80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その19)

2010-07-12 15:34:51 | 大糸線方面
しばらく投稿をサボってしまいましたm(_._)m
E127がやっと塗装に入りました。

今回は車内も少し手を入れるため、先に内部の塗装をすることにして、手始めにステンレスドアの銀色を入れました。タミヤのエナメル系塗料「クロームシルバー」の筆塗りです。3×3補強材の部分も一応塗っておきます。写真には写っていませんが、前後貫通ドア、乗務員室ドアにも塗ってあります。



ドア部分を内側からマスキングするとともに、窓の外側にもマスキングテープを貼り、2両をセットにして車体周囲も帽子のツバのように広告紙で覆ってしまいます。この状態で室内色を吹きます。実車は薄いグレーのようですが、明るめが良いかと思い、手持ちのタミヤ「レーシングホワイト」を吹きました。ちょっと青みがかった白になります。



ドアのマスキングを剥がしたところ、室内色が一緒に剥げてしまいました(泣)
エナメル塗料だからなのかシルバー特有なのかはわかりませんが、とにかく他の塗料が乗りにくいようです。



外側の塗装に入る段階で、クハの側面にある折り畳み昇降ステップを付け忘れていることに気付き、急いで瞬着で取り付けました。エコーのエッチングパーツで恐ろしく精密にできていますが、塗装でディティールが埋まってしまわないか心配です。
なお、このステップは霜取パンタ付編成のみに付いています。クモハには連結面側に昇降ステップが付いているようですが、写真がなく取付位置の特定ができなかったので省略しています



先の室内塗装の教訓から、車体色のシルバーは一番最後に塗ることにしました。こちらには普通のアクリル系塗料を使うので問題はないはずですが、念のための措置です。
まず2色帯のうちの下側にくる緑を塗ります。GMの常磐線エメラルドグリーンをベースに白と若干の黄を加えて調色しました。当工場はエアブラシを持っていないので、自家調色の場合は筆塗りになります。塗りムラが目立たないようにと少し広めに塗っていったら、下半身が全て緑色になってしまいました(^^;



緑の乾燥を待つ間に屋根のグレーを吹きます。実車はかなり白っぽく見えるので明灰白色にしましたが、もう少し暗めでよかったかも知れません。半光沢で結構艶やかなのもちょっと失敗かも。



続いて帯色のブルーを塗ります。「アルパインブルー」なる色目は光線の具合によって色々変わって見えるので困るのですが、大糸線ゆかりの青22号に白を混ぜて簡単に済ませました。写真を撮り忘れたので既にシルバーを吹くためにマスキングした状態で、少しだけハミ出たブルーが見えます。



シルバーの塗装のようすです。実車はステンレスボディではありますが、ダル(梨地)仕上げのため白っぽく見えます。そこでタミヤの「アルミシルバー」を使うことにしました。



ドキドキするマスキング剥がし・・・
まずまずの仕上がりのようです。ただ、屋根との明度差が小さいのでメリハリがないのが残念なところかな?




メリハリという点では正面と側窓窓枠のブラック処理が欠かせないポイント。
試行錯誤でこんなものを作っていますが、さてどうなることやら。。



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コメント (4)
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