80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

八高線1980,昼下がりのクセ強め編成

2023-08-13 15:49:29 | 中央東線周辺
最近、買ったはいいが開封しない付属パーツも付けない“買いっぱ”車両が増えてきました。いけませんねぇ。。

そこで盆休み中にいくつか手を入れるべく、まずはTOMIXのキハ40 2000番台に火を入れることにしました。これは今年の3月に発売されたもので5か月寝かせての開封となります。キハ40欲しいけど中央東線と接点ないしなぁ・・・と諦めかけたところ、キハ35系のイメージが強い八高線にも一時期在籍していたと知って購入を決めたものです。



実車は1980年8月に高崎第一機関区に新製配置されたもので番号は2085~2089の5両。小所帯ゆえ付属のインレタには当該番号の収録なし。もちろん1文字ずつ拾ってもいいのですが、2000番台なら客車の余りインレタを探せばいくらでも出てくるだろうと安易に考えて探し始めたものの80番台が出てこない!結局最後の最後で見つかった「・オハネ17 2086」の番号部分を頂戴して2086号車に落ち着きました。



同じTOMIXですが微妙にセンが細い感じがします。ま、楽できただけでもヨシ!!



で、細かいパーツと格闘して前位のお顔のメイクが完了。当時の気動車編成は八王子方に貫通幌が取り付けてあったようなので、これを八王子向きの先頭車として運転しようと思います。ちなみに落成当初のアンドン幕は白地だったようですが、せっかく添付パーツがあるので紺地の「普通」を入れました。



後位側は、かなり張り出すエアホースをどうするか検討中。運転本位で省略するにしても取付穴がポツポツ見えてはカッコ悪いので、肘コックぐらいは付けておこうかと考えています。検査標記は四角枠だけプリントされていて、中身はインレタを貼れという指示ですが見事にズレましたw。もうほとんど何が書いてあるか見えない銘板は金属パーツで、一応上段に「日本国有鉄道」(らしい)と下段に「富士重工」(らしい)を貼っています。



乗務員ステップは、説明書では「ディスプレイモデルにしない場合は台車に当たるので省略せよ」と書かれていますが問題なく付きました。他の説明書の使い回しの修正漏れでしょうか。そもそもM付車両をディスプレイ用途では買いませんて、、。



ということで、キハ40 2086 高タカ一の運転整備完了です。



この車両は、今回のタイトルにもあるように八高線の4両編成のうちの1両として仕立てることにしています。年代想定は1980年8月8日になるべく近い日(笑)という超ピンポイント!その理由を追って説明します。



キハ40の隣につながるのは同じく朱色5号1色塗り(タラコ)のキハ36 43。去年の蒲田の模型ショーでツートンとともにゲットしてきたトラムウェイのB級品ボディのうちの1両です。詳しくは以下の記事をご参照ください。この時点ではツートンを1970年代、タラコをJR化後の電化前夜あたりに設定し2編成仕立てるつもりでしたが、今回、タラコをキハ40の寮車に変更しました。
購入直後のブログ記事
下回りを作成したときのブログ記事



ところでこのキハ36ボディ、出来はいいのにどこがB級品なのか何となく分かってきました。連結面が残念なことになっています。戸袋が左側なのは合ってますが、戸袋窓と開閉窓の大きさが反対ですわ。ご丁寧に窓ガラスパーツもこれに合わせて作られているため、「一見すると分からないが、やがて違和感に気づく・・・」という。。まさに走らせれば分からない部分なのでもちろんこのまま運行!



続いてキハ20 294。急行「うわじま」の編成見直しで余剰になっていたので呼び戻しました。1980年にツートンで残っていたのか確証はありませんが、1979年撮影とされる写真がネットで確認できるのでこのまま投入することに。天プラです。



しんがりはステンレスボディのキハ35 901。元々は「房総の海水浴気動車」用に買ったトラムウェイ製品で、銀ピカがいいので素のままにしていたのですが、千葉からの転入時にすでに巻いていた前面の警戒色帯を入れようと思っています。これも1979年警戒色、1981年タラコ・・・といった写真は確認できるものの1980年がすっぽり抜けているので、「残っていてくれ!」という願望を込めての警戒色です。床下機器のグレー化もしないとですね。。



1色塗りキハ35系のイメージが強い八高線で、ちょっとクセが強めな面々を集めた昼下がりの4両編成。これからも細かいところをブラッシュアップしていきます。


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