関西・中国方面への出張があったので、移動日の宿泊地を姫路にセットして加古川線と播但線に残る103系を見てきました。夜か明け方のシーンしかありませんが、最後の頑張りをみせる姿をご覧ください。
大阪で夕方に仕事が終わったので、まず加古川で途中下車して加古川線の103系3550番台を見ることにします。
ホームから1階へ降りると、な、なんと加古川線専用改札なるものがありました。ほとんどが無人駅なのでキセル対策なのでしょうか。新大阪から姫路までの普通乗車券を持ってはいましたが、同じ加古川駅構内とはいえ、いったん入ると出てくるときに何か面倒なことになりそうだったので入るのはやめました。島式ホームなので、何かパーツを接写するようなことがなければあまりメリットもありませんし・・・。
で、山陽本線上りホームから停車中のM06編成を撮影。手前はクモハ103-3556で、ダブルパンタになっていますが前位のは霜取り用のようです。貫通路を備えたその姿は「君、105系だよね?」と聞きたくなるほど。雨に濡れたエメラルドグリーンのボディが蛍光灯に照らされて艶やかに光っています。こうしてみると、床下機器って夜に撮った方がディティールが鮮明に分かりますね。笑
ユニットを組むクモハ102-3556。ゴーゴーと吠え続けるMGとたまに吠えるCPのコラボレーションがたまりません。
加古川駅を発車する西脇市行。カーブの速度制限があるため豪快な加速はありませんが、懐かしいMT55サウンドを残して闇に消えていきました。
だいぶ冷えてきたので駅撮りは30分程度で切り上げ姫路に向かいます。それにしても新快速って、速いだけじゃなくて本数も多く車内も快適でいい電車ですね。実は新大阪から西明石までは新幹線を使ったのですが、はじめから新快速でよかったんじゃないかとさえ思えるほどでした。
基幹となる225系も増備が進んでいるようで、こちらは普通網干行に使われていたクモハ225-125ですが、制御器のフタまでステンレスが光り輝いていて思わずシャッターを切りました。今年の1月に入ったばかりとのことです。
姫路で新快速を降り、改札を出る前に軽く播但線の103系3500番台の様子を見に行くことにします。1階へ降りるとまともや謎の中間改札が出現!!播但線は明日の早朝に試乗する予定なのでここも入らず、対岸ホームから眺めることにしました。ちなみに姫新線ホームもこの改札の先にあるようです。
山陽本線ホームから停車中の車両を撮影。BH8編成の寺前方のクモハ103-3508です。1枚窓に更新されているものの、この非貫通・傾斜窓の前面はまさしく103系のDNAを今に伝えるスタイルです。正直・・・萌えます。笑
姫路駅に降り立ったのはもう何十年ぶりか分からないぐらい。駅はすっかり様変わりしていました。
ライトアップされた姫路城が見えますが、小雨模様で寒いのでホテルへ直行・・・。
翌日、仕事の方は昼過ぎまでに広島へ着けばいいので、朝練として播但線に少しだけ乗ってみることにして6時過ぎに姫路駅へ入場。SUICAが普通に使えるので便利です。で、例の中間改札を少し緊張しながら通過。もちろん何のお咎めもなくピッ!と通過できました。笑 ちょうど姫新線の上月行が発車するところだったので撮影。両運転台のキハ122のワンマン列車でした。気動車ですが、顔がしっかり「アーバンネットワーク」の一員ですね。
ホームのはずれにはBH6編成が幕だけ光らせて待機中。
主抵抗器をはじめとする懐かしい床下機器や・・・
φ910mm、WB2,300mmのボリューム感あふれるDT33台車などを夜も明けぬうちに捕獲。
すっかり感傷にひたっていたら突然ブロアが立ち上がり、ライトが光って前進を開始しました。直感的に「増結だ!」と気づき、足早に前方へ移動。辛くも連結の瞬間に間に合いました。考えてみれば山手線をはじめ首都圏で103系が普通に走っていた頃、連結・解放シーンて見たことなかったように思います。
連結されて4両編成になった6:20発の寺前行5603Mに乗って砥堀(とほり)駅まで行ってみることにします。シートは懐かしの紺モケット。いい感じです。乗車時間は12分ぐらいですが、揺れ枕が作り出す優しい揺れとMT55サウンド(意外と爆走しました)を堪能しました。この区間は動画ではなく音だけ録ったので別投稿で公開できたらと思います。
砥堀駅は相対式ホームで、踏切も直近にあるので編成の両サイドが撮れるかと期待して訪れたのですが、上下列車がほぼ同時進入で踏切が開かず、まだ夜も明けきらない上に小雨も降っていたのであまり欲張らず、出来る範囲での撮影にとどめました。驚いたのは右側通行になっていたことで、姫路行の4連(先頭はクモハ102-3507)が本来なら下り列車が停まるホームでヘッドライトを輝かせています。島式ホームの駅では左側通行だったので、全駅同じ側のドアが開くようにしているのかも知れません。
ダブルパンタを掲げてやって来る寺前行下り2連。さすがに暗くてブレちゃった。。
