80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その20)

2010-07-15 15:26:13 | 大糸線方面
このシリーズもすでに20回となりました。せめてあと5回以内でフィニッシュしたいところですが・・・

さて、これは何でしょう?



正解はクモハの屋根上に載る電制用抵抗器カバーの「足」です。1個ずつ貼り込むのは面倒なうえ足の長さも揃いにくいので、上の写真のようにユニット化した上で真っ二つに切り離し、足の部分も切りそろえて、このようにカバーの裏側に貼り込みます。



今後取り外すこともないので、接着剤で屋根に固定しました。点々と見える足がなかなか実感的にできました♪



次はライト類の取り付けと配線です。手始めに室内灯を入れてみます。
KATOのHO用パネルライトを使うこととし、まず屋根裏中央に同封の反射材(アルミシール)を貼ります。



白色LED付の基板は、金属パーツを組み付けた上でアクリル導光板とともに屋根裏に固定します。t0.5プラ板の横梁を渡し、ここ基板を挟んで固定していますが、本来ここはDCCデコーダ・チップを挿し込む場所です。



床板の左右中央に設けた接点からの集電は、t0.1燐青銅板から切り出したこの集電板によって行います。補強材などを避けるため、こんなに複雑な形状になってしまいました(^^;



集電板は中央ドアの戸袋の内側に瞬着で貼り付けてあります。まだ金属むき出しの状態ですが、完成後は白で塗り込めるか、上から紙を貼って隠すことにします。



基板と反対側のアクリル導光板は、写真のように、真鍮線を左右補強材の間に渡して固定してあります。ズレないよう、かといって万一の分解整備にも対応できるよう、木工用ボンドを要所に盛って“仮止め”状態にしています。



ヘッドライト、テールライトの配線状況です。前者はφ3電球色LED、後者は赤色の凸形ケース入りLEDを使用し、それぞれ左右2個を直列につなぎ、CRD(定電流ダイオード)と逆電圧保護用ダイオードを介して上の集電板とつなぎます。
なお、写真に写っているコンデンサと抵抗はモーターの逆起電流による“反対側LEDのチラツキ対策”用で、ヘッド、テールそれぞれについて並列に入れてあります。耐電圧やワット数が大きなものしか入手できなかったので、異常にスペースを占有する結果となってしまいました(^^;



下回りと合体して試運転してみます。緊張の瞬間。。
オッケー!です。



ヘッドライトはさすが高輝度LEDだけあってまばゆい光を放ちます。一方、室内灯はそれほど明るくありませんが、暗い中で走らせると適度な明るさなのかも知れません。運転室付近が明るすぎますが、これはヘッドライトの遮光をまだしていないためです。なお写真はありませんがテールライトの点灯も問題ありませんでした。



ところで、進行と反対側のライトがチラチラ点灯してしまう現象ですが、上記のコンデンサ+抵抗の接続によってだいぶ解消したものの、完全に封じ込めることはできませんでした。特に後部側でヘッドライトがチラつくのは興ざめで何とかしたいものです。


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コメント (4)
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