中央西線の825列車用に購入したアクラスのマニ36を組み立ててみたのでご報告します。
今回購入したのはスハ32改造のEG(電気暖房)仕様です。発売元はアクラス製品の販売代理店であるディープランニングで、アクラス製のマニ36塗装済みボディに、オリジナルのMDF製床板セット、エコーモデルの床下機器、日光モデルのTR23台車(台車枠、スポーク車輪及びセンターピンセット)まですべてセットした内容で、これに好みのカプラーを買い足せば完成するという至れり尽くせりのキットです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/87/ed1a21bf648dd2f11e1c98a322ca56b5.jpg)
まずMDF製の床板に「梁」表現用パーツを接着します。レーザーカットなので位置合わせはスムーズですが、念のためセンターピンを通して位置ズレを防ぎました。床板には床下機器取付用の穴も開いているのでケガく必要がありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/48/dc927c118aabafcd23888e3e8e3bbafd.jpg)
ただし床下機器の接着には少し工夫が必要です。エコーのパーツは基本的に木製床板にベタ付けするように設計されているので、梁の隙間に取り付けるものは梁の厚さ相当のペーパーを台座にして嵩上げした状態で取り付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/6f/cc7340ce1905084a889a0ec9c1cb8e76.jpg)
デッキステップと端梁が一緒になったパーツを両端に接着し塗装。今回はマットブラックではなく、ジャーマングレーを濃くしたぐらいの「NATOブラック」を吹いてみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/04/2d58d46defbd2960edd0fa0cfe3bf1fc.jpg)
台車はバラバラなので、まず台車枠にブレーキシューを瞬着で取り付け、軸受けにLPSオイルを垂らしたうえでスポーク車輪とともに組み上げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/60/70afaa7cd5613072208b008a472d7592.jpg)
床板に台車を装着し、床上には30gの板ウエイトを接着。水タンクと蓄電池箱で重心がやや前位側にあるので、ウエイトはやや後位寄りに接着してバランスを取りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/c7/5314711216571dccc2acb24dd6563bc4.jpg)
トイレ流し管は取説では台車装着が推奨されていますが、いろいろ削り込んで、意地で床板側に取り付けました。笑 ちゃんとテストしていませんがR610は通れる感じです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3b/3637bf8b9dd0f27143869359e10032c2.jpg)
さて、車体を被せるぞ・・・という段になって手順ミスが発覚しました。MDFの床板の上にもう1枚プラ製の床板が載るのですが、これでは板ウエイトやセンターピンに干渉してしまいます。シートは車掌スペースにしか付かないので省略できそうにも思えますが、これがないと窓ガラスが押さえられないので何とかします。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/f0/c8c2d96138afdf2cd589fe0e61cbb0b7.jpg)
センターピン部分には予め下穴が開いているのでこれを拡大してナットどめ。ウエイトは両面テープで強力に接着されてしまって取れないので、逃げ穴を開けて事なきを得ました。別に売る模型ではないのでこれでヨシ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/b6/295881e94bb79d74261ed846779e3f5e.jpg)
車体は屋根板とベンチレーターが別添状態ですが、いずれもパチンパチンとはめるだけ。お手軽工作でマニ36が1両完成しました。デザインも良好でいい車両と思いますが、唯一、デッキステップが荷物車用の浅いものでなく客車と共用なのが惜しいところです。インレタが手持ちでまかなえるかと思ったら「名ナコ」が無さそうなので、カプラーとともに買い出しに行ってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/b6/b5db80bcdf54334099320ef02667f9c2.jpg)
今回購入したのはスハ32改造のEG(電気暖房)仕様です。発売元はアクラス製品の販売代理店であるディープランニングで、アクラス製のマニ36塗装済みボディに、オリジナルのMDF製床板セット、エコーモデルの床下機器、日光モデルのTR23台車(台車枠、スポーク車輪及びセンターピンセット)まですべてセットした内容で、これに好みのカプラーを買い足せば完成するという至れり尽くせりのキットです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/87/ed1a21bf648dd2f11e1c98a322ca56b5.jpg)
まずMDF製の床板に「梁」表現用パーツを接着します。レーザーカットなので位置合わせはスムーズですが、念のためセンターピンを通して位置ズレを防ぎました。床板には床下機器取付用の穴も開いているのでケガく必要がありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/48/dc927c118aabafcd23888e3e8e3bbafd.jpg)
ただし床下機器の接着には少し工夫が必要です。エコーのパーツは基本的に木製床板にベタ付けするように設計されているので、梁の隙間に取り付けるものは梁の厚さ相当のペーパーを台座にして嵩上げした状態で取り付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/6f/cc7340ce1905084a889a0ec9c1cb8e76.jpg)
デッキステップと端梁が一緒になったパーツを両端に接着し塗装。今回はマットブラックではなく、ジャーマングレーを濃くしたぐらいの「NATOブラック」を吹いてみました。
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台車はバラバラなので、まず台車枠にブレーキシューを瞬着で取り付け、軸受けにLPSオイルを垂らしたうえでスポーク車輪とともに組み上げます。
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床板に台車を装着し、床上には30gの板ウエイトを接着。水タンクと蓄電池箱で重心がやや前位側にあるので、ウエイトはやや後位寄りに接着してバランスを取りました。
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トイレ流し管は取説では台車装着が推奨されていますが、いろいろ削り込んで、意地で床板側に取り付けました。笑 ちゃんとテストしていませんがR610は通れる感じです。
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さて、車体を被せるぞ・・・という段になって手順ミスが発覚しました。MDFの床板の上にもう1枚プラ製の床板が載るのですが、これでは板ウエイトやセンターピンに干渉してしまいます。シートは車掌スペースにしか付かないので省略できそうにも思えますが、これがないと窓ガラスが押さえられないので何とかします。。
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センターピン部分には予め下穴が開いているのでこれを拡大してナットどめ。ウエイトは両面テープで強力に接着されてしまって取れないので、逃げ穴を開けて事なきを得ました。別に売る模型ではないのでこれでヨシ!
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車体は屋根板とベンチレーターが別添状態ですが、いずれもパチンパチンとはめるだけ。お手軽工作でマニ36が1両完成しました。デザインも良好でいい車両と思いますが、唯一、デッキステップが荷物車用の浅いものでなく客車と共用なのが惜しいところです。インレタが手持ちでまかなえるかと思ったら「名ナコ」が無さそうなので、カプラーとともに買い出しに行ってきます。
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素性が不明なので本文では書かなかったのですが、恐らくJAMや模型ショーで出てくるB級品ボディーに他社製パーツをセットしたものではないかとみています。
B級品というには特にキズものという感じはしませんので、歩留まりの違いで下回りとボディの数が合わなくなってしまったのではないでしょうか。
スポーク車輪付の台車と床下機器だけでも5千円ぐらいはしますのでお買い得ではないかと。スハ32もあるのでちょっと買い足そうかなと思っています。
昔ここから出ていたB級品?のボディ(内装まで付いたもの)を安価に入手して、手持ちの下回り・台車を組み合わせたことがありましたが、一通りそろって車両になるキットは面白い。完成品よりは当然安いのでしょうね。
トラムウエイの客車キットも必要なものは入っていて、完成品より安価(KATOの完成品くらい)でした。