同じ列車を後方から。手前がクモハ102-3509なのでBH9編成でした。分かりにくいですがトイレ装備なので連結面寄りのところの窓が埋められています。
とりあえず交換2回、4列車の写真を撮って引き上げようとしたら、なんと221系がやってきました。103系より後輩とはいえ、JR西日本が設計した1期生と聞けばこちらもかなり年季が入っています。つい先日は「221系の日」でもてはやされたのではないでしょうか。まだしばらくは活躍しそうですね。
姫路駅に着いた221系。改めて確認するとクハ221-61以下6連のB15編成でした。個人的には関西電車群のなかでは割と好きな形式です。
で、何か黄色いものが目の端にとまったので振り返ると、おお!出たなまっき色!!113系2000番台、まだ居ましたね♪♪キハ58との並びが撮れるなんて思いもよりませんでした!(笑)
そして「のぞみ」に乗って広島へ移動。用務先は横川だったので、山陽本線より先に発車する可部線に乗って横川へ。227系「RedWing」です。もう73系のナの字もありません。警戒色とか言うと警戒されそうです。
広電の乗り場にはちょうど新旧2つの車両が停車していました。
グリーンムーバー・シリーズの弟分というか汎用版というか、1000形超低床車の1009号車と。。
古風な352号車。350形は移籍車が多い広電にあって生え抜きの車両なんだそうですね。そうと知っていればもっとちゃんと撮ったのにぃ、、というお話でした。
ということで、加古川線、播但線の103系は、「あれは103系じゃない」と思う反面、「いまが乗れる最後のチャンス」という気持ちがぶつかり合ってモンモンとしていたところへいいタイミングで出張の話が飛び込んできたため、夜間・早朝・雨という最悪のコンディションでしたがその片鱗に触れることができました。もしまだ活躍が続くようならたっぷり時間を取ってプライベートで訪れ、あの爆音を思う存分浴びたいと思った次第です。
砥堀駅を発車する播但線103系姫路行
大阪で夕方に仕事が終わったので、まず加古川で途中下車して加古川線の103系3550番台を見ることにします。
ホームから1階へ降りると、な、なんと加古川線専用改札なるものがありました。ほとんどが無人駅なのでキセル対策なのでしょうか。新大阪から姫路までの普通乗車券を持ってはいましたが、同じ加古川駅構内とはいえ、いったん入ると出てくるときに何か面倒なことになりそうだったので入るのはやめました。島式ホームなので、何かパーツを接写するようなことがなければあまりメリットもありませんし・・・。
で、山陽本線上りホームから停車中のM06編成を撮影。手前はクモハ103-3556で、ダブルパンタになっていますが前位のは霜取り用のようです。貫通路を備えたその姿は「君、105系だよね?」と聞きたくなるほど。雨に濡れたエメラルドグリーンのボディが蛍光灯に照らされて艶やかに光っています。こうしてみると、床下機器って夜に撮った方がディティールが鮮明に分かりますね。笑
ユニットを組むクモハ102-3556。ゴーゴーと吠え続けるMGとたまに吠えるCPのコラボレーションがたまりません。
加古川駅を発車する西脇市行。カーブの速度制限があるため豪快な加速はありませんが、懐かしいMT55サウンドを残して闇に消えていきました。
だいぶ冷えてきたので駅撮りは30分程度で切り上げ姫路に向かいます。それにしても新快速って、速いだけじゃなくて本数も多く車内も快適でいい電車ですね。実は新大阪から西明石までは新幹線を使ったのですが、はじめから新快速でよかったんじゃないかとさえ思えるほどでした。
基幹となる225系も増備が進んでいるようで、こちらは普通網干行に使われていたクモハ225-125ですが、制御器のフタまでステンレスが光り輝いていて思わずシャッターを切りました。今年の1月に入ったばかりとのことです。
姫路で新快速を降り、改札を出る前に軽く播但線の103系3500番台の様子を見に行くことにします。1階へ降りるとまともや謎の中間改札が出現!!播但線は明日の早朝に試乗する予定なのでここも入らず、対岸ホームから眺めることにしました。ちなみに姫新線ホームもこの改札の先にあるようです。
山陽本線ホームから停車中の車両を撮影。BH8編成の寺前方のクモハ103-3508です。1枚窓に更新されているものの、この非貫通・傾斜窓の前面はまさしく103系のDNAを今に伝えるスタイルです。正直・・・萌えます。笑
姫路駅に降り立ったのはもう何十年ぶりか分からないぐらい。駅はすっかり様変わりしていました。
ライトアップされた姫路城が見えますが、小雨模様で寒いのでホテルへ直行・・・。
翌日、仕事の方は昼過ぎまでに広島へ着けばいいので、朝練として播但線に少しだけ乗ってみることにして6時過ぎに姫路駅へ入場。SUICAが普通に使えるので便利です。で、例の中間改札を少し緊張しながら通過。もちろん何のお咎めもなくピッ!と通過できました。笑 ちょうど姫新線の上月行が発車するところだったので撮影。両運転台のキハ122のワンマン列車でした。気動車ですが、顔がしっかり「アーバンネットワーク」の一員ですね。
