80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

つるぎ完結編(デッキ照明の試み)

2020-08-13 23:58:12 | 北陸方面
カニ24が一段落したので、引き続きハネの製作とドレスアップに移ります。
主な作業内容は、3両のペーパースクラッチのオハネ25の製作とKATO製品を含めた全車の内装仕上げ、そして室内灯の点灯化です。

内装は、寝台側ブラインドをすべて下ろし寝台カーテンを閉めた状態、すなわち、草木も眠る丑三つ時の状態を再現します。したがって灯火類はデッキとデッキ(等級)標示灯、廊下、便洗面所、方向幕のみとなります。
表向きは「夜汽車の雰囲気を盛り上げる」という建付けになっていますが、本音は「寝台ハシゴの量産に嫌気がさしたから」というのが正直なところ。Assyの「オハフ33ハシゴ」を大人買いして作る気満々だったのですが、連日の猛暑で一気にしぼみました。。


で、3両のオハネ25は雨樋・縦樋を貼ってからサーフェーサーを吹きました。



スクラッチの進捗は今のところこれだけなので、今日は、デッキ照明のちょっとした試作の様子をご覧に入れたいと思います。

デッキを光らせるだけならLEDを天井に仕込めば済む話ですが、この「B寝台」と書いてある小窓、正式には「出入台標示灯」というらしいのですが、これも一緒に光るようにしたい。LEDは指向性が強いため、小窓もデッキも程よく光が回るようにするにはどうしたらよいか・・・。



そこで考えたのが、お湯で柔らかくなるプラスチック粘土「イロプラ」を使った小窓への導光とデッキ全体への拡散です。半透明のイロプラを使い、とりあえずお湯による成形はせずに、切削だけで導光板もどきを作っていきます。



こんな感じで装着し、中央にチップLEDを埋め込んで全体を光らせようという目論見なのですが・・・。



KATO完成車の場合、小窓のパーツがこんな感じの肉厚の成形品になっていて、このままでは光を通さないので裏側を極限まで削ってみたのです全く透過しませんでした。透明シールの裏に白紙を1枚挟む程度のものじゃないとダメなようです。



ってことで却下・・・するのもシャクなので、導光できるかどうかだけでも試してみることにしました。KATO完成品は天井に穴を開けてLEDを埋め込まないといけないので、とりあえず天井空間に余裕のあるスクラッチ品で試してみます。まずはイロプラだけ成形して「合い」を確認。



やっつけのLEDユニット(笑)。テープLEDから切り取って抵抗を半田付けしただけ。



イロプラに角穴を掘ってLEDを落とし込み、アルミテープでくるんでLEDが天井側になるように設置します。LEDの直射光を避けつつデッキ全体に光が回ることを期待。そして小窓にも導光されているのがわかるでしょうか。



外から見るとこんな感じ。コレハイケル!



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コメント (6)
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