80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

JR九州305系の製作(6)

2020-06-27 02:50:11 | 九州・山陽方面
実車では4号車となるモハ305-100番台を先行試作車として組み立てていますが、主な仕様固めの最後として室内灯を組み込んでみます。走行・点灯試験後は下回りはもう分解しないため、梅雨の晴れ間を利用して台車を塗装しました。クレオスのジャーマングレーです。
なお、2両分は手持ちのDT61を改造する予定でしたが、気温と湿度が急上昇していていささか改造意欲が削がれているため新たにエンドウのDT64を購入しました。万一パワー不足が判明した場合に動力化できるよう、1両分はプレーン軸としています。「台車があるから作る」はずだったので本末転倒ですが、当工場ではよくある話です。



モーターとウェイトは黒で塗装します。EN22+電車用ウェイトAの組み合わせは非常にボリューミーなため、床下の塗色の濃淡に関わらず黒にしておく方が目立たず無難かと思います。



今回、室内灯には、最近通販で入手したテープLEDを採用します。当鉄道では初の試み。50mm当たり3個の白色チップLEDが直列接続された非防水タイプの廉価版でです。電圧が低い低速では点灯しないと言われていますが、当方、パルス制御(PWM)のKATO KC-1しか持ち合わせていないので検証のしようがありませんww。ちなみに試験点灯したところ低い目盛から煌々と光りました。。



で、車体への組み込みなんですが、5組15個では250mmとなって窮屈かつ明るすぎるため、1組減らして4組12個とし、バラしてポリウレタン線で繋ぎました。何のためのテープLEDなんだか・・・w



取り付けは簡単。天井裏に貼り付け、センターピンから拾った電気をポリウレタン線で端部のブリッジダイオードまで送ってやればOKです。黄色の〇で示したものがリン青銅板から切り出した接点で、車体を被せるとこの先端がセンターピンの頭に接触して通電する仕組みです。



部屋を暗くして走行&点灯試験。おお、さすがPWM!走り出す前からこの明るさよ。



走行性能も問題なし。あれ?屋根の薄い部分から光が漏れてますねー。苦労して貼り合わせた“雨樋ランボード”のところは1枚紙なのでしっかり遮光せねば。。



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2 コメント

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Unknown (isao)
2020-06-27 22:29:31
所長失格さん
テープLEDは初めて使ってみましたが便利ですね。
>5ユニットを4ユニットに間引きするアイディア
アイデアというほどのものでもなく、ただ切り刻んだだけですので、どうぞご自由に加工なさってください。
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Unknown (所長失格)
2020-06-27 20:33:50
ウチも最近はもっぱら室内灯はテープLEDです。
基本ウチはDCCで常に12Vなので電源ONと同時に煌々とフル点灯しております。アナログでも動き出してすぐに明るくなり、キャパシタがなくても案外ちらつきもありません。
1両で白色と黄色が混在する車両(ロイヤル・ソロや食堂車とか)は違う色のテープを線で繋いでいますが、5ユニットを4ユニットに間引きするアイディアはいいですね!今後使わせていただいてもよろしいでしょうか?
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