80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

夏を先取り♪

2010-07-04 00:37:29 | 総務部
東京地方はまだ梅雨真っただ中ですが、テンプレートを変更して夏気分を先取りしてみました。

ん~
このブログにはあまり合わないかも(^^;
大滝詠一っぽい(古い?)

それは置いといて、さ、仕上げ仕上げ。
スカートと乗務員室ステップがついて顔立ちも整ってきました。



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E127系100番代の製作(その17)

2010-07-03 00:07:50 | 大糸線方面
素子冷却部の形がイマイチだったVVVF制御装置を作り直しました。
ほぼ真横から撮った写真しかなかったのですが、実際は結構出っ張っていそうなので、少し誇張気味にしました。

まず実物はこんな感じです。露出を思いっきり明るくして撮ったので、出っ張りのどこが網になっているのかパッと見ではわかりません。恐らく前後、上下はすべて網になっているものと類推し、通常の目線では見えない下部以外は網を貼ることにしました。斜めになった部分にある細長いメッシュは表現しきれないので、スリット状の穴だけ開けて、塗装後にスミ入れで表現することにしました。



本体は4×8ヒノキ材を使い、スジ彫りと取っ手類を押し出したペーパーを表面に貼ります。
丸ポッチのうち1ヶ所失敗し、貫通してしまいました。作り直すのも面倒なので、ツメで丁寧に穴をふさぎましたがバレバレですね(汗)



素子冷却部の出っ張りもヒノキ材をアンコにします。



外側をt0.5のペーパーでくるんでいきます。上面は網を貼る部分を四角く抜いておきます。



斜めの部分には0.5mm幅のスリットを開けておきます。



前後・上面にメタルプライマーで真鍮メッシュを貼ります。固着と下塗りを一発で済まそうという裏ワザですな。。



本体に接着し、前後に薄紙で防護板?も貼りました。うん、何となくそれっぽい♪



これで主要な床下機器は揃いましたが、もう1つ、やっかいなパーツがあることに気が付きました。スカートです。

これが実車のようすです。細いうえに左右2分割されていて、カドが斜めにスパッと切れたようなビミューなデザインになっています。



モックアップを作って試行錯誤したのち、パソコンで原図を作ってプリントしました。ブーメランみたい(^^;



内、外2枚を貼り重ね、瞬着を吸い込ませて強度を出します。



車体へはプラか真鍮のステーを立てて固定することになります。見るからにひ弱な感じですが、瞬着のおかげで結構強度は出ているようです。




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床下機器雑感

2010-07-01 15:21:04 | その他
今回E127系の床下機器を自作して思ったのは、昨今の、特にVVVF以降の電車を作ろうと思うと「似ている」箱でさえ市販パーツから探すのは困難だなぁということでした。
1つ前の投稿に、ととさんが「よく作りましたねー」とコメントをされたのを機に、改めて16番モデラーとして昨今の床下機器事情に思いを馳せてみたいと思います。


現在1/80サイズで市販されているソフト又はホワイトメタル製の床下機器の多くは旧型国電用で、一体成形されたパーツも国鉄型が中心です。新型電車或いは私鉄電車用などは、カツミやエンドウなどが「蔵出品」としてたまに店頭販売することはありますが、どこでも手に入るというものでもなく、価格もそこそこいいお値段します。


(↑手に入れやすいセットパーツはスクラッチモデラーの味方:日光/エコーの旧型国電用)


(↑カツミやエンドウの一体成形品はポピュラーで汎用性があった。)


こういった背景には2つの理由があるように思われます。
1つめは、16番モデラーの年齢層がNゲージャーに比べて高く、いわゆる国鉄型指向が強いため、マーケット的にはどうしてもそちらが中心とならざるを得ないということ。
2つめは、車体の標準化が進んでいる割に床下機器の表情は実に豊かで、とてもバラパーツとして売っても採算には乗らないだろうなぁということです。
VVVFなど日進月歩で技術革新が進む機器ならいざ知らず、断流器箱や接触器箱など(素人考えでは)そう大きな違いはなくてもいいように思われるのですが、取っ手やフタの形ひとつとっても様々なバリエーションが見られます。


(↑作例E127系のハコモノ床下機器の例)


(↑京王9000系のハコモノ床下機器の例)


もちろん、安全性やメンテナンス性などの点でメーカーごとの設計思想は違って当然ですし、安く模型を作りたいから統一しろ(笑)という暴論を唱えるつもりもないのですが、
もう少し「今風」な共用パーツが出てきてもいいような気がします。
例えば、共通性が高いと思われるエアタンクひとつとっても、手に入れやすい普及パーツはいまだに吊りバンドで巻いた旧タイプのものしかありません。

上で「実に表情が豊か」と書きましたが、同じ車両内では実は同じようなデザインの機器箱も多いのです。E127でも同じデザインで幅や取っ手の位置を若干変えただけの機器箱がたくさんあります。かつては特徴的な形をしていたバッテリーやブレーキ作用装置、そしてコンプレッサーでさえ今ではただの「箱」の場合もあるのです。

模型の精密化が進んだ昨今、「それらしい」パーツでは売れないという事情があるかも知れません。ただ、汎用性のある素材をベースに自分なりの加工ができるのが「16番世代」の強みではないか、と(勝手に)思っておりますので、ここはぜひメーカーの英断に期待したいと思います。


(↑小高模型の国鉄101系用一体成形品。東芝のロゴや機器類の文字表示が浮き出た昭和40年代の意欲作。ここまでのフル・ディティールは望みませんので汎用的なバラパーツを是非・・・)


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