80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ワフを組む

2023-06-10 13:01:24 | 中央東線方面
先日入線したED61に牽かせる貨車のことを考えつつ雑誌をぺらぺらめくり、ネットをふらふら徘徊していると、1970年代の中央東線をゆく黒貨車には車掌車又は緩急車を編成の両端に連結しているものが散見されることに気づきました。
例えばこんな感じです。
(アントンK様「趣味の履歴簿」ブログより)


ED61だけでなくEF64が牽く列車でも機関車の次位にワフかヨの姿が確認できるのでED61限定でもなさそうです。
こちらでは両方の例が写っています。
(故芝生將行氏HP「懐かしの国鉄列車・車両編 中央線-その4」より)


他線区への乗り入れの関係でしょうか?東京方面からみると小淵沢から小海線、辰野から飯田線、塩尻から篠ノ井線方面はいずれも“順方向”で入って行けますから、考えられるとすれば、身延線に入る列車は甲府で向きが変わるのでその関係なのかな?と。もし事情ご存じの方がいらっしゃいましたらご教示いただけると嬉しいです。

理由はどうあれ雰囲気は出そうなので両端に連結したいと思うのですが、手持ちですぐに稼働できるのがヨ5000とヨ8000。うーむヨ8000というのもナンだなぁ・・・、ということで“罪庫”になっていたホビーモデルのワフ22000を組むことにしました。「小海線の高原列車」向けに1年前くらいに買ったもので、当時のブログを見返したら「盆休みにでもツム1000と一緒に“イッキ組み”を・・・」などと書いてあって顔から火の手が上がりました。当然、ツム1000(ジュニア模型)も手付かずであります。。


車両と同じ素材?と思しきグレーの頑丈なプラ箱からパーツを取り出します。ホビーモデルのプラ貨車キット組みのワクワクする瞬間♪



一見すると色々なパーツが満載なように見えますが、こと車体関係のかなりのディティールはモールド済みなので粛々と組み立てるだけです。



テールライトやステップなど細かい部分を除けばおおむね車体は完成。



車掌室を重視した設計とのことで荷重は2tとコンパクトですが、“ワ”側の表情はまさに有蓋貨車のそれで思わずニヤついてしまいます。



さて、このキットの楽しいところは、室内がある程度表現可能なように椅子、机、ダルマストーブといったアイテムが入っていることです。組み付けるとこんな感じですが、1脚だけ椅子の向きを変えてみました。



椅子が高めで日本人のフィギュアだと足が床につかなかったので、欧州人の中でも特に大柄な人にモデルをやってもらいました。



ダルマストーブが恋しくてこの体勢・・・ってアンタ、まず長袖を着なさいヨ。笑



でも仕事するときは黙々とやってくれるいい人です。



※リンクを貼らせていただいたHP、ブログ管理者の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
コメント (4)
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