80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その21)

2010-07-20 13:31:47 | 大糸線方面
こんにちは。一気に真夏に突入しましたが皆さん体調はいかがですか?
引き続きE127系の進捗状況です。

電気関係のトラブルは2件あって、1つはチラつき防止回路の配線ミス、もう1つはLEDもしくはダイオードの破損でした。

配線ミスについてはLED、抵抗、コンデンサの3点をすべて並列にすべきところ、思い込みで抵抗とコンデンサを直列につないでしまった単純ミスで、正しく配線しなおしたところ、逆側LEDがチラつく現象は完全にシャットアウトできました。
破損については、たぶん半田の熱が回ってしまったためと思われるので部品一式を入れ替えたところ、ちゃんと点灯するようになりました。


車体の方は仕上げの一環として、窓やドアの枠、雨樋、クモハの側面通風孔など光沢があるステンレス部分に暗めのシルバーを入れました。写真のようにマスキングして小筆で入れていくのですが、暑いなか30分以上かけて片側をマスキングしていく作業には閉口しました。使用した塗料はガイアノーツの「ダークステンレスシルバー」です。



車体に吹いた白めの「アルミシルバー」との対比は、光線の具合によってこんな感じになります。余談ですがシルバー系は特に筆塗りには向かないようで、どんなに混ぜても筆ムラが出てしまいます。改めてエアブラシが欲しいと思う次第で・・・



ホロを付けました。連結面側はエコーの私鉄用広幅タイプ(15mm幅)で、グレーに塗って瞬着で固定してあります。貫通ドアも上記のダークステンレスシルバーに塗るのが本当ですが、ほとんど見えない部分ということでスルーしています。



クモハの前面側には、同じくエコーの「旧型国電用B」を使いました。吊りステーがなく上部に吊り金具が1ヶ所だけ付いているタイプです。本体をグレーに塗った上でホロ座面に艶消し黒を入れました。
あと、写真ではわかりにくいですが、正面窓の天地寸法がやや足りておらず、上側のブラック処理部分の面積が広くなりすぎていたので、窓の上側を1mm弱切りました。この段階で車体にメスを入れるのはなかなか勇気が要ります。



次は側窓のサッシの表現です。ハガキの表面をサフェーサー処理したものにケガいて切り抜いていきますが、エッチングパーツのような細かさで、これも暑い季節の仕事としては辛いものがあります。



飛ばないようにテープの上に並べ、艶消し黒のスプレーを吹きます。



サッシの位置を書いた紙を車体に仮止めし、窓ガラス(塩ビ)の上に貼っていきます。接着剤は窓ガラスの固定ともども「セメダインスーパーX」を使い、ズレないよう、半乾燥状態にしてから一気に圧着しました。



貼り込んだところです。まあまあの感じかな?



と思ったら、角度を変えて見てみると、あれぇー!?サッシの上部にスキ間が!! 窓の天地寸法に合わせて作ったつもりだったんだけどなー。。。塗装で縮んじゃったのか??
まだ全部貼っていないので対応は可能なのですが、今さらイチから作り直すのも大変なので、黒い紙切れを「詰め物」にして乗り切ろうかと画策中(^^;



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コメント (1)
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