80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

JR九州305系の製作(8)

2020-07-05 15:34:46 | 九州・山陽方面
残り5両分の窓抜きが終わりました。4ドア通勤車の抜き作業は大変ですが、この車の場合戸袋窓がないのと、客室窓もサッシがなく「抜いて終わり」なのがせめてもの救いです。複雑な屋根構造などこれからが本番といった感じ。



ということで車体の方は粛々と組み立てていくだけなのですが、先日通販であるものを取り寄せた際に使われていたこちらの梱包材にピン!と来て、とある実験を試みました。実験マニア。(笑)



何をしたかというと、素材の半透明感、シワシワ感がいい感じなので、ひょっとしてLED照明の拡散効果があるかも知れないと思い試してみました。この写真は先日試験走行させた時のもので、LED間隔が割と密なためか照度不足や不均等さは感じないのですが、光量を抑えつつ、もう少し柔らかな光になるといいなと感じたものですから。



実験に先立ち、完成時と条件を同じにするためにスモーク調の窓ガラスを仮に取り付けます。カツミの「窓ガラス グレースモーク」を用いましたが透明のとあんまり変わらないような・・・。ま、とりあえずそれは置いておき。。



今回は実験なのでマスキングテープで留めます。この素材、調べたら「ミラーマット」と呼ばれる発泡ポリエチレン製のシートだそうです。そういえば瓶もの、茶碗、グラスなどを梱包するときに使いますね。



さて実験結果ですが、正直ビミョーです(笑)。上がシートなし、下がありですがほとんど変わりませんでした。ただ外で反射した光をよーく見ると、上の写真では柱や窓の境界線のエッジが割とはっきり見えるのに比べ、下の写真ではグラデーションが効いているようにも見えます。
(シートなし)

(シートあり)



先に書いたようにLED間隔が狭いのと、砲弾型に比べてもともとチップLEDは指向角が広いのであまり大きな効果は見られなかったのかも知れません。しかし、こうして実際に発光している状態を見れば確かに拡散効果はありそうなので、軽い!安い(廃物利用で0円!!)、取付簡単!ということで1枚貼っておくことにしたいと思います。グリーン車などはシートを二重にして電球色LEDで照らすと重厚な感じが演出できるかも知れませんね。



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2 コメント

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Unknown (isao)
2020-07-08 08:48:04
市川ネコ蔵さん
>模型の“リアルさ”というのはそもそもが微妙なモノな気がします。
はい。“わかる人にはわかる”(「本人のみ」含む)をモットーにがんばりますw
返信する
Unknown (市川ネコ蔵)
2020-07-07 22:58:59
こういう、何気ないモノの模型利用を考えるのって楽しいですよね‼
結果は、写真を拝見する限りでは確かに微妙ですが(汗)、模型の“リアルさ”というのはそもそもが微妙なモノな気がします。
しかし進捗早いですね~‼
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