80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その17)

2010-07-03 00:07:50 | 大糸線方面
素子冷却部の形がイマイチだったVVVF制御装置を作り直しました。
ほぼ真横から撮った写真しかなかったのですが、実際は結構出っ張っていそうなので、少し誇張気味にしました。

まず実物はこんな感じです。露出を思いっきり明るくして撮ったので、出っ張りのどこが網になっているのかパッと見ではわかりません。恐らく前後、上下はすべて網になっているものと類推し、通常の目線では見えない下部以外は網を貼ることにしました。斜めになった部分にある細長いメッシュは表現しきれないので、スリット状の穴だけ開けて、塗装後にスミ入れで表現することにしました。



本体は4×8ヒノキ材を使い、スジ彫りと取っ手類を押し出したペーパーを表面に貼ります。
丸ポッチのうち1ヶ所失敗し、貫通してしまいました。作り直すのも面倒なので、ツメで丁寧に穴をふさぎましたがバレバレですね(汗)



素子冷却部の出っ張りもヒノキ材をアンコにします。



外側をt0.5のペーパーでくるんでいきます。上面は網を貼る部分を四角く抜いておきます。



斜めの部分には0.5mm幅のスリットを開けておきます。



前後・上面にメタルプライマーで真鍮メッシュを貼ります。固着と下塗りを一発で済まそうという裏ワザですな。。



本体に接着し、前後に薄紙で防護板?も貼りました。うん、何となくそれっぽい♪



これで主要な床下機器は揃いましたが、もう1つ、やっかいなパーツがあることに気が付きました。スカートです。

これが実車のようすです。細いうえに左右2分割されていて、カドが斜めにスパッと切れたようなビミューなデザインになっています。



モックアップを作って試行錯誤したのち、パソコンで原図を作ってプリントしました。ブーメランみたい(^^;



内、外2枚を貼り重ね、瞬着を吸い込ませて強度を出します。



車体へはプラか真鍮のステーを立てて固定することになります。見るからにひ弱な感じですが、瞬着のおかげで結構強度は出ているようです。




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コメント
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