石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

9月20日本日は小中学校教育研究会がありました

2008年09月20日 | Weblog
 こんにちは9月議会が終わりホッと一息ついている石井伸之です。本日は早朝から三田としや都議会議員から電話をいただきました。

 何事かと思いきや、昨日国立市議会で可決された住基ネット接続を求める決議について、過分なお褒めの言葉をいただきました。この決議は公明党の斉藤議員が筆頭提出者となって文面の素案を作り、自由民主党新政会・明政会・つむぎの会の各議員が協力したという形なので、一番の功労者は斉藤議員ですから、お褒めの言葉をいただくのは少々気が引けてしまいます。

 それでも結果的には、12対11という僅差での賛成多数ですから、一人の議員が欠けても可決しなかったことを考えると、議員一人の重みを再確認することができました。

 さて、本日は小中学校教育研究会があり、国立市の教育に関する様々な話で盛り上がるところですが、今回は議会における住基ネット切断や城山南区画整理の問題で話が弾みました。

 住基ネットや城山南区画整理の問題で、法的には私たち保守系議員の訴えるポイントの方が正論であることは分るが、関口市長を始めとする与党議員は、人間の感性に訴えている部分があり、違う土俵で争っている限り歩み寄りは見えないという意見には目からウロコでした。

 松嶋議員も区画整理をしなければ、相続によっていずれはミニ開発がはじまり、ハケ下の親水公園は夢と消え、用水の水路を守ることは難しく、ヤクルト研究所は他市へ移転してしまい、結果的には細い道路で20坪~30坪の小さな宅地が、細切れの状態で点在することが目に見えており、区画整理をすることとしないことのどちらが城山南の落ち着いた景観を残すことができるのかは、私の意見がどう考えても正論であると言っていただきました。

 しかし、その正論も感性や感覚の違う相手には、態度を頑なにさせるだけであって、更なる反発を生みだすことにしかならないという意見をいただきました。

 確かに幾ら安全性に問題があっても、用水の蓋掛けを断固として反対する方々にとって、私の正論は届かないかもしれません。それでも、相続税で何億というお金を支払わなくてならない地権者の方々にとっては、この区画整理が生命線です。

 その地権者の方々が先祖代々守ってきた土地を、手放さなければならない相続税には憎しみすら感じるところです。それでも法で定められている訳ですから、どうしても支払わなくてなりません。

 開発行為である区画整理ということが悪いことであるかのように言われてしまうのは大変寂しく感じます。誰でも城山南にある昔ながらの風景を残したいかと言われれば、10人が10人賛成することでしょう。しかし、農業におけるコストや高齢化、相続によって支払う金額を考えると、区画整理を行ってハケ下の小川を保全して、用水路を整える方が乱開発をされるよりも、景観が保たれるのではないでしょうか?

 是非とも関口市長には現在城山南区画整理設立準備会で書かれている図面を認めていただき、地権者の方々に安心を与え、区画整理後に二期工事を予定しているヤクルト研究所がこのままあの場所に居ていただき、ミニ開発という細切れの乱開発を防ぐ意味で、景観を守る区画整理を実施できるようにしていただきたいものです。
コメント
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