ホームのはずれにはBH6編成が幕だけ光らせて待機中。
主抵抗器をはじめとする懐かしい床下機器や・・・
φ910mm、WB2,300mmのボリューム感あふれるDT33台車などを夜も明けぬうちに捕獲。
すっかり感傷にひたっていたら突然ブロアが立ち上がり、ライトが光って前進を開始しました。直感的に「増結だ!」と気づき、足早に前方へ移動。辛くも連結の瞬間に間に合いました。考えてみれば山手線をはじめ首都圏で103系が普通に走っていた頃、連結・解放シーンて見たことなかったように思います。
連結されて4両編成になった6:20発の寺前行5603Mに乗って砥堀(とほり)駅まで行ってみることにします。シートは懐かしの紺モケット。いい感じです。乗車時間は12分ぐらいですが、揺れ枕が作り出す優しい揺れとMT55サウンド(意外と爆走しました)を堪能しました。この区間は動画ではなく音だけ録ったので別投稿で公開できたらと思います。
砥堀駅は相対式ホームで、踏切も直近にあるので編成の両サイドが撮れるかと期待して訪れたのですが、上下列車がほぼ同時進入で踏切が開かず、まだ夜も明けきらない上に小雨も降っていたのであまり欲張らず、出来る範囲での撮影にとどめました。驚いたのは右側通行になっていたことで、姫路行の4連(先頭はクモハ102-3507)が本来なら下り列車が停まるホームでヘッドライトを輝かせています。島式ホームの駅では左側通行だったので、全駅同じ側のドアが開くようにしているのかも知れません。
ダブルパンタを掲げてやって来る寺前行下り2連。さすがに暗くてブレちゃった。。
同じ列車を後方から。手前がクモハ102-3509なのでBH9編成でした。分かりにくいですがトイレ装備なので連結面寄りのところの窓が埋められています。
とりあえず交換2回、4列車の写真を撮って引き上げようとしたら、なんと221系がやってきました。103系より後輩とはいえ、JR西日本が設計した1期生と聞けばこちらもかなり年季が入っています。つい先日は「221系の日」でもてはやされたのではないでしょうか。まだしばらくは活躍しそうですね。
姫路駅に着いた221系。改めて確認するとクハ221-61以下6連のB15編成でした。個人的には関西電車群のなかでは割と好きな形式です。
で、何か黄色いものが目の端にとまったので振り返ると、おお!出たなまっき色!!113系2000番台、まだ居ましたね♪♪キハ58との並びが撮れるなんて思いもよりませんでした!(笑)
そして「のぞみ」に乗って広島へ移動。用務先は横川だったので、山陽本線より先に発車する可部線に乗って横川へ。227系「RedWing」です。もう73系のナの字もありません。警戒色とか言うと警戒されそうです。
広電の乗り場にはちょうど新旧2つの車両が停車していました。
グリーンムーバー・シリーズの弟分というか汎用版というか、1000形超低床車の1009号車と。。
古風な352号車。350形は移籍車が多い広電にあって生え抜きの車両なんだそうですね。そうと知っていればもっとちゃんと撮ったのにぃ、、というお話でした。
ということで、加古川線、播但線の103系は、「あれは103系じゃない」と思う反面、「いまが乗れる最後のチャンス」という気持ちがぶつかり合ってモンモンとしていたところへいいタイミングで出張の話が飛び込んできたため、夜間・早朝・雨という最悪のコンディションでしたがその片鱗に触れることができました。もしまだ活躍が続くようならたっぷり時間を取ってプライベートで訪れ、あの爆音を思う存分浴びたいと思った次第です。
砥堀駅を発車する播但線103系姫路行
拙ブログに書きましたが、今月上旬に久しぶりに京都に行ったら、奈良線の221が京都駅でエンコして2線しかない行き止まり線の1線を塞いでしまってダイヤが乱れていました。
ところでPLUMさんの115系300番台が予約を開始し、これも拙ブログに書きましたが、貴殿も予約されましたか?
廃車にならないうちに見たい乗りたいと思っていた103系に、短時間ですが今回こうして接することができてよかったです。確かにオールM4連の加速は迫力ありますね。
今回思ったのは、旧い国鉄形ばかりと思っていたJR西でも急速に新車代替が進んでいることでした。広島にも少しだけ行きましたが車両基地に並んでいるのはステンレス車ばかりだったのは意外でした。
貴ブログ拝見しました。2泊3日の京都旅行とは羨ましい。旅はやはり十分時間をかけて楽しみたいですね。おいしいものにも出会える可能性が高まりますから。
PLUMの115系はTc×2、M・M'×2の合計6両分を予約しました。300番台はすでにエンドウの1編成があるので長野色の貫通6連にする予定です。MP動力にして密封コロ軸受台車(TOMIX)を揃えるとかなりの出費になるので戦々恐々としています。でもだいぶ気合が入った設計になっているようなので楽しみです。