おそらく今回のような連動を意識したデザイン変更ではないかと思うのです。


まずは4ヶ所のポイントすべてに駆動機構を通すための穴を開け、連動させる2ヶ所ずつを結ぶ基準線をボードの裏側に描きます。そして、これと平行に20mm離れた位置にも線を引きます。これが連動リンクを通す位置になります。写真はばってん状の線が引けたところです。



続いてトングレールを駆動するための、クランク状のリンク機構をφ1mm真鍮線と真鍮パイプで作ります。作り方は今まで作った他のポイントと変わりませんが、マシンの土台が薄くなったので、真鍮パイプの長さもそれに合わせて短くしてあります。クランク状に曲げる際、トングレールが定位と反位の中間位置にきていることを確認します。



マシン側は本来いじる必要はないのですが、今回買った新しいロットのものは駆動アームの穴が大きくなっているようで、φ1mm真鍮線では遊びが大きすぎるため、φ1.5-1.0の真鍮パイプを切ってブッシュ代わりに埋め込みました。



駆動アームの両側の穴に駆動ロッド(φ1mm真鍮線)を通した状態でマシンを所定の位置(連動させる2ヶ所のちょうど中間)に仮置きし、クランク機構の手前約2mmの位置でカットします。



これが左右2ヶ所ともできたらマシン本体を木ネジで正式に固定。



駆動ロッドには「ブレ止め」用のプラ板を通し、φ1.2mmの穴を空けたt0.8mm真鍮板の小片を駆動ロッドの先端に半田付けします。これを2組つくればマシンを中間に置いた片渡り分の連動機構が完成です。



連動するようすをプチ動画でどうぞ。



あとはもう片側分を同じ方法で作ればよいのですが、マシンの位置がバッティングするため、2階建てにするなど工夫が必要です。作業しだせば早いとは思いますが、鼻がムズムズするので今日はここまで(^^;;


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コメント (4)
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