こんにちは、昨日に引き続き本日は福祉保険委員会視察二日目を迎え、本日はさいたま市にある更正保護施設清心寮の視察を行いました。
宿泊していた宇都宮市から、東武宇都宮線やJRを乗り継ぎ浦和駅ではゆるキャラ「うなちゃん」の出迎えを受け、駅前からタクシーに乗って5分で清心寮へ到着です。施設周辺は県庁所在地周辺ということから、検察所などが付近にあります。
昨日と同様に清心寮理事長(弁護士を務めております)施設長、さいたま保護観察所所長、埼玉県保護司会連合会会長、埼玉県更正保護女性連盟会長というように、多数の方に来ていただき私たちの視察に対して誠心誠意の対応をいただきました。
弁護士の資格を持つ理事長から、平成3年に建設されるまでの経緯についての説明があり、地域住民の方々より様々な反対運動があり、10回に渡る住民説明会でも完全に理解を得ることはできなかったそうです。
それでも、個別に住民へ更生保護施設の必要性を説いて回る中で、どうにか建設工事に漕ぎつけたとの話しを聞くと、一度犯罪を犯した方を受け入れることの理解を得ることは非常に難しいことが分かります。
しかし、全国に103の更生保護施設があることによって、行き場の無い出所者が一時的に受け入れられ、職場と住む所を見つけ、社会へ復帰していくことによって再犯を防止するという道筋が必要であることを熱く訴えられました。
こちらの施設は官庁街に立地しながらも、地域周辺住民に対して集会施設としての貸し出し、イベントを実施するというように、入所者と地域住民のふれあい、周辺の清掃というように地域への貢献をしているそうです。
その際に、保護司の方々と共に更生保護女性会(全国組織のボランティア団体だそうです)が、物心両面から支援しているという話がありましたが、八興社では更生保護女性会との繋がりが見えなかったこともあり、こういった支援を受け入れる体制作りも必要であるように思いました。
施設を見学している際に、施設長から犯罪を犯す人々は、複雑に絡み合った難しい家庭環境を抱え、幼い時に愛情を注がれずに育ったことによって、社会から逸脱して犯罪を犯すとの話しを聞くと、家庭における子育ての大切さを実感させられます。
各委員からもこういった話しを八興社の方々に聞いていただき、周辺住民との信頼関係を築く為に惜しみない努力が必要であると共に、周辺住民の方々にもた更生保護の必要性を感じていただきたいという話が出ており、私も両者の理解を深めることが今後最も重要であると感じました。
2日間における2ヶ所の視察でしたが、東京保護観察所立川支部に所属する保護観察官に視察先を紹介していただいただけあって、両施設共にあらゆる苦難を乗り越えて、周辺住民との信頼を得る為の小さな積み重ねを聞くことができたことは、八興社における更生保護施設と周辺住民のよりよい関係を構築する為に私も微力ながら努力したいと思います。
また、この視察には若手の議会事務局職員が同行しており、事前に2日間の交通ルートを入念にチェックしていただいたことによって、大変スムーズな移動ができたことは委員長として心から感謝したいところです。
視察終了後は、中央公民館で日本の未来を考える会の会合があり、今回は国立市わくわく塾を利用して、議会傍聴の方法や議会への陳情・請願の提出について、議会事務局次長と係長より説明を受けました。
両者の説明は難しい専門用語の部分を大変分かりやすく説明しており、あらゆる質問が飛び交っていました。わくわく塾では国立市政に関する、あらゆる事をこうやって丁寧に説明しておりますので、関心がありましたら是非とも市役所へお問い合わせください。
宿泊していた宇都宮市から、東武宇都宮線やJRを乗り継ぎ浦和駅ではゆるキャラ「うなちゃん」の出迎えを受け、駅前からタクシーに乗って5分で清心寮へ到着です。施設周辺は県庁所在地周辺ということから、検察所などが付近にあります。
昨日と同様に清心寮理事長(弁護士を務めております)施設長、さいたま保護観察所所長、埼玉県保護司会連合会会長、埼玉県更正保護女性連盟会長というように、多数の方に来ていただき私たちの視察に対して誠心誠意の対応をいただきました。
弁護士の資格を持つ理事長から、平成3年に建設されるまでの経緯についての説明があり、地域住民の方々より様々な反対運動があり、10回に渡る住民説明会でも完全に理解を得ることはできなかったそうです。
それでも、個別に住民へ更生保護施設の必要性を説いて回る中で、どうにか建設工事に漕ぎつけたとの話しを聞くと、一度犯罪を犯した方を受け入れることの理解を得ることは非常に難しいことが分かります。
しかし、全国に103の更生保護施設があることによって、行き場の無い出所者が一時的に受け入れられ、職場と住む所を見つけ、社会へ復帰していくことによって再犯を防止するという道筋が必要であることを熱く訴えられました。
こちらの施設は官庁街に立地しながらも、地域周辺住民に対して集会施設としての貸し出し、イベントを実施するというように、入所者と地域住民のふれあい、周辺の清掃というように地域への貢献をしているそうです。
その際に、保護司の方々と共に更生保護女性会(全国組織のボランティア団体だそうです)が、物心両面から支援しているという話がありましたが、八興社では更生保護女性会との繋がりが見えなかったこともあり、こういった支援を受け入れる体制作りも必要であるように思いました。
施設を見学している際に、施設長から犯罪を犯す人々は、複雑に絡み合った難しい家庭環境を抱え、幼い時に愛情を注がれずに育ったことによって、社会から逸脱して犯罪を犯すとの話しを聞くと、家庭における子育ての大切さを実感させられます。
各委員からもこういった話しを八興社の方々に聞いていただき、周辺住民との信頼関係を築く為に惜しみない努力が必要であると共に、周辺住民の方々にもた更生保護の必要性を感じていただきたいという話が出ており、私も両者の理解を深めることが今後最も重要であると感じました。
2日間における2ヶ所の視察でしたが、東京保護観察所立川支部に所属する保護観察官に視察先を紹介していただいただけあって、両施設共にあらゆる苦難を乗り越えて、周辺住民との信頼を得る為の小さな積み重ねを聞くことができたことは、八興社における更生保護施設と周辺住民のよりよい関係を構築する為に私も微力ながら努力したいと思います。
また、この視察には若手の議会事務局職員が同行しており、事前に2日間の交通ルートを入念にチェックしていただいたことによって、大変スムーズな移動ができたことは委員長として心から感謝したいところです。
視察終了後は、中央公民館で日本の未来を考える会の会合があり、今回は国立市わくわく塾を利用して、議会傍聴の方法や議会への陳情・請願の提出について、議会事務局次長と係長より説明を受けました。
両者の説明は難しい専門用語の部分を大変分かりやすく説明しており、あらゆる質問が飛び交っていました。わくわく塾では国立市政に関する、あらゆる事をこうやって丁寧に説明しておりますので、関心がありましたら是非とも市役所へお問い合わせください。