80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

キハ120の動力近代化(1)

2022-10-16 18:28:34 | 中央東線周辺
今年の「鉄道の日」は、朱色のキハ120が傍を走る福井県内某所で迎えていました。2日遅れになりますが鉄道開業150年まことにおめでとうございます。ちなみに訳あってこれ以上被写体に近づくことができません。ていうか持ち場を離れることができません。。笑



軽快DCながら山間にこだまするコマツエンジンの力強い響きに触発されて、わが家の大糸線キハ120 354(金トヤ)の動力近代化に乗り出しました。



この車両も以前紹介したE127系100番代同様、MCR3B00カンモーターとインサイドギヤによる旧式動力となっています。消費電力が少ないので縦型モーターほどは車輪の汚れは発生しませんが、補重してもブラス車体ほどの重量にはならないため長時間走行で汚れてくるのと、ギヤノイズが大きいため、MPギヤ駆動に換装することにしました。



車内に一応シートは装備していますが、通路部分は板ウエイトで埋め尽くされています。



駆動台車側の床下には鉛ウエイトがコンパクトに収まっています。



と言いたいところですが、床板に穴をあけて床面とツライチになるように埋め込んでありました。ずいぶんと扁平なウエイトだこと。。



床下機器の移動をなるべく避けるため、ウエイトを抜いた穴を再利用してここにFK-130SHモーターを仕込めないか検討します。



前後長はぴったりで、幅を広げるだけですっぽりモーターが収まり、ユニバーサルジョイントも床下機器に支障しないことが確認できました。めでたしめでたしです。ただ、3mm厚の木製床板のままではギヤと床板のクリアランスやセンターピンの取り付けが苦しいため、ここは真鍮板に置き換えようと思います。とりあえずアタリがついたので改造初日の作業はここまで。





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