石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

10月16日 本日は国立市における公共施設マネジメントの取り組みについて研修を受けました

2015年10月16日 | Weblog
 こんにちは、国立市の公共施設老朽化に向けた対策を検討すべきと考えている石井伸之です

 本日は、午前中に昨日までの視察報告についてまとめ、午後からは表題の研修会に向かいました。

 研修会の内容はというと、老朽化していく国立市の公共施設の今後についてです

 国立市公共施設保全計画によると、昭和40年代の人口急増期に建設された小中学校の建て替えが急務の課題となっています。

 残存耐用年数を見ると、国立第一中学校の特別教室棟が8年、国立第二小学校校舎が9年となっています

 この資料を作成する為には、担当職員の大変な苦労があったことは間違いありません。

 コンクリート躯体の抜き取り調査を行い、アルカリ性から中性化していないか?コンクリート耐力が圧縮力を保っているか?鉄筋が錆びていないか?様々な角度から調査されています

 15ページを見ると、今後50年間の総額は686億円と書かれていました。

 一通り説明を受けた後、質問の時間となります。

 ここまで素晴らしい資料を作っていただいたことと、丁寧な説明に対する謝意を述べた後、作っていただいた資料に国や都、URの団地建て替えと言った国立市以外の建物老朽化による建て替えという視点が入っていません。

 現在矢川北都営住宅で、国立市内に関係する矢川保育園の建て替えが含まれているように、近くの関連する建物の建て替えにおいて、同時に国立市内の公共施設建て替えを行い、施設の共同化により負担額の減少を計ることが可能です。

 民間企業も含めて、公共施設の建て替えは単独で行うのではなく、極力他の施設や関連団体との連係によって、素晴らしい計画を作っていただくようお願いしました。

 また、小中学校体育館の建て替えについては、小学校単独で平屋の体育館建設が良いのか、民間や一般にも貸し出せる複層階のスポーツ施設を併設することによる賃料収入の確保による維持費軽減なども検討していただくように要望しました。

 しっかりと技術的な見地から公共施設の保全計画を作成したことは素晴らしい事だと思いますので、これを更に発展的に活用して欲しいものです。






 
 



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