80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

西武「赤電」への思い断ち難く

2023-03-22 02:23:14 | 私鉄電車
毎年恒例の年度末の多忙で落ち着いて模型いじりができないのをいいことに、気分転換のつもりで色々と浮気物件をかじっております。

わがPCには本気浮気問わずちょっと作りたくなった車両ごとのフォルダがあって、ネットからダウンロードした写真や形式図などが収めてあるのですが、だいぶ前に作って、さすがに自分でもヤバいと思ってそれ以来封印していた「西武赤電10連」フォルダに再び目が行ってしまいました。自分で「無謀企画」と書いてるあたり本気ではないのが見え見えですが、その3つ上にある上信200形2次車(zug改)と結びついて、これを方針変更すればいけるかも?ということになりました。



もともとは上信オリジナルデザインの東洋工機製の200形1次車を作りたかったものの、zugの「西武新101系・301系」キットを使えば手っ取り早く2次車が出来るゾ♪、というだけで買ってきたものなので、方針変更にはたいして躊躇はありませんでした。西武はやっぱり西武として作るべき。。笑



ただしこのまま作ると「黄電」にしかならないので、自分的にもっとも好きだった1970年頃のベージュとラズベリーの「赤電」にするために大幅な加工を施します。当面は中間車2両分しかないので411系という2連の付属編成に化かすことにして、追加のキットが手に入ったら名車701系に仕立てるという算段。


まずは411系の「食パン顔」を作りますが、キットの妻板を使わないとカチッと組み上がらないので、プラ板でお面を作って上から貼ることにします。キットには貫通扉ありと無しの2枚の妻板が入っているので、「あり」の方を前面にすることにして窓部分をざっくりと切り抜きます。



右がt0.3プラ板から作った「顔」で、窓のほかライトと手すりの穴を開けてあります。左の妻板は貫通扉の凹みをプラ板で埋めておきます。



妻板に貼る前に0.5×0.25という細いプラ帯材を窓の内側に貼ってHゴムを表現しておきます。



連結面側は広幅貫通路なので、左右に切り込みを入れて貫通路を広げます。糸鋸で切ると切りシロが出て貼り合わせた時にすき間が開くので、板厚があって切りにくいのを承知で地道にカッターで切り抜きます。



左が貼り重ねで作成した前面、右が貫通路を広げた連結面です。厚いABS素材なのでカットが大変ですが、思ったよりうまくいったのでひと安心。



しかし加工はまだ終わっていません。ここに乗務員ドアをつける必要があります。ここも少し大きめに切り取って、ユニット化したパーツをはめ込めばOKかなと踏んでいますがうまくいくかどうか。。



コメント (2)